ジローのヨーロッパ考

デンマークやドイツの農家に長期(?)滞在、体験したり感じたことを綴ります。

ドイツ発(datelined Germany): Europe's most beautiful cities

2019-09-30 14:11:15 | 日記
2019年9月30日(Mon.) 苛立つニュースが多いので、時には、気分転換になるニュースをUPしましょう。 ( ニュースソース: DWーDE 9月27日発 )

<原文の一部>
Europe's most beautiful cities: Copenhagen
Nordic design, stylish architecture, prize-winning gourmet cuisine: the Danish capital's special attitude towards life attracts ten million tourists a year.
(抜粋)多くの人々を魅了するデンマークの首都コペンハーゲン。


Nyhavn canal in Copenhagen(注: ニューハウン、コペンハーゲンの運河)

You're never far from the water in Copenhagen, the city on the strait of Øresund. In this old port and trading city, the canals and shipping piers have been enlarged and extended time and again over the centuries.
The must-see program for tourists begins for many at the central port of Nyhavn. The branch canal, which opened in 1673, and the old townhouses along it are a popular subject for photos. Here there's one restaurant after another, and this is the starting-off point for the tourist boats to the iconic statue that symbolizes the city: the Little Mermaid from the fairy tale of the same name by the Danish writer Hans Christian Andersen.
(注: 原文を読み流して下さい。ニューハウンや人魚の像、アンデルセンなど・・・)

Copenhagen remained largely undamaged throughout World War II. That includes the royal palaces. While the Danish queen now resides in Amalienborg Palace, Christianborg Palace is the seat of parliament. Tivoli Gardens amusement park, in contrast, burned down during the German occupation when it was bombed by Nazi sympathizers in 1944, but it reopened soon after the war ended. Its charmingly magical atmosphere, with rides such as a wooden roller coaster and colorful shows, attracts more than four million visitors a year.


The spiral ramp in the Round Tower, whose roof is a popular vantage point(注: ラウンドタワーの螺旋スロープ)

・・・ 以下、転載省略。 原文サイトはこちら ・・・

注: 原文の最後には、コペンハーゲンに関するクイズも付されています。挑戦してみては如何でしょうか。

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コペンハーゲンには、2012年の4月と7月に訪れています。 記事で紹介されているようなところの多くは訪問していますので、とても懐かしく感じました。



ところで、9月も今日で終わり、明日からは10月で、日本での消費税が8%から10%に増税されます。 しかし、現状での増税には、全く賛成しかねると考えています。

少し古いですが、2014年に綴った当ブログをご覧下さい。 この時の気持ちと何ら変わりはないように感じています。 付け加えるならば、危機を煽って、軍事費に多大な税金を投入していますので、尚更、増税には反対です。イージス・アショア等も全く理解が出来ません。 そして、法人税を元に戻し、消費税率を下げるべきではないでしょうか。このあたりの整合性について、特別番組で解説してもらいたいものです。

特に、公共放送であるNHKは、権威に忖度することなく、公正中立な立場で解説してもらいたいものです。しかし、そもそも、一人の元事務次官からの抗議に際し、あの経営委員会が、NHKの会長に向かって注意したと言う構図は、権威主義そのものに陥った組織としか見えていません。つまり、公正中立は期待出来ないとしか言えません(これで、視聴料? )。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



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BBC発: Japan 19-12 Ireland

2019-09-29 16:02:11 | 日記
2019年9月29日(Sun.) 昨日のラグビー、驚愕の結果でしたね。 日本の予想外の勝利に、日本はもとより、アイルランドも衝撃に包まれたことでしょう。
しかし、アイルランドの歴史・文化等にも関心度が高い小生としては、複雑な思いでもあるのです。



BBCが伝える同報道の一部を紹介しておきます。( ニュースソース: BBC 9月28日発 )

<原文の一部>
Japan 19-12 Ireland: Dazzling display gives hosts shock victory


Ireland led 12-3 but were eventually outplayed by the tournament hosts
(アイルランドは12ー3でリードしていたものの、最終的にはホスト国が勝利しました。)

2019 Rugby World Cup Pool A: Japan v Ireland
Japan: (9) 19
Try: Fukuoka Con: Tamura Pens: Tamura 4
Ireland: (12) 12
Tries: Ringrose, R Kearney Con: Carty

Hosts Japan pulled off one of the biggest upsets in Rugby World Cup history as they beat world number two-ranked Ireland 19-12 in Shizuoka.

