自由の森日記

埼玉県飯能市にある自由の森学園の日常を校長をはじめ教員たちが紹介

教員合唱の練習始まりました

2004年12月15日 | 自由の森のこんなこと
モルゲンの投稿が始まりました。ちょっと肩の荷が軽くなったような気がしています。

 音楽祭直前の自由の森。昼休みは校舎内あちこちから歌声が響いています。教室はもちろん、廊下の踊り場も絶好の練習場で、ここはとっても声が響きます。なんと気持ちよさそうに歌っていること。
 今日は職員会議の日。教員も音楽祭に合唱で参加します。そこで、遅ればせながら会議の前に練習時間をとりました。名和田さんの伴奏で主旋律を覚え、パートの音をとりました。明日も朝から練習です。曲は秘密です。でも、朝、職員室前に来れば聞こえてしまうと思いますよ。   (おに)


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有畜複合農場に行って

2004年12月15日 | 自由の森のこんなこと
自由の森学園の選択講座「自然環境地球市民」、で学校から約1時間の小川町の有機農業と鶏や羊の家畜を飼育しながらの循環農業をやっているところに見学にいきました。


実はここの農作物が学校の食堂に配達されていることもあって、毎日、食堂で食事している寮生もここで働く人の話を聞きたいという要望もあった所です。

にんじん畑で葉っぱを生徒達がひっこぬくと見事なにんじんがとれるのにオーッという歓声。農地のオーナーがさっと土をはらい「食べてごらん」というのに一瞬、たじろぎ、かじってみると「おいしい!」「甘い!」の声。ここでは家畜のふん尿と生ゴミをメタンガス発酵機を自分達でつくり、一家が楽に暮らせるガスを使っていました。

「自前でできるものはできるだけとりくみ、お金を払う事で解決してしまうのではなく、別の意味での豊かさをめざしています。人とのつながりも権威や利害からではなく、何をわかちあえるか、何を共にできるかを大事にしていきたいと思っています」というこの農場をはじめた田下さんの言葉はひとりひとりの胸に残るものでした。

おみやげにもらったにんじん、ねぎなどの大切にかかえながらほっとさせられる思いで学校のバスで帰途につきました。

モルゲン

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