ジローのヨーロッパ考

デンマークやドイツの農家に長期(?)滞在、体験したり感じたことを綴ります。

アイスランド(Iceland): Norwegian cat accidentally travels to Iceland

2018-06-30 13:40:18 | 日記
2018年6月30日(Sat.) 昨日は夜になって大雨、今日は終日の曇り予報ですが、日が差したり、通り雨があったり、まるで猫の目のようにめまぐるしく変わっています。

さて、アイスランドで一匹の猫が話題になっています。 ( ニュースソース: iceland monitor 6月29日発 )

<原文の一部>
Norwegian cat accidentally travels to Iceland in container
ノルウェーの猫が、誤ってアイスランドまで来てしまいました、コンテナーで。


Pus the cat in Iceland. Screenshot/ NRK (注: Pus = 猫の名前、アイスランドで撮影されたもの )

A cat got itself locked inside a container in Ålesund, Norway and was transported to Iceland on a ship. An Icelandic family moving back to Iceland found it in the container, hungry, skinny and rather hairless when they opened it yesterday.

As the Norwegian national radio reports, the cat was seven years old and owned by Greta Hove. He'd never strayed from home before but on June 9th he disappeared without a trace and Hove became worried. She put up ads all around her area to no avail.

(抜粋)Ålesund, Norway でコンテナー内に入り込んでしまった猫、船でアイスランドに運ばれてしまいました。 アイスランドのファミリーが昨日(28日)発見した時には、腹ペコ、やせ衰えて、毛が抜け落ちた状態でした。
ノルウェーの国営ラジオによると、この猫は7才、Greta Hove が飼い主です。 この猫(オス、he )は、これまで道に迷うようなことはありませんでしたが、6月9日に何の痕跡もなくいなくなってしまい、飼い主(彼女)は心配していました。 彼女は捜し求めていましたが、その甲斐はありませんでした。 

But when Aldís Gunnarsdóttir and her family opened the container in Iceland there were cat hairs all over the place. Speaking to NRK she says that she realised that a cat had gotten into the container. "But we couldn't find it and I was afraid it was dead."

They removed almost all the furniture and finally spotted Pus the cat. He was hiding in a corner, very frightened, very skinny and had lost a lot of fur.

Gunnarsdóttir didn't recognise the cat but realised that he probably belonged to some former neighbour in Ålesund. She posted a photo of him on Facebook and soon after, Hove found her beloved cat.

Hove is thrilled to have found Pus alive but getting him home has been a bit difficult as he first needs to be vaccinated in Iceland and receive official cat travel documentation. She hope to have him back home in a few days time.

(抜粋)しかし、アイスランドの一家がコンテナーをアイスランドで開けた時、そこらじゅうに猫の毛が散乱していました。 最初、猫は誤ってコンテナーに入ってしまい、そしてその中で死んでいるのではないかと心配したと言います。
彼等は荷物(家具)を全て出し、やっとPus(猫の名前)を見つけました。 彼(猫)は隅っこに隠れていたのです。 とても怯えて、やせ衰えて、多くの毛が抜けていました。
この猫の写真を撮ってFB(フェイスブック)に投稿しました。 ほどなく、飼い主の Hove が愛すべき猫を見つけたのです。
Hove は Pus を生きて発見できて大喜びしました。 しかし、彼(猫)を家に連れ戻すことは少しばかり難しいのです。 猫はワクチンが必要(アイスランドで)で、書類も必要とのことです。 飼い主は、数日内に彼(猫)を家に連れ戻すことを期待しています。 (一部、意訳。 原文を読み流して下さい。)


ノルウェーの Ålesund と、アイスランド、また、周辺国の位置は下の地図で確認できます。 ( 出典: Google Earth )


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この Pus が行方不明になったのが6月9日、発見されたのが28日なので約20日間も飲まず食わずの状態だったのでしょう。 良く生き延びていたものです。 願わくは、特別な配慮で、即刻、飼い主の元へ送り返してやってもらいたいものです。

また、FB などの SNS も、こうしたところで役に立つのもいいですね。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



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アイルランド(Ireland): train hits a herd of cows

2018-06-29 18:08:46 | 日記
2018年6月29日(Fri.) 未だ、眠い方も多いのかも知れませんね、今日は。 World Cup で、日本はかろうじて(?)決勝トーナメント出場になりました。 但し、手放しで大喜び出来たでしょうか、若干はスッキリしない点もありますが・・・。 とは言うものの、ファイナルへの出場に変わりはなく、7月3日(火)午前3時のキックオフが楽しみです。 まァ、当日は仕事にも影響が出ないわけはない・・・と考えるべきでしょう(しかし、安全第一でお願いします)。

さて、時々、類似の事故を見かけます、アイルランドに限ったことではありませんが。 ( ニュースソース: The Liberal.ie 6月28日発 )

<原文の一部>
Rail services between Dublin and Galway disrupted after train hits a herd of cows
(注: 牛の群れと衝突)



A number of rail services between Dublin and Galway were disrupted this afternoon, after a train hit a herd of cows.

