2012年6月のデンマークです。この日は天気が良かったようです。デンマーク(シェラン島)の天気に関する印象ですが、一日の中でも結構目まぐるしく天候が変わる印象です。朝晴れていて、気が付いたら曇り、そして突然の雨、しばらくしたら日がさしていた・・・そんな日もしばしばありました。
(写真: 庭に設けられたトランポリン)
トランポリンには落下防止のネットが取り付いていましたが、半壊状態で危険だったので仲間と一緒に防護ネットのみを片付けてしまいました。3人の子供達やその友達が時々遊んでいました。
そう言えば、近所の男の子が時々この農家に泊まって行くこともありました。夕方頃、両親が子供を預けにくるのです。この家の次男坊の友達のようだったので11歳ぐらいでしょう。こうした習慣も私には珍しく感じたものです。田舎だから・・・の習慣なのでしょうか? これは聞き漏らしました。
(写真: 中庭から母屋方面を写したものです。)
左にある木々はかなりの樹高があります。中庭には芝生が敷き詰められています。21ha(ヘクタール)の農場面積ですから庭も広いですよね~。
(写真: 豚飼育フィールドと右奥にはジャージー牛が写っています。)
(写真: 牛の上付近に「かもめ」が飛んでいます。)
ここは海岸から20kmぐらい離れていますが、しばしば「かもめ」がやってきます。1・2羽ではなくて10~20羽ぐらいの群れをみることもありました。地上に降りて何かをついばんでいる様子も見られました。また、写真に収めることはできませんでしたが、「雉(きじ)」やその親子連れの姿を大麦畑で見かけることもありました。
(写真: 日差しが強い?)
空気が綺麗なので日差しが強く感じられます。6月、デンマークの子供達は「夏」と言っていました。冬が長い彼等にとっては、春が待ち遠しくて、夏の日差しも楽しんでいるようです。近所にサイクリングしに行くと、庭先で上半身裸のおじさんや、乗馬を楽しむ人々とすれ違います。私も挨拶します。「ハロー」とか「ゴッダウ」(略して”ダウ”だけの場合も)と交わします。
(写真: 豚さん)
前にも綴っていますが、両顎から袋状のものが垂れています。その機能は農場の奥さんも知らないのです。
(写真: ジャージー牛)
手前の黒いプラスチックバケットは飲料水バケットです。一つが100リットルぐらい入ります。朝夕の2回給水しますが、給水時にはほとんど水は残っていません。最初の頃は給水袋に水を入れて一輪か二輪の手押し車で運んでいましたが、途中で50mホースを買ってくれたので「運ぶ」作業は減りました。しかし、50mホースを4本ぐらいつないでいるので、水圧が落ちて勢い良くは出ないのです・・・。なので、3つのバケットに水を満たすのに10分ではできませんでした。
(写真: 子牛達も私の姿に慣れた頃でしょうか)
(写真: 大麦畑)
(写真: トレーラー付近がこの農場の入口)
農場へのアプローチ道路はトレーラーが写っている付近を左右に通っていて、右端の農場入口が突き当たりで終端となっています。ハイ、道はこの農場で終わっています。
(写真: 右側は隣家)
右側に写りこんでいるのは隣家(農場)ですが、周囲の農地は全てホスト農場が借り受けています。そして豚の餌はこの隣家の小屋内にあるサイロに保管しているので、私は朝夕の2回はこの隣家のサイロまで一輪車を曳いて餌を取りに行くのです。1回のフィーディング(給餌)に3往復することもありました。豚頭数や空腹度に応じて給餌量も変えるのです。途中からはその判断も私自身で行いました。
豚の餌ですが、一片が数ミリ長のペレット状のものです。成分は知りませんが、時々、大型のタンクローリーのような搬送車両がやってきて、直径20cmぐらいの搬送ホースをサイロに接続してエア搬送していました。空気で搬送するのです。20~30分ぐらいで搬送を終えていたようです。とても大きな車両(トラック)でした。
(写真: 農場前のアプローチ道路)
