自由の森日記

埼玉県飯能市にある自由の森学園の日常を校長をはじめ教員たちが紹介

ようこそ・自由の森へ

2010年04月28日 | 自由の森のこんなこと
中学2・3年生が、4月からやってきた1年生に向けて、生徒たちの視点で「自由の森はこういうところだよ」ということを伝える場をつくりました。私も行ってきました。
体育の授業でやっている御神楽を踊ったり、「森の時間」という授業で企画や準備をした八ヶ岳登山や、田んぼなどの取り組みについて、説明をしていました。「自己評価」というこの学校の評価のスタイルについても。
また、1年間の学校行事に何があるのか、どういうふうにつくっていくのかなども、騎馬を組んだり(体育祭)、おにぎりの格好をしたり(学園祭)、歌を歌ったり(音楽祭)、実演を交えながら語ります。会場からは「うぉー」「いぇーい」と声がかかります。また、中国舞踊や人力飛行機部などの部活紹介も。近くにいた中1の子は、「僕、あの部活に入ることに決めた!」と楽しそう。
このあと、みんなで体育館に行き、「手つなぎ鬼」と「ドロケー」をして遊びます。
お昼近くになってふたたび会場に戻ると、田んぼで収穫された米を使って2・3年生たちがむすんだ「おにぎり」やつきたての「お餅」が、みんなに振る舞われました。
なかの

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体育祭の実行委員会がスタートしました

2010年04