ジローのヨーロッパ考

デンマークやドイツの農家に長期(?)滞在、体験したり感じたことを綴ります。

アイルランド発(datelined Ireland): Shocking

2018-04-30 18:49:30 | 日記
2018年4月30日(Mon.) 畑のジャガイモに土寄せをしてきました。 品種によってバラツキはありますが、100%発芽しています。 一方、ニンニクは花芽が伸びてきたのでカット、5月の中旬には収穫するタイミングになると思われます。

さて、移民をめぐるトラブルの一つですが、こうした報道に接すると、移民受け入れ政策も考えさせられてしまいます。 内容がショッキングなので概略のみの和訳にします。 原文を読み流して下さい(スウェーデンでの事件)。 ( ニュースソース: THe Liberal.ie 4月29日発 )

<原文の一部>
Shocking – Migrant rights activist gets brutally raped by two migrants


A Swedish woman in 40’s who actively works to stop the deportation of migrants in the country, including those who have committed crimes, has been brutally raped and sexually assaulted by two Afghan migrants.

Anwar Hassani and Fardi Hesari, both 18, met the do-gooder activist outside a hotel in the southern Swedish city of Ljungby. The woman approached them men and explained her activist work on behalf of migrant rights groups.

The woman returned to the living facilities the Swedish government provides for migrants with taxpayers money where she drank until the early hours of the morning.

During the night she was then raped, vaginally and anally, by Hassani and separately sexually assaulted by Hesari.

Hassani received a 15-month- prison sentence for the brutal rape while Hesari received a 3-month suspended sentence.

The unnamed woman remarked to police that she is unlikely to continue her activist work for migrant rights in Sweden.

(超抜粋)加害者は二人で、被害者は40代のスウェーデン人女性です。 この女性は移民の権利を護る活動家であって、その人がアフガン移民(二人とも18歳)から残酷な暴行を受けたものです。
悪質な男の方には15ヶ月の刑期が科せられました。 また、被害者の彼女は、この仕事を続けられそうにないと警察に語っています。

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恩を仇で返すような仕打ちは絶対にしてはならないでしょう、これに限らず。 また、こうした犯罪に対する刑は、もっと厳しくすべきだと思います。 加害者(犯罪者)の人権云々が言われることがありますが、故意に行った行為に対しては重罰にすべきだと思います。

犯罪の種類は異なりますが、詐欺行為で老人等から多額の金銭を騙し取るなども悪質極まりないものであり、単なる詐欺事件としての扱いではなく、極刑に近い罰を科すべきでしょう。(あくまで、”故意” にやっているからです。 過失による事故等は別。) そうでないと、犯罪は繰り返されます。

世の中の不条理に対して、適切な司法判断があって良いと思いますが、今の日本国内の事例を見ていると、司法は社会正義を護っているのかと疑念が湧くことが少なくありません。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



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ドイツ発(datelined Germany):  ban bee-killing pesticides

2018-04-29 18:10:51 | 日記
2018年4月29日(Sun.) 唐突ですが、農業分野においても、EUの動静は納得できますが、日本のそれは種子法なども首を傾げる内容になっています。 一体、安倍政権は誰のための政治を行っているのでしょうか。

さて、殺虫剤の使用禁止が拡大されています。 ( ニュースソース: DW-DE 4月27日発 )

<原文の一部>
European Union votes to ban bee-killing pesticides
EUはミツバチを殺す殺虫剤の禁止を可決します。

The EU has expanded a ban on three neonicotinoid pesticides, now completely barring their use outside. The vote comes after the EU's food safety watchdog found the pesticides pose a risk to bees.
(抜粋)EUは3つのネオニコチノイド殺虫剤に関し禁止を拡大しました。今や、完全に屋外での使用を禁止します。 これはこの殺虫剤がミツバチに危険をもたらすことがEUの食品安全監視機構によって確認されたことによる決定です。(一部、意訳)



An expert panel of representatives from the European Union's 28 member states voted on Friday in favor of extending a ban on three neonicotinoid pesticides that researchers warned have negative impacts on bee populations.