私が写している背中側が農場の入口になっていて、道はここで終わっています。
(写真: ダルメシアンの雄、名前はリアム)
リアムと名づけられています。体重は50~60kgぐらいはあるでしょうか。立ち上がって前足を私の両肩にかけてきます。このリアムの父親犬はデンマークのコンテストで優勝しているそうです。また、雌犬はビクトリアと言います。
(写真: アイスランド産の馬です。)
このグレーの馬はまだ少し若いようです。牧場内を散策中に私にアプローチしてきた馬です。
(写真: 預かっている馬)
毎日のように夕食を共にしていたおばさん所有の馬です。この牧場で預かっています。とてもガッシリした体型ですね。ホストの奥さんもこのおばさんも、週に1回は乗馬していました。私にも乗馬を薦めてくれましたが、落馬すると大変なので遠慮しました。チャレンジしても良かったかも知れません。
この農場に首都コペンハーゲンのレストランからシェフ7~8人がやって来たことがありますが、全員乗馬するのです。農場の前のアプローチ道路を使ってのゲームでした。乗馬した状態で片手に水を満たした大きなビールジョッキを持ち、その水をこぼさないようにして片道50mぐらいを往復するのです。こぼさずに持ち帰った水の量を計って、多いチームが勝ち・・・と言うゲームです。
中には、下馬する時、両手を空(くう)に突き出したまま、つまり、手を使わずに下馬して見せた手馴れもいました。それぐらい馬に親しんでいる国民のようです、デンマークは。
(写真: 家禽フィールド)
池のような水溜りが見えていますが、仲間と3人で掘って作ったものです。アヒル用です。こうした指示はホストの奥さんから出るのです。
(写真: 飼い猫)
この農場に猫は5匹います。鼠対策のようです。鼠を捉えた猫はその場で鼠を食べています。キッチン(リビング)で食べていたこともあります。普通・・・のことのようです。
一方で、犬も、子豚も、猫も、鶏も雛も・・・、皆同じ近辺を歩き回り、そして時にはじゃれ合うこともあります。猫が鶏の雛を襲うことはありません。猫は大きなダルメシアン犬に体を摺り寄せて甘えています。私にとっては珍しい光景に見えました、最初の頃だけですが。
(写真: ガチョウです。)
納屋の2階がネグラのようで、時折、大きな羽音を出して飛んでいます。鶏やアヒルよりも二周りぐらい大きいのです。
(写真: 母屋の屋根)
綺麗です。デンマークでも珍しい家屋でしょう。
改めて2012年のデンマーク滞在を思い出してみると、ちょっとした再発見(思い出し)があるものですね。
~続く~
(巻頭写真: デイジーの花・・・デンマークの国花です。)
(写真: 庭に設けられたトランポリン)
トランポリンには落下防止のネットが取り付いていましたが、半壊状態で危険だったので仲間と一緒に防護ネットのみを片付けてしまいました。3人の子供達やその友達が時々遊んでいました。
そう言えば、近所の男の子が時々この農家に泊まって行くこともありました。夕方頃、両親が子供を預けにくるのです。この家の次男坊の友達のようだったので11歳ぐらいでしょう。こうした習慣も私には珍しく感じたものです。田舎だから・・・の習慣なのでしょうか? これは聞き漏らしました。
(写真: 中庭から母屋方面を写したものです。)
左にある木々はかなりの樹高があります。中庭には芝生が敷き詰められています。21ha(ヘクタール)の農場面積ですから庭も広いですよね~。
(写真: 豚飼育フィールドと右奥にはジャージー牛が写っています。)
(写真: 牛の上付近に「かもめ」が飛んでいます。)
ここは海岸から20kmぐらい離れていますが、しばしば「かもめ」がやってきます。1・2羽ではなくて10~20羽ぐらいの群れをみることもありました。地上に降りて何かをついばんでいる様子も見られました。また、写真に収めることはできませんでしたが、「雉(きじ)」やその親子連れの姿を大麦畑で見かけることもありました。
(写真: 日差しが強い?)
