ジローのヨーロッパ考

デンマークやドイツの農家に長期(?)滞在、体験したり感じたことを綴ります。

フランス(France 🇫🇷): annual march against Monsanto

2019-05-20 14:18:41 | 日記
2019年5月20日(Mon.) 日本の各地で、局所的な豪雨になっています。屋久島では、多くの孤立者が出ていたようですが、報道によると、無事に救助されたそうです。 そして、東海地方は、本日の夕方頃から雨になる予報で、夜半には強雨(?)になるかも知れないと伝えられています。
近年になって、過去にはなかったような50年に1度とか表現される局所的豪雨が増えている感がありますが、これは気候変動(地球温暖化)の影響と考えるのが妥当ではないでしょうか。



さて、あのモンサント社に対する抗議活動が行われているようです、世界の各地で。 ( ニュースソース: FRANCE 24 5月19日発 )

<原文の一部>
Thousands gather in France, worldwide for annual march against Monsanto
多くの人々がフランスや世界各地でモンサント社に対する年間抗議の為に集まっています。


Alain Jocard/AFP | In Paris, the March Against Monsanto left Place de la République and headed to Stalingrad, on May 18, 2019.

Thousands of protesters gathered across France and in over 30 cities around the world to march against the activities of Bayer-Monsanto and others agrochemical giants on Saturday, while Monsanto lost its third lawsuit in the US.
土曜日、フランスの各地や、世界中の30以上の都市で多くの抗議者が集まっています。これは、バイエル・モンサント社やその他の大手農薬メーカーに抗議する為のものです。 モンサントがUSで3度目となる訴訟敗北の中でのことです。

Since 2013, environmental activists and other protesters have organised the annual March Against Monsanto in cities in France and across the world, demanding an agriculture free of pesticides and toxic agrochemicals.

The “bee rebellion against Bayer-Monsanto”, as signs read, took to the streets of Hamburg and Basel (Germany), Porto (Portugal), Toronto (Canada), Austin (Texas), San Diego (California), Santiago (Chile), Perth (Australia) and in some 30 cities in France on Saturday, urging governments for a greener and healthier agriculture.

In France, over 600 protesters gathered in Paris, with some “yellow vest” protesters joining the march, which started at Place de la République with Greenpeace, anti-globalization and Green-party activists. In Bordeaux, around 450 “yellow vests” joined 1,000 people in a peaceful demonstration, according to French authorities, and nearly 600 people marched in Lyon.

(超抜粋)2013年以来、環境活動家やその他の抗議者が、モンサント社に対する毎年5月の抗議を実施して来ています。 これはフランスや世界各国の都市で行われていて、殺虫剤や農薬の不使用を求めるものなのです。
(中略、注: 原文参照下さい。 地名が列記されています。)
フランスでは、パリで600人以上が集まりました。Yellow Vests の一部も合流しています。 (注: 原文参照)

・・・ 以下、転載省略。 原文サイトはこちら ・・・

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日本ではどうなのでしょうか??? 追随型の日本政府(安倍政権)にしか見えませんし、マスコミもボーッとしていませんか? つまり、除草剤ラウンドアップや、その主成分のグリホサートの発ガン性が懸念されて来ているし、殺虫剤が多くの受粉虫を殺傷し、結果、食物連鎖として野鳥の生息数も激減していることは当サイトでも繰り返しUPして来ているのですが、多くの市民・国民は、それらを知らないのではないでしょうか。

そして、遺伝子組み換え食品(GMF)には、問題とされるグリホサートが残存していて、私達の体内にもグリホサートが摂取されてしまっていることも周知の事実です。 ただ、知らされていないだけ・・・。

一体、政治・行政やマスコミは、どこを見て仕事をしているのでしょうか? 極論を言えば、国民からの負託に対する背任行為であり裏切りでもあります。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



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