(注: 以下、転載&和訳省略。 原文サイトはこちら

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この予想だに出来なかった日本の勝利を、国内の多くの新聞が1面トップで報じたことでしょう。

しかし、これ以外にも、NYで行われたグレタ率いる気候変動に関する抗議活動等を、是非とも、1面トップで報じて欲しかったと思います(日付は別ですが)。



同様に、カンポ生命の不当販売方法に関する報道に関し、NHKの経営委員会に圧力(意見)をかけ、当該委員会が、それを受けて、NHKの会長に注意を促したとの報道がありますが、これは公正・公平な報道に対する恣意的行動に他なりません。 この圧力をかけたと思われる人物は、元総務省の事務次官も務めており、権威主義的な圧力は、どう言い逃れしようと、あったと推察出来ます。

でなければ、公正妥当な存在である筈のNHK経営委員会が、注意を与えるような行動にはならないでしょう。また、こうしたごく一部の外部からの圧力に屈するような経営委員会であるならば、その存在価値は自ら放棄したに等しいとしか見えません。

つまり、この一連のやりとりは、民主主義的な報道を捻じ曲げるものでもあり、新聞の1面トップに値する内容ではありませんか。 NHKは、どこからの権威に対しても、公然と立ち向かう報道姿勢は持ち合わせていないのでしょうか。 一事が万事、他の報道内容に関しても、歪められていませんか? 思えば、国連での首相演説の映像は、事実を隠蔽するかのような報道であったと記憶していますが、まさか、権威に忖度したなどと言う力学は作用していないでしょうね。

総じて、権威主義や自己保身に陥ると、上にはへつらい、下には盲従を強いる、別の見方をすれば、風通しの悪い組織、民主的でない運営組織であるとも言えます。

マスコミは、もっと問題ある事実を国民に伝えて欲しい、1面トップで・・・そう願うばかりです。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



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ドイツ発(datelined Germany): 500,000 people at Montreal

2019-09-28 17:12:23 | 日記
2019年9月28日(Sat.) 一昨日(26日)のNHKクローズアップ現代の中身は良かったと感じています。16歳のグレタを引っ張り出しながらも、専門家である科学者の指摘(グリーンランドの氷河溶解等)を紹介していました。出来れば、こうした問題定義を繰り返し報道していただきたいものです。某環境大臣のセクシー発言などを掘り下げていないで、こうした価値ある課題を追及して欲しい。

そして、思うに、関西電力の原発関連マネーの還流問題(違法の認識はないですって⁈)や、後を絶たない卑劣なアオリ運転など、低次元で稚拙の極み的話題が次から次へと噴出しており、これではマスコミも、この目先の問題にも触れざるを得ないのかも知れません。 そうした日本国内の低次元レベル話題が尽きない限り、より重要な気候変動問題などにスポットを当てにくい状態が続くと言うことでしょうか。

見方を変えれば、如何に、日本はお粗末なのかと思い知らされてしまいます。 残念ながら、まだ、50年以上前の時代の “時” が、未だに流れているように感じています(遅れている)。

しかしながら、デンマークでも放送されたように、気候変動に特化したキャンペーン(チャリティー)番組もありましたので、エンターテイメント的な番組ばかりでなく、こうした社会問題等にスポットを当てた啓蒙番組もあって良いと思います。



さて、グレタの行動は、世界の耳目を集めているようです。 カナダのモントリオールでは主催者発表で50万人もの人が集まったようです。( ニュースソース: DWーDE 9月27日発 )