It is understood that a train servicing the Dublin Heuston to Galway line collided with the animals near Tullamore, Co. Offaly, at around 4.30pm.

Rail commuters in the west of Ireland have been advised to expect delays for a time today.

(超抜粋)Dublin と Galway の間の列車運行が、今日(28日)の午後混乱しています。 牛の群れと衝突したためです。 事故は Tullamore, Co. Offaly 近くで、午後の4時30分頃に発生しました。 アイルランド西部の鉄道利用客は、本日、しばらくの間( for a time )影響を受けると伝えられています。

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牛の群れと表現されていますので、複数の牛に犠牲が出たのでしょう。 線路柵がない場所があるのでしょうか、多分。

そう言えば、2012年にデンマークの農場(広さ21ヘクタール)に滞在した時は、いくつかの電柵の敷設作業も手伝いました。 また、そのワイヤー張り作業を23時ごろに手伝ったこともあります。 流石に、ほぼ真っ暗に近い中での作業でした(子豚の逃走防止用)。

こうした電柵などが周囲に設置されていれば良いのですが、牛のためにも。



さて、昨日は高校時代の友人たちと飲み会を楽しみました。 先日の当ブログにも記述しましたが、アレクサンドル・ジノヴィエフの言葉が重なって思い出されました。 「人生は一瞬だ」 と。 だからこそ、悔いのない、抑圧・圧政もない自由の中で、楽しい人生を過ごしたいものです(自分だけでなく)。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



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アイスランド(Iceland): losing to Croatia

2018-06-27 18:18:26 | 日記
2018年6月27日(Wed.) 終日の曇り予報になった今日、急遽、残りのジャガイモの収穫をしました。植え付けをして100日を超えており、前回よりは、やや大きめのイモが収穫できたようです。 今年のジャガイモの収量は、合計で30kgぐらいでした。

ところで、畑にはハーブ・エリアが僅かに設けてあるのですが、オレガノが薄紫の小さな花を一斉に咲かせており、蝶やミツバチがかなりやってきています。 また、イタリアンパセリは花が終わって多くの種子を実らせているのがわかりますが、その中にはキャタピラーと呼ばれる縞々模様のイモムシがいます。 知らないと気持ち悪く見えてしまうかもしれませんが、これはキアゲハで、良く見かけるナミアゲハよりは黄色がかった蝶です。

我が家のクライン・ガルテン(小さな菜園)は、有機栽培・無農薬にこだわっていますので、こうした受粉虫にも安心です。 他の畑も同様に・・・と願いたいところですが、大量生産での農薬や化学肥料使用は避けられないのでしょうか・・・。



さて、昨日の当ブログは World Cup にも関連した内容でした。 デンマークはフランスとドローとし、決勝トーナメントに進出決定しました(Cグループ)。 そしてアイスランドはクロアチアに負けてしまい、ファイナルへの出場を逃しました(Dグループ)。 その内容を短く伝えています。 ( ニュースソース: iceland monitor 6月26日発 )

<原文の一部>
Iceland's World Cup adventure over after losing to Croatia


mbl.is/Valli

Iceland's first time at the World Cup ended tonight after a hair- raising match against Croatia which ended in 2:1 for Croatia.

Many squad members were teary eyed when the final whistle was blown.

(抜粋)初めてのワールドカップとなったアイスランドですが、クロアチアとの身の毛もよだつ( hair- raising ) 試合で今夜終わりました。 2:1で終わりました(負けました)。 多くのチーム・メンバーは、終了のホイッスルが吹かれた時、涙目でした。

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アイスランドは小さな国でしょうが、デンマークが言われているように、”Denmark is not big, but great!" この Denmark を Iceland に置き換えても通じるのかも知れません。 もっとも、アイスランドのことについては、全く知らないに等しい状況です、今は。



さて、少し前に見かけて、印象に残っていた標語(宣言書)があります。 これは、いつも利用する図書館に掲げられているものです。


出典: 日本図書館協会

こうした宣言書に近いものが、NHKにあって欲しいものですが、どうなんでしょうか。 政権におもねいた運用が明らかにされていますので、もっと中立・公正な報道に徹して欲しいものです、いや、そうすべきです。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