"Member states' representatives have endorsed a proposal by the European Commission to further restrict the use of three active substances ... for which a scientific review concluded that their outdoor use harms bees," the European Commission said in a statement.

(抜粋)EU28カ国の代表者による専門家パネルは、金曜日(27日)に、3つのネオニコチノイド殺虫剤の禁止の拡大を可決しました。 研究者によると、この殺虫剤はミツバチの生息数に悪い影響を与えると警告されているものです。
メンバー国の代表者は、この物質の使用を厳しく制限することを承認しました。 科学者によると、これらの屋外での使用はミツバチに危害を与えるとしています。

The approved proposal calls for a full outdoor ban of three substances: imidacloprid which was developed by Germany's Bayer CropScience, clothianidin created by Bayer CropScience and Japan's Takeda Chemical Industries, as well as thiamethoxam from Switzerland's Syngenta.

"All outdoor uses will be banned and the neonicotinoids in question will only be allowed in permanent greenhouses where exposure of bees is not expected," the statement said.

(抜粋)この3つの物質の屋外での使用を禁止を呼びかけるものです。: imidacloprid は Germany's Bayer、clothianidin は Bayer と Japan's Takeda Chemical (武田化学)、thiamethoxam は Switzerland の Syngenta です。
屋外での使用は禁止になる予定で、問題のネオニコチノイドは、ミツバチへの曝露のない完全なビニールハウス内(注: 密閉構造)でのみ許される予定です。

Harmful to bees
The three neonicotinoids, a class of pesticides based on the chemical structure of nicotine, have been widely used in agriculture over the past 20 years.

Unlike other pesticides which remain on the surface of plant foliage, neonicotinoids are absorbed into the plants, meaning that they kill off aphids and grubs, but also have an impact on other insects as well.

In February, the European Food Safety Authority released a report stating that "most uses" of the neonicotinoid pesticides posed a serious risk to bees.

Other studies found that the chemicals can lower bees' resistance to disease and causes them to become disoriented, meaning they cannot find their way back to their hives.

(抜粋)ミツバチに有害: このニコチンからなる化学構造をベースにした殺虫剤3種は、過去20年間以上にわたって農業で広く使用されてきました。
植物の葉の表面に残留する殺虫剤と違って、ネオニコチノイドは植物の内部に浸透するものです。 これはアブラムシや地虫を殺すだけでなく、他の昆虫にも同様に作用するものです。
2月、EUの食品安全当局は発表しました。 多用されているネオニコチノイド殺虫剤はミツバチを深刻なリスクにさらすと。
他の研究によると、この化学物質は、ミツバチの病気に対する抵抗力を弱めるし、方向感覚を失うことになって、つまり、彼等は巣に帰れなくなってしまうことが判明しています。

・・・ 原文サイトはこちら ・・・

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ネオニコチノイド(通称: ネオニクス)の有害性は以前から報じられてきていますが、EUは本格的な禁止に動くようです。 ここではミツバチと訳しましたが、広く蜂全体を意味するでしょうし、さらには受粉虫である蝶なども死滅に追いやっていると考えられています(過去の報道による)。

この結果、食物連鎖にある野生の鳥類がEUで激減しているとの状況も既に報道されてきています。



日本の政治・行政は、本質的な問題を直視しての判断になっているのでしょうか。 様々な、本来あり得ないような不祥事、それも過失ではなくて意図的に行っている不正行為などからは、不安が広がるばかりです。 

また、あれほど言行不一致の答弁を見せられると、安部はパラノイア(偏執症)ではないかと思えるくらいです、病的です。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



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アイルランド発(datelined Ireland): ABBA will release new music

2018-04-28 17:28:16 | 日記
2018年4月28日(Sat.) 日本では沖縄や愛知県などで 「はしか」 の感染が報道されていますが、EUではUK(イギリス)を始めアイルランドなどでも outbreak が報じられています(UKで250例、アイルランドで65例以上)。 重症化する例もあるようなので、十分に気をつけて下さい。

さて、懐かしいグループ名が目に留まりました。 ( ニュースソース: The Liberal.ie 4月27日発 )

<原文の一部>
The legend returns, sort of: ABBA will release new music after a 35 year-long hiatus via ‘Abbatars’
(抜粋)35年間の中断を経てABBAが新しいミュージックをリリースする予定です。‘Abbatars’



Legendary pop music band ABBA has announced the release of two brand new songs ahead of an upcoming ‘Abbatar’ tour.