<原文の一部>
Greta Thunberg leads 500,000 people at Montreal climate rally
In the Fridays for Movement weekly protest, the Canadian city of Montreal led the way, with half a million children and adults taking part. Millions more across the globe joined in.
(超抜粋)モントリオールではグレタが500,000人を集めました。
金曜日のことで、子供や大人も加わっています。また、地球規模では数百万人が参加しています。

A Montreal rally led by Greta Thunberg on Friday attracted 500,000 people, according to organizers.
Schoolchildren were joined by adults as they marched together with the teen activist at the demonstration as part of a global wave of "climate strikes."
(注: 原文を読み流して下さい。)

More needs to be done
The 16-year-old Swede met with Canadian Prime Minister Justin Trudeau, who also joined the rally, but afterwards she told a news conference with indigenous leaders that he was "not doing enough" to combat global warming.
Thunberg said: "My message to all the politicians around the world is the same. Just listen and act on the current best available science."
(超抜粋) グレタはPMのトルドーとも会見しています。 そして、グレタの発言は "My message to all the politicians around the world is the same. Just listen and act on the current best available science."



・・・ 以下、転載省略。 原文サイトはこちら ・・・

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一体、日本政府は何をしているのでしょうか。改憲などは全く不要で、平和外交に勝るものはないし、気候変動に取り組むべき部門もあるでしょう。ズバリ、環境省です。 ついでに、繰り返しになりますが、原発からの汚染水を大阪湾に垂れ流すと言う大阪市長の弁に対し、環境省(大臣)の所管外であると答弁したり、もっと具体的な対策・施策を尋ねられ、30年後も生きているなどと禅問答のようにはぐらかすような無責任の極みは、即刻降りていただいた方が良い。いや、居座ってもらったら、国民の迷惑でしかありません。

そもそも、政治は、国民を正しい方向に導くことも担っている筈です。 今は逆にしか見えません。そして、政治が貧困であれば、冒頭に記述したような、時代遅れの治世が続くのではないでしょうか。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



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デンマーク(Denmark 🇩🇰): first-time mothers

2019-09-27 17:25:29 | 日記
2019年9月27日(Fri.) これは、必ずしも喜ばしいこととは言えないのではないでしょうか。 ( ニュースソース: CPH POST ONLINE 9月23日発 )

<原文の一部>
Number of first-time mothers in their 40s increasing dramatically in Denmark
There are more than three times the number of new moms aged 45-49 than there was two decades ago
(抜粋)デンマークでは、40台でお母さんになる人が劇的に増加しています。
特に45〜49歳に関しては、20年前に比べて3倍になっています。


First-time mothers in Denmark are getting older … but maybe not this old (photo: pxhere.com)
(注: この写真は、チョッと違うと思われます。)

September 23rd, 2019 3:01 pm| by Roselyne Min
The number of first-time mothers in their 40s in Denmark has increased dramatically over the last two decades, according to Danmarks Statistik.

Some 2,345 women aged 40-44 gave birth to their first child in 2018 – a significant increase on 1998 when the number of first-time mothers in the same age group was less than half at 1,081.

And the number of first-time mothers aged 45-49 is also soaring: from 40 in 1998 to 141 last year.

(超抜粋) デンマーク統計当局によると、20年前に比べて40台での母親になる人数が飛躍的に増加しています。 2018年では、40〜44歳の2,345人ほどが初めてお母さんになっています。 しかし、1998年のそれは、半分以下の1,081人だったのです。
そして、45〜49歳のそれは、1998年の40人から、昨年(2018年)の141人に激増しています。

Average still in the late 20s
The average age of a first-time mother in Denmark is currently 29.2, according to Danmarks Statistik.

Niels Arbøl, an associate professor in biology, believes the phenomenon is a result of society expecting women to first finish their education and find a job before having children.

However, the chances of getting pregnant decreases by 50 percent between the ages of 20 and 30, and even more heading towards 50. The risk of premature birth also increases.