空気が綺麗なので日差しが強く感じられます。6月、デンマークの子供達は「夏」と言っていました。冬が長い彼等にとっては、春が待ち遠しくて、夏の日差しも楽しんでいるようです。近所にサイクリングしに行くと、庭先で上半身裸のおじさんや、乗馬を楽しむ人々とすれ違います。私も挨拶します。「ハロー」とか「ゴッダウ」(略して”ダウ”だけの場合も)と交わします。
(写真: 豚さん)
前にも綴っていますが、両顎から袋状のものが垂れています。その機能は農場の奥さんも知らないのです。
(写真: ジャージー牛)
手前の黒いプラスチックバケットは飲料水バケットです。一つが100リットルぐらい入ります。朝夕の2回給水しますが、給水時にはほとんど水は残っていません。最初の頃は給水袋に水を入れて一輪か二輪の手押し車で運んでいましたが、途中で50mホースを買ってくれたので「運ぶ」作業は減りました。しかし、50mホースを4本ぐらいつないでいるので、水圧が落ちて勢い良くは出ないのです・・・。なので、3つのバケットに水を満たすのに10分ではできませんでした。
(写真: 子牛達も私の姿に慣れた頃でしょうか)
(写真: 大麦畑)
(写真: トレーラー付近がこの農場の入口)
農場へのアプローチ道路はトレーラーが写っている付近を左右に通っていて、右端の農場入口が突き当たりで終端となっています。ハイ、道はこの農場で終わっています。
(写真: 右側は隣家)
右側に写りこんでいるのは隣家(農場)ですが、周囲の農地は全てホスト農場が借り受けています。そして豚の餌はこの隣家の小屋内にあるサイロに保管しているので、私は朝夕の2回はこの隣家のサイロまで一輪車を曳いて餌を取りに行くのです。1回のフィーディング(給餌)に3往復することもありました。豚頭数や空腹度に応じて給餌量も変えるのです。途中からはその判断も私自身で行いました。
豚の餌ですが、一片が数ミリ長のペレット状のものです。成分は知りませんが、時々、大型のタンクローリーのような搬送車両がやってきて、直径20cmぐらいの搬送ホースをサイロに接続してエア搬送していました。空気で搬送するのです。20~30分ぐらいで搬送を終えていたようです。とても大きな車両(トラック)でした。
(写真: 農場前のアプローチ道路)
私が写している背中側が農場の入口になっていて、道はここで終わっています。
(写真: ダルメシアンの雄、名前はリアム)
リアムと名づけられています。体重は50~60kgぐらいはあるでしょうか。立ち上がって前足を私の両肩にかけてきます。このリアムの父親犬はデンマークのコンテストで優勝しているそうです。また、雌犬はビクトリアと言います。
(写真: アイスランド産の馬です。)
このグレーの馬はまだ少し若いようです。牧場内を散策中に私にアプローチしてきた馬です。
(写真: 預かっている馬)
毎日のように夕食を共にしていたおばさん所有の馬です。この牧場で預かっています。とてもガッシリした体型ですね。ホストの奥さんもこのおばさんも、週に1回は乗馬していました。私にも乗馬を薦めてくれましたが、落馬すると大変なので遠慮しました。チャレンジしても良かったかも知れません。
この農場に首都コペンハーゲンのレストランからシェフ7~8人がやって来たことがありますが、全員乗馬するのです。農場の前のアプローチ道路を使ってのゲームでした。乗馬した状態で片手に水を満たした大きなビールジョッキを持ち、その水をこぼさないようにして片道50mぐらいを往復するのです。こぼさずに持ち帰った水の量を計って、多いチームが勝ち・・・と言うゲームです。
中には、下馬する時、両手を空(くう)に突き出したまま、つまり、手を使わずに下馬して見せた手馴れもいました。それぐらい馬に親しんでいる国民のようです、デンマークは。
(写真: 家禽フィールド)
池のような水溜りが見えていますが、仲間と3人で掘って作ったものです。アヒル用です。こうした指示はホストの奥さんから出るのです。
(写真: 飼い猫)
この農場に猫は5匹います。鼠対策のようです。鼠を捉えた猫はその場で鼠を食べています。キッチン(リビング)で食べていたこともあります。普通・・・のことのようです。
一方で、犬も、子豚も、猫も、鶏も雛も・・・、皆同じ近辺を歩き回り、そして時にはじゃれ合うこともあります。猫が鶏の雛を襲うことはありません。猫は大きなダルメシアン犬に体を摺り寄せて甘えています。私にとっては珍しい光景に見えました、最初の頃だけですが。
(写真: ガチョウです。)
納屋の2階がネグラのようで、時折、大きな羽音を出して飛んでいます。鶏やアヒルよりも二周りぐらい大きいのです。
(写真: 母屋の屋根)
綺麗です。デンマークでも珍しい家屋でしょう。
改めて2012年のデンマーク滞在を思い出してみると、ちょっとした再発見(思い出し)があるものですね。
~続く~
(巻頭写真: デイジーの花・・・デンマークの国花です。)