The band’s manager said that virtual avatars of the four members are being created, and these entities will sing the new songs during a digital tour that will take place in 2019 or 2020.

It is understood that the ‘Abbatars’ will depict how the four members of the band looked at the pinnacle of their fame.

ABBA sold over 400m records throughout their career, which spanned two decades. Their last performance happened in 1986.

(超抜粋)伝説のポップ・ミュージック・バンドのABBAが二つのブランドの新曲をリリースすると発表しています。 マネージャーによると、4人のメンバーによるバーチャル・アバターが構成され、2019年か2020年にデジタル・ツアーで歌われる予定だとしています。
この‘Abbatars’は、彼等の名声が絶頂の時のもので描かれる予定と考えられています。
ABBAは、その20年の活動の間に400百万(4億)枚のレコードを販売しました。 彼等の最後の興行は1986年のことでした。

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若い世代にはなじみは少ないかも知れませんが、多くのファンが今もいるのではないでしょうか。 どんな曲が映像とともにリリースされるのでしょうか? あのサウンドが再び蘇るのでしょうか・・・。



社会の不条理や不安などに対する苛立ちなどがない状態で、2019・2020年を迎えていたいものです。 気分よくABBAの歌声が聴けることを願っています。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



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アイルランド(Ireland): a suspect device is found

2018-04-27 18:15:23 | 日記
2018年4月27日(Fri.) いよいよ楽しみなGWに突入しますが、はしかの感染拡大の心配は続いています。 今朝の報道によると、愛知県内での感染者は10人とされています。

さて、詳しくは調査中とのことですが、爆発物らしきものが発見されて住民の避難騒ぎになっているようです。 ( ニュースソース: The Liberal.ie 4月27日発 )

<原文の一部>
Investigation underway after a suspect device is found at a Waterford home
Waterford の家で疑わしい装置が発見され調査が行われています。



Gardaí in Waterford have launched an investigation after a number of residents had to be evacuated from their homes following a bomb scare on Thursday.

The investigation comes after a non-viable device was discovered at a house in the Scyamores Estate on the Dunmore Road, at approximately 3.30pm yesterday afternoon.

Although thankfully no one was injured in the incident, Gardai say The Army Explosive Ordnance Disposal team were called to remove the suspect device.

It is not yet known how the device ended up at the premises, but Gardai say an investigation into the incident is currently ongoing.

(抜粋)木曜日、爆発物の可能性があることから多くの住民が家から避難し、そして Waterford の警察は調査を開始しています。 これは昨日(木曜日)の午後3時半頃に発見されたものです。 しかし、幸いなことに、この事件での負傷者は出ていません。 警察の発表によると、軍の爆発物処理チームが呼ばれて疑わしい装置の除去に当っています。
この装置が施設内でどうなったかはまだ明らかになっていません。 本件に対する調査は続行中の状況にあると警察は語っています。

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ほとんど内容がわかりませんが、大事に至らないことを願っています。



一方、今日は朝から朝鮮半島での南北対話の件で持ちきりです。 信じたいのですが、信じることが出来る相手なのか・・・。 「ウソをつく筈がありません、最高責任者だから」 と言った人物が、虚言ばかりでは信じられる筈もありませんし。 あ、これは日本の話です。

しかしながら、国民や人民レベルでは、大半が真の平和を望んでいることでしょう。 

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



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アイルランド(Ireland): manhunt underway

