自由の森日記

埼玉県飯能市にある自由の森学園の日常を校長をはじめ教員たちが紹介

大晦日です。

2014年12月31日 | 自由の森のこんなこと
もうすぐ、2014年が終わりそうですね。

このブログ「 自由の森日記 」を動かす決心をして早いもので一年経ったようです。


まだ私が着任する前に、自由の森のHPを見ていて、変化のないHPだなぁとぼんやりと感じていました。

動かないHPは見てくれないよな、と思っていました。



それと同時に、卒業してからずっと困っていた事。それは、「 自由の森ってどういうところなの? 」という質問。





質問は大抵こう続きます。「 自由なんでしょ? 」←まぁ、たしかに自由だけど。

「 サボったり何やっててもいいんでしょ? 」←いや、簡単にそういわれては困るし、同意はしかねるなぁ。
( しかもちょっとカチンとくる )



いくつかの質問にていねいに回答しても 「 縮まらない距離感 」。

結果、「 じゃあ、自由の森を見に来てよ 」と思うけれど、興味だけで本当に見に来てくれる人なんて居やしない。



ねぶたとか熱気球とかがさぁ、後夜祭でね・・・ 「 本当に自由なんだね~ははは 」で、おしまい。





これは、いくらかの濃淡はあるにせよ、卒業生、さらにはその保護者も感じた事のある感覚だと思います。

伝え切れない何か。




伝えるには、実際に自由の森学園に触れてもらう事が一番なのはわかっていますが、そんな質問をされたら

「 ここに、自由の森学園の1年分が詰まっているよ! 」と自由の森日記を勧めてほしい。


もちろん、ここにある記事は「 てつひさフィルター 」や「 なかの。フィルター 」(だけではありませんが)が、かなり掛かっているし、ある一定の角度からしか見えていないし、本当は もっともっと 色々な事が起きていて、拾い切れてないというのはもちろんですが、
こうやって日々、毎日 おかしな 面白い事 が 本当 に 起きているんだよ! ってのを伝えたかったのです。




書き込み数を数えてみたら、108つ。煩悩の数といっしょでした。( これが109つ目 )


毎週何かしら 1個 くらいは書こうかな、、、とか、低い目標でやっていたにしては、それくらいにしか思っていなかったのにしてはずいぶん書けたなと。




今後も、1行コラムくらいを目指して、週1くらいでがんばれるかな。




来年も「 自由の森日記 」をよろしくお願い致します。





最後にみなさまへ

閲覧の際は、ブックマークからではなく、毎回検索『 自由の森日記 』をして頂くと、検索の順位が上がって行きますので、合わせてお願い致します。めんどうですが・・・。


みなさま、良いお年をお迎えください。


自由の森学園 2014年大晦日 いしいてつひさ

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あの頃をもう一度(2014年10月19日~2014年12月31日)

2014年12月31日 | 自由の森のこんなこと
スライドショーであの頃を、振り返ってみましょう。第四弾。


学園祭の準備から始まり、当日、後夜祭と、熱~い日々を送るこの頃。

生徒も、教員も評価表と向き合いながらのこの期間。

この、もどかしさも作業のスパイスになったり?
してないか。


そして、谷川さん。相変わらずのゆったり感と、鋭い発言が、とても刺激的で、本当に良い時間でした。

秋と言えば収穫祭。スパイラル~な芋があったり、ハプニングがあったり。

音楽祭があったり。この季節、盛りだくさんですね~。



        音楽祭 フィナーレ「 ケサラ 」




公開教育研究会もありました。

そろそろ、学びのまとめが始まっている教科もありそうです。



植物たちは、来春にむけてもう活動開始。

年明け、2015年はどんな幕開けなんでしょうか。


期待が高なりますね。


あの頃チャンネル(2014年10月19日~2014年12月31日)





写真で振り返る1年間。思っていたより、おもしろかったですね。

てつひさ

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あの頃をもう一度(2014年07月03日~2014年10月18日)

2014年12月30日 | 自由の森のこんなこと
スライドショーであの頃を、振り返ってみましょう。第三弾。


梅雨まっただ中の7月のはじめ

高校学年ワークに始まり、修学旅行。夏休みの思い出もここにありますね。





夏休みの熱い熱いものと言えば、サンバ!今年はじめてのS1リーグ。S1昇格そしてS1残留という輝かしい結果も!