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デンマーク(Denmark): Roskilde Festival

2018-06-26 18:56:09 | 日記
2018年6月26日(Tue.) ワールドカップが盛り上がっていて、決勝トーナメント出場チームも次第に決っているようですね。 一方、EU最大の音楽の祭典の一つ、ロスキレ・フェスティバルの開催も迫っています(開催期間6月30日~7月7日)。

そんな中での両イベントに関係する話題が報じられています。 ( ニュースソース: CPH POST ONLINE 6月26日発 )

<原文の一部>
Roskilde Festival to show World Cup games
ロスキレ・フェスティバルはワールドカップ・ゲームを見せます。

Music fans won’t miss out on the football this time
音楽ファンは、今回のサッカーを見逃したくありません。


Relax, there will be footy on (photo: Roskilde Festival)

June 26th, 2018 9:17 am| by Christian W
It’s been in the air for quite some time now, but Roskilde Festival has finally made the decision with days to go before the gates open to fans.

And it’s good news for those who enjoy football as well as music because festival organisers revealed today that they will indeed be showing all the World Cup games from Saturday June 30 until the end of the festival.

“Watch the World Cup at Roskilde Festival 2018. We’re happy to announce that we will be showing all World Cup games on a huge screen in East City,” Roskilde Festival wrote on Facebook.

(抜粋)長いことはっきりしていませんでしたが、ロスキレ・フェスは開催前に決定しました。 それは、音楽同様にサッカーを楽しむファンにとって朗報です。 何故なら、主催者は、ワールドカップ・ゲームを土曜日の6月30日からフェス終了日(7月7日)まで見せると言うものです。
「ロスキレ・フェス2018でワールドカップを見よう。 このようにアナウンスできることは喜びです。 この東の街(注: ロスキレ、シェラン島)の巨大なスクリーンで見せます。」 と、FBで発表しました。

12 games on show
Eight last-16 matches will be shown this coming Saturday, Sunday, Monday and Tuesday, which are so-called warm up days at the festival, while four quarterfinals will be shown the following Friday and Saturday, while the festival is in full swing.

Denmark fans will thus have a chance to see their team in action should they progress from Group C today.

Should the Danes beat France and win the group, Denmark will play the second placed team from Group D – likely one of Nigeria, Argentina or Iceland – on Saturday at 16:00.

In case of a draw or Peru not losing to Australia, the Danes will face Group D winners Croatia on Sunday at 20:00. An Australia win coupled with a Denmark loss will see a lot of disappointed football fans at the music festival.

(超抜粋)12ゲームを見せる: 16試合中の8試合を、今度の土、日、月、火曜日で見せます。 フェスではワームアップ期間と呼ばれています。 続いて、準決勝は金曜日、土曜日に見せますが、フェスの方は最高潮の中にあります。
デンマークのファンは、グループCでの経過を見ることができます。 デンマーク人はフランス人を打ちのめし、このグループの勝者になれるか。 
(以下、和訳略。 グループDにはアイスランドも入っています。)

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ロスキレは、首都コペンハーゲンの西方30kmぐらいの場所にあり、ロスキレ大聖堂やバイキング博物館などがあります。 2012年のデンマークの農場滞在の直前に同地を歩いています。 フェスは有名で、多くの人々が参加するようですが、一方で、トイレ問題などもあって、その問題解消にも当っていると伝えるニュースもありました。

いずれにしても、音楽もワールドカップも両方見たい人は少なくないと思いますので、実に朗報と言っていいでしょう。 しかし、各国からの参加者がいると思われますので、行き過ぎた応援や騒動にならないことを願いますし、逆に、試合を楽しみながら互に健闘を讃え合う友好や精神性を見せて欲しいものです。



日本も、この木曜日の夜には決勝トーナメント出場を賭けた試合があります。 友人のいるポーランドは敗退が既に決定していて残念ではありますが、まア、これはスポーツの世界のことなので、楽しむ精神的な余裕も欲しいものです。 熱くなり過ぎるのも注意・・・ですね。



そうそう、Dグループにいるアイスランド、現在1分1敗で、第3節に望みを託していることでしょう。 決勝Tへの出場を願っています!

