自由の森日記

埼玉県飯能市にある自由の森学園の日常を校長をはじめ教員たちが紹介

新しい寮のHP

2007年07月25日 | 自由の森のこんなこと
夏休みに入ったのに、どうしたんでしょう、梅雨があけません。

 ちょっとサボっていていろいろネタがたまっているのですが、今回は新しい寮のHPを紹介します。

http://www.geocities.jp/jiyunomoryo/top.html

 作ったので見てくださいと寮の則松さんから頼まれて先日見てみてビックリ。デザインもすっきりしているし、内容も充実しています。みなさん、ぜひのぞいてみて下さい。

 どうやら数名の寮生とコツコツ作ったとのこと。則松さんがパソコンに詳しいとは聞いていませんから、関わった寮生の力によるところ大のようです。

 学校の公式HPの方も頑張らないと。

おにざわ

君は「露地もの野菜派?」「室内野菜派?」

2007年07月07日 | 自由の森のこんなこと


中学二年生の課外学習で都内にある都市ビルの地下二階にある野菜工場を見学しました。


ここは発光ダイオードなどの人工的な照明だけを使って野菜・稲などをつくっています。コンピューター制御による人工照明や室温調整などのハイテクを駆使し、無農薬のトマトやレタスを生産する完全制御型の植物工場でした。そこに美しく整然と展示されている野菜は「室内野菜」と呼ぶのも納得できました。


生徒達が森の時間で田植えをしてきたり、食堂の有機栽培されてたっぷり生きた土で育てられた「露地もの野菜」を食べています。この課外学習の前日に生産地を秘密にして、両者の「レタス」を生徒達にどちらがおいしいか、食べくらべてみた所、「露地もの野菜」に軍配があがりました。以下は課外学習後、「露地もの野菜」を支持する人たちと、「室内野菜」を支持する人たちと中間派の人たちが別れて話し合った内容の概略です。



・露地もの野菜派」の人たちの意見

「農業は自然と関わるべきで、土や太陽からエネルギーをもらって人間の身体ができている。安全だけれど虫くいがあってもいい。室内野菜は大量の電気を使っているので地球温暖化につながる。すべて味が同じの野菜のクローンをつくっていて食べられる薬を作っている気がした。」


・ 「室内野菜派」の人たちの意見

「ビルの地下を工場のように使えば効率的。農家の人にとっては労働がきつくなく、年配の人でもできる。室内野菜は虫もつかないし、無農薬で安全。天候にも左右されず、値段も変わらない。地下に米と野菜工場をつくり、地上の畑を森林地帯にしていけば、地球温暖化を防げる。」


・ 「中立派」の人たちの意見

「場合に応じて安いものを買えば良い。どちらの野菜もドレッシングをかければ味は一緒になるのでどちらでもいい。」




 というものでした。どちらの立場に立っても地球温暖化を意識した発言がでたり、「室内野菜」はオートマ化すれば年配の人でもできるという発言が特徴的でした。この話し合いは重要な問題を提起しているので、今後の中学2年森の時間のテーマ「農と食」の展開が楽しみです。

モルゲン

ビバ!!菜の花プロジェクト!

2007年07月06日 | 自由の森のこんなこと


自由の森学園中学校の森の時間や有志高校生達が活動しているプロジェクトに菜の花プロジェクトがあります。

小岩井を

「菜の花いっぱいに」

というスローガンのもとに3年ほど前からすすめられているこのプロジェクトは簡単にいうと、

➀菜の花を種から育て、花を咲かせます 

②菜の花から種を収穫します 

③菜種油を取り出します 

④その油を学校給食や調理に使います 

⑤ ④で使った油を回収し石けんなどにします。⑤ ④で使った油を回収し車の燃料(バイオディーゼル燃料)として利用します  

⑥ ⑤の燃料として利用された後に排出される二酸化炭素が ①の菜の花の成長のための光合成に再吸収されます。

こうして菜の花が油になり、調理に使われたり、せっけんになったり、車の燃料として使われたりして、もう一度菜の花に光合成されて再利用されていくのが菜の花プロジェクトです。



これで資源が循環利用されて化石燃料の使用が減っていくという意味もあります。種から大きく育った菜の花を収穫する作業が先日ありました。遠くから見ると妖怪が歩いているようにみえたのは、生徒が収穫して結んだ菜の花をすっぱりかぶるようにして運んでいた姿でした。

ここから菜の花の種だけを取り上げる脱穀作業、種からの搾油作業、燃料として精製する作業と、たいへんな仕事が続きますが、みんなの表情は明るく活気にみちていました。その作業風景をみていると、大丈夫、未来はこういう若者達が切り開いていける!と納得してしまいました。

モルゲン

完成!バス停リフォーム!

2007年07月06日 | 自由の森のこんなこと


学校近くのバス停リフォームしました!


自由の森学園へ向かう学バスが運行していない時には、路線バスで「飯能弟2小学校前」という停留所で降り、そこから10分ほど歩きます。そのバス停留所の待合室は20年間以上もの年月がたち、かなり老朽化していました。地域の人たちからは、近くの小学校の体育倉庫のドアのペンキ塗りや花壇の補修を自由の森学園の生徒達がやってくれたという事もあり、「できたらバス停も」という話しがきました。


自由の森の生徒達も利用しているし、地域の人たちの助けになるなら、ということで、「学校工房」の生徒達を中心にして、この話しがおこりました。



用務の方達の全面協力で、バス停の壁面、天井の塗り替え、床板の全面補修、生徒達手作りのベンチのニスの塗り替えなどで、みちがえるようにきれいな「バス停」に生まれ変わりました。



このバス停の中には小さな伝言板があり、ゴミ拾いのよびかけや、地域緑化の「お知らせ」がありましたが、リフォーム完成してから、暫くして

「自由の森の生徒さん、ペンキを塗って頂いて本当にありがとうございました。 利用者一同より。」

というメッセージが寄せられていました。地域のみなさんにも喜んでもらえる事が一番、うれしい」という学内での声も聞かれ、白くきれいになったバス停を通る度に、晴れやかな気持ちにさせられます。

リフォームに関わったみなさん、本当にお疲れさまでした。

モルゲン