2018-04-26 18:32:40 | 日記
2018年4月26日(Thu.) 愛知県における ”はしか” の感染は8人まで広がっており、感染拡大の懸念が膨らむばかりです。 早期段階での正確な情報開示が望まれます。

さて、子供の敵はアイルランドにもいるようです。 ( ニュースソース: The Liberal.ie 4月26日発 )

<原文の一部>
Garda manhunt underway way after a suspected paedophile targeted four young girls on the Luas
アイルランド警察は、ルアス(注: ダブリンの路面電車)での4人の少女に対する小児性愛者の疑いで犯人捜査を行っています。



Gardai in Dublin have launched an investigation a suspected paedophile is alleged to have targeting four young girls on the Luas line.

According to TV3 News, who have quoted the Sun Newspaper, the suspected paedophile has been targeting a number of teenage girls over the past month.

It is reported that Gardai are currently reviewing CCTV footage in the hunt for the man, after the girls were allegedly approached by the man on the Green Line which travels from Sandyford to the city centre.

One of the girls has even made an allegation claiming the man put his hand up her skirt whilst she was waiting at a stop.

Gardai say investigations are currently onging, but they have reminded the public to be extra vigilant whilst travelling in the area and urged anyone who may have been inappropriately approached to come forward and report the incident to the Gardai.

(抜粋)ダブリンの警察が捜査を開始しています。 この小児性愛者の疑いの人物は、ここ1ヶ月以上にわたって多くのティーンの女子をターゲットにしています。 現在のところ、Sandyford から city centre に向う路線である Green Line に関して調べが進められています。
一人の少女は、停留所で待っている時に、この男によってスカートを上げられました。
捜査は継続中であり、大衆に対しても特別な注意を払うよう求め、当該地区における不審行為を見かけた場合には警察に連絡して欲しいとしています。

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一種の痴漢行為であり、少女を狙っているところから、かなり卑怯な・悪質なタイプとも言えるのでしょう。 これに限らず、女性に対するセクシャル・ハラスメントも許されるものではありません(女性対象とは限定できませんが)。



ところで、あの財務事務次官のセクハラ疑惑に関し、財務省が、財務省の指定する弁護士に申し出るように公言したことは重大な誤りであり、全く看過することは出来ません。 つまり、弁護士は依頼人の利益最大化を図る存在であり、加害者(疑われる)側の指定する弁護士に、被害者側が申し出よとするのは論外なのです。 こんな理屈もわからない筈はない財務省の言行は、権力を笠に着た恫喝そのものであると弾劾されるべきものです。



一方、TOKIOの山口が強制ワイセツとかで騒がれていますが、それよりも、もっと不可思議な別の山口(記者)の事案をマスコミは取り上げてしかるべきでしょう。 警察機構が起訴を見送ったとの判断には、被害者そのものが世界に訴えているぐらいですから疑念が残りますし、疑惑解明・訴追などを行うべきものと思われます。

総じて、安倍政治の下では、権力に組する連中に対し、特別の措置がとられているようにしか見えません。 森友も加計も、財務事務次官のセクハラ疑惑も然りです。 合わせて、これらの事象に対して 「ウミを出し切る」 と、病巣である本人が言い切るなどは異常の極みとしか言えません。

思うに、特権階級(資本家・経営層・官僚など)と、時の権力におもねていた方が楽と考える大衆の一部が、こうした政権を支持しているようです。 歴史を遡ると、こうした事実は他の国でも見られるようです。

また、この種の考えを持つ人は、権威主義で、形式主義で、利己主義で(個人主義ではなく)、集団主義で、合わせて、教条主義であろうと思料されます。 別の見方をすれば、ものごとの本質を見極めることをしない人と言えます(私見)。

集団の中に埋没していれば楽(ラク)とでも思い込んでいるのでしょうか、たとえ不正が横行していたとしても・・・。

こんなことを語っていると、「左」 と言われそうですが、社会主義者でも共産主義者でもありません。 利己主義ではない個人主義で、自由を賛歌するとともに、行き過ぎた無分別な自由には一定の制限があってしかるべきと考えるのみです。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



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