自由の森日記

埼玉県飯能市にある自由の森学園の日常を校長をはじめ教員たちが紹介

卒業おめでとう!

2012年03月10日 | 自由の森のこんなこと
2週間前ぐらいからひとりひとりの証書に卒業生の名前を書きはじめました。その人にとっていったいどんな時間がこの学校でつくられていたのだろうと、名前を見、学校でのその人のいる場面を思い返し、いい時間だったらいいなぁと思いながら書きました。
卒業式の日に、証書を手渡し、握手をし、みんなが中学校を卒業していく瞬間に立ち会いながら、やはりひとりひとりのこの学校での時間を思い返します。
この学年は、私が校長になったときに中1になった人たち。たくさんの生徒たちと出会い、いろいろな関係ができました。「この人のこういうところがちょっとおもしろいな」というふうな出会ったときの感じから、いつの間にかこの人たちのことを「好き」になっていました。
中3は最終学年ということもあって、特にこの1年間のさまざまな取り組みにびっくりさせられたり。いろいろな行事をはじめ、3日前の学習発表会でも、こんなにも「学ぶ」ということを大切にしていたり、そしてそれ自身を楽しんできたのだということが伝わってきました。
大切なものを、本当にたっぷりともらいました。ありがとう。
そして、卒業、おめでとう。

卒業式をつくった中1・中2の生徒たちも、いつの間にか次の中2・中3の表情になってきています。もうすぐ初めて出会う1年生も入学してきます。
そして今日卒業した人たちは高校生に。新しい3年間がはじまることを考えると、本当にいろいろと楽しみです。

なかの

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