“An old female body is just not as well suited to giving birth,” said Arbøl

(超抜粋) 全平均としては20台後半: 全平均としては、29.2歳になっています。 関係する准教授の話では、女性の教育が終わるタイミングと仕事の関係があると見ています。
しかし、20から30歳台の妊娠の機会は50%減っています。 そして、50歳に向かっていると言います。 結果、早産のリスクが増加することになります。 歳を重ねた女性の体は出産には向いていないのです。(注: 原文を読んで下さい。)

Women taking control
However, Lene Skou Jensen, a midwife and psychotherapist, sees the phenomenon differently.

“Our culture is taking control of nature with the increasing number of opportunities that have come with fertility treatment,” she said.

Jensen adds that since “most women want to have their children in a loving relationship” that some decide to have children by themselves.

(注: 和訳省略 )

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高齢でも出産出来るようになったことは、ある面では好ましいことであるかも知れませんが、自然の摂理に従うのであれば、出産に適した年齢もあるのでしょう。

社会そのものが、女性の社会進出や出産・子育てをサポート出来る形態でありたいものです。



ところで、話はガラリと変わりますが、関西電力の経営層が、原発立地自治体関係者(助役)から高額の金銭等を数年間に渡って受理していたと報道されています。

当事者達は、一時的に預かっていたものだとか見苦しい言い訳をしているようです。 こんな詭弁を許して良いのでしょうか。 また、税務当局の指摘を受けて追徴に応じたとか・・・、呆れるばかりです。

こんな不正を、こんな言い訳や対応で許すのであれば、社会正義は全く破壊されているとしか言えません。

バレたら、知らなかったとか、返済したから無罪放免など、泥棒も同じように真似して良いのでしょうか。

思い出すのは、つい最近、新任の総務大臣が、献金を禁止されている業者からのそれを指摘され、知らなかったので、その額を返金させていただいたとコメントしていましたが、これも全く同様です。

見つからなけば知らん顔、見つかれば “知らなかったので道義上返済する” 。 これを許して良いのですか⁉︎

マスコミは、これらを糾弾すべきです。社会正義を守れ! 不正を許すな! ・・・ です。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



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アイルランド発(datelined Ireland): further doom for the world

2019-09-26 16:47:26 | 日記
2019年9月26日(Thu.) かなりのマスコミが気候変動に関する話題を報じています、ここ2・3日。 ややもすると、目先の話題に終始しがちですが、この地球温暖化問題は、産業革命以降で、ジワジワと私たちの首を締めて来ているような大問題と言えるでしょう。

そして、政治家であるならば、いくら就任して10日間だと言えども、環境問題、原発問題、汚染水処理問題、フクシマ復興・帰還不可能問題、さらには、地球温暖化問題等にも、一定の考えを有しているのが普通です。

にも拘らず、就任間もないことを理由に、禅問答のように答えをはぐらかすなど以ての外で、裏を返せば、自分の一存では発言しかねるとも読み取れ、その意味する所は、強権の言う通りになっていて、独裁に身を委ねているに等しいと断じます。 全く、民主主義的とは言い難い姿にしか見えません。



さて、アイルランドからですが、短いメッセージで地球温暖化のことを伝えています。( ニュースソース: The Liberal.ie 9月25日発 )

原文の一部>
New climate report spells further doom for the world, claiming that sea levels will rise faster than expected by the year 2100
想定より早く海面レベルが上昇します。(抜粋)



A new climate report issued by the United Nations is spelling disaster for the world, as it claims that the rise of sea levels will increase at a faster-than-expected pace by the year 2100.

Over one hundred scientists from thirty-six countries contributed to the report, which warns that unless current trends are reversed, many countries will see regular flooding or vanish underwater altogether in a few decades’ time.

You can read the report here.

(超抜粋)36カ国の百人を超える科学者達による報告では、このまま何の対策がなされないままで行くならば、多くの国で、洪水が常態化し、水没します、20〜30年後には。

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他国追従型の政権では、また、戦前回帰の時代錯誤集団では、取り組むべき問題・課題を見誤ることでしょう。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



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