変わった所では、3Dアートで大きな池も出現しました。



そして秋。
学園祭立ち上げ。
とっておきの理科。数学。

何と言っても30周年記念行事ですね。遠方から多くの方々に来て頂き、とても勇気をもらいました。



あの頃チャンネル(2014年07月03日~2014年10月18日)



てつひさ

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あの頃をもう一度(2014年03月08日~2014年07月01日)

2014年12月29日 | 自由の森のこんなこと
スライドであの頃を、振り返ってみましょう。第二弾。


年度をまたぐこの期間。一年のまとめの学習発表会から、別れの卒業式。そして、出会いの入学式。

一番ドラマティックな時期なのかもしれない。


アースデイ東京への出展とステージ。「 ヒロシマのある国で 」

そして体育祭。中学生の田んぼと高校学年ワーク。





初々しい一年のはじまりはじまり。


30周年記念行事の生徒のスタートもこのあたりからでした。

だんだんと周囲の 「 緑 」が濃くなって行きます。


あの頃チャンネル(2014年03月08日~2014年07月01日)




てつひさ

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あの頃をもう一度(2014年01月01日~2014年03月03日)

2014年12月29日 | 自由の森のこんなこと
スライドであの頃を、振り返ってみましょう。

ゆったりと始まった、2014年。元旦

そばの収穫祭。そしてまさかの大雪。2回。
いろいろな所で被害がでました。それでも、生徒たちはめげずに、負けずに活動を続けていました。
民族舞踊部、郷土芸能部、中国舞踊部の公演。今見てもきれいだなぁ。





あの頃(2014年01月01日~2014年03月03日)




てつひさ

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年の瀬ですね

2014年12月28日 | 自由の森のこんなこと
明日から、また寒波がやって来るそうですが、体調を崩してはいませんか?

終業の会以降で、風邪やインフルエンザにかかってしまったと数人から聞きました。

そういう 寝正月 にならないようにしたいですね。


明日は場所により、関東でも雪がうっすら積もるところもあると、言っていますので気をつけないといけませんね。



こんな寒い中、植物たちは葉を落として静かにしていると思っていましたが

校舎をふらっと歩いてみると・・・












この時期に花を咲かせていたり、もう春の準備をしていました。



寒いけど散歩もいいものです。


誰もいない校舎でしたが、ネコだけは元気に飛びまわっていましたよ。


忙しい年の瀬ですが、ゆったりと良い時間でした。



てつひさ

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2014年音楽祭

2014年12月27日 | 自由の森のこんなこと

2014年音楽祭


自由の森学園の年末の大きなイベントである音楽祭の写真を集めました。
今年は、10月の30周年のイベントもあったり、いろいろなものに関わっている人たちにとっては本当にいそがしい日々だったと思います。
30周年行事、学園祭、公開教育研究会、そして音楽祭。

一連の行事、慌ただしかったけれども、音楽祭でひとくぎり。
1年が終わり、新しい年が始まる冬休みに入って、この1年のことをいろいろ思い出します。



なかの。

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韓国サンマウル高校の生徒たちが自由の森学園にやってきます

2014年12月26日 | 自由の森のこんなこと

学園全体で盛りあがった音楽祭も終わり、いよいよ冬休み。
新年が明けたらすぐに韓国サンマウル高校の生徒たちが自由の森学園に来校します。

生徒たちには夏休み明けにお話をしましたが、自由の森学園は今年の8月に韓国サンマウル高校と姉妹校提携をしました





 自由の森学園高校の社会科選択授業「韓国講座」と韓国のサンマウル高校との交流は、2007年の夏からはじまりました。
 この年以降、夏には自由の森学園の生徒がサンマウル高校を訪問し、冬にはサンマウル高校の生徒が自由の森学園に訪れるという相互交流を続けています。
 ここではそれぞれの国の歴史や文化を学んだり、日韓に共通する問題について話し合ったり、フィールドワークをおこなったりなどさまざまな交流がおこなわれています。