人と人に、つながりが出来れば、そしてそれが広がれば、世界も平和に向うことでしょう。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



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臨時: Iceland

2018-06-25 17:26:01 | 日記
2018年6月25日(Mon.) 梅雨の真っ只中だと言うのに、今日の気温は35℃超え、車で走行中は36℃表示の区間もありました。(愛知県平野部) そんな中、名古屋の名東区に珍しい店があると聞いてランチを食べに行ってきました、家内と。

店の名前は ”Iceland Market” です。 (当サイトでしばしば扱う ”Ireland ” とは異なりますので、ご注意を! )

今年(2018年)の4月27日にオープン、2ヶ月ほどが経ったばかりで、まだ生まれてホヤホヤと言う感じでしょうか。 ランチ・メニューは限定的ですが、ライ麦パンを使ったオープンサンドは、その食材の味も一つ一つが際立っていて、美味しくいただくことができました。

ちなみに、Ireland は、イギリスの西側に海峡を隔てて側にありますが、Iceland は、もっと北方で、北緯66度付近にあります。 通常、北欧4カ国と言うと、デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フィンランドを示しますが、北欧5カ国と表現する場合はアイスランドが加わることになります。
各国旗もノルディック・クロスを基本としており、その歴史的背景に違いはあるものの、共通点も少なくないと言うことでしょう。

尚、この ”Iceland Market” 内にはショップも併設されていて、Iceland 製のウェア(ブランド: 66° = 北緯66度からネーミング)なども販売されています。

今後、様々な企画・イベントなどを通して、Iceland との橋渡しなどをして行きたいとのお話しも少しだけ聞かせていただきました。

HPがありますので、覗いてみては如何でしょうか(定休日情報等にもご注意を)。 HPはこちら



と言うことで、今日は Iceland のサイトを検索してみました。 ( ニュースソース: iceland monitor 6月23日発 )

<原文の一部>
Bathe in dew on Midsummer's Night in Iceland
アイスランドの夏至の夜、露に浴びる(直訳)


Midnight in Reykjavik last year on Midsummer's Night. Kristján Kristjánsson
レイキャビク(首都)での夏至の夜、昨年の。

Jónsmessa, or Midsummer's Night is celebrated on June 24th and is shrouded in a mysterious veil of folklore. However, the real midsummer's night is actually on June 21st, the longest day of the year when the sun never sets in Iceland.

Bathing in dew is referring to is a folkloric tradition in Iceland which says that it's healthy to bathe in the dewy grass on the eve of Jónsmessa. Icelandic folklore also states that on this night, cows gain the power of speech and seals become human. And if you sit on a crossroads where all four roads lead to separate churches at night, elves will attempt to seduce you with gifts and food.

Tonight the sun sets at 12:03 AM in Iceland and rises again at 02:56 which means that actually there is no real darkness, just a bit of twilight. Unfortunately though it's a rainy day so the chances of watching the midnight sun are slim.

Hiking on Midsummer's Night is very popular with Icelanders who like to spend the evening immersed in nature on top of a mountain.

(超抜粋)6月24日に祝される夏至の夜は、民間伝承の神秘のベールに包まれています。 しかし、本来の夏至は6月21日です。 アイスランドでのそれは一年の中で日中が一番長い日で、且つ、太陽は沈みません。
Bathing in dew は、アイスランドの民間伝承的な伝統で、この夜に露に濡れた草に浴することが健康に良いとされているものです。 また、牛は話す力を得たり、アザラシは人間になるとも伝えられています。 そして、この夜に、もし貴方が4方の先に教会がある十字路に座ると、妖精たちが贈り物や食べ物で貴方を誘惑することでしょう。
今夜、日没は午前12:03、そして日の出は午前2:56。 つまり、真っ暗になることはありません。 しかし、残念ながら、雨降りになっていますので、夜中の太陽を見るチャンスは少ないでしょう。
夏至の夜のハイキングはアイスランド人にはとても人気のあることで、山の上で自然に身をゆだねることが好きな人達なのです。(一部、意訳)

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私が滞在したデンマークは北緯55度付近、そして、アイスランドは北緯66度付近と言うことで、夏至には太陽は沈まないに等しいようですが、逆に冬季は厳しいものがあるのでしょうね。

また、アイスランドで思い出すものが一つありました。 それはデンマークの農場で飼っていたペットの馬(約10頭)。 これらはアイスランド産だと聞かされました。 タテガミが凄く長くて目が隠れてしまうほどで、冬の寒さにも強く、雪の中でも耐え得る品種だと・・・。



ちなみに。アイスランドでWWOOFしてきたと言う女子にデンマークで会っています(2012年)。 WWOOFで現地に滞在することも選択肢の一つかも知れません。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



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