 交流8年目になる今年の春に、サンマウル高校のアン校長が自由の森学園にやってきました。アン校長からは、長年の交流の実績を踏まえて、姉妹校提携したいとの申し出がありました。
 自由の森学園としてもこの申し出を受けることとし、この夏に校長の新井は、韓国講座の研修旅行に同行し、サンマウル高校を訪れました。
 そして、自由の森の生徒とサンマウル高校の生徒たちの見守る中で、姉妹校提携の調印をおこないました。





 その時、アン校長はこのように語っていました。
「3.11の原発事故以降、このまま日本の学校と交流を続けるのかどうか考えることがありました。そこでこの春に日本に行き、自由の森学園を訪問しました。そこで私はこう考えました。3.11以降、日本の人たちや自由の森学園の人たちも大変なご苦労をされていることでしょう。大変なときこそ、より一層の絆を深めていくことが真の友情です。だから私は自由の森学園と姉妹校提携を提案したのです。」とても感動的なお話でした。

 いよいよ1月にサンマウル高校の生徒たちが自由の森にやってきます。
本当に楽しみです。また、報告します。



韓国サンマウル高校とは




サンマウル学校は、韓国の江華島(カンファド)にある高校版の代案学校(オルタナティブスクール)です。サンマウル学校は「自然」「平和」「共生」の価値を教育活動の土台とし、「主体的に考える学校」「汗を流す学校」「心を交わす学校」という教育理念を大切にしています。単なる知識の伝授の場所ではなく、自分と世界を深く省察し、生産的で創造的な労働の価値を身体で体得し、学校のメンバーはもちろん、近所の人や世界とも心を交わし、知恵を共有していくことを目指しています。知恵と汗と心を集め、分け合い、健康で美しく開放的で元気な「学びの共同体」として存在しています。

 韓国サンマウル高校ホームページ http://www.sanmaeul.org/eng/


新井達也

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保育園のクリスマス公演に行ってきました。

2014年12月24日 | 自由の森のこんなこと


自由の森学園の郷土芸能部・民俗舞踊部・中国舞踊部の3つの部活の人たちによる
「はちの巣保育園」(鶴ヶ島市)での公演。はちの巣保育園は20年近い歴史を持っている園で、
卒園生で自由の森学園に入学している人たちもいます。新園舎ができて2年目。
夏にはお話しライブで会場をお借りしたりしてお世話になっているところ。

なにしろここの子たちはとても元気な上にめちゃくちハイ・レスポンスな方々。
最後の「荒馬」は子どもたちもよく知っているらしくて、3頭の「暴れ馬」を触ろうと、必死。

全体のおしまいでは、自由の森学園でよく歌う「ケサラ」や
はちの巣保育園でよく歌われている歌を、みんなで合唱しました。
いやぁ、楽しい会でした。
なかの。

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音楽祭2日目、終了しました。

2014年12月21日 | 自由の森のこんなこと

全校合唱


「始まりました」の直後がまたまた「終わりました」なのはどうかとも自分で思いますが、昨日今日がどんな2日間だったのかは、あとでまとめてアップしたいと思います。

2日目の今日は「クラス」の日。
中高全クラスがそれぞれ合唱を発表します(今年はくじ引きで順番を決めたそうです)。
クラス合唱が終わると、午前午後の終わりは中高各学年の合唱や全校合唱へ。
みんなの歌声を聴いていると、いったいどこからこの力が出てくるのか、なんてことも考えるのだけれど、気持ちいい。


フィナーレ


全体が閉じた後は、最後のイベント「フィナーレ」。
今年はバンドメンバーに混ぜてもらってステージから盛り上がりまくっているみんなの様子を見ていました。
ひとつの巨大な行事をつくるのは、ほんとうに大変な作業。この何週間かを振り返ってみても、いろんな人たちの仕事がこの2日間に結実しているのだなと思う。

みんな、本当におつかれさま。
いい音楽祭だったね。
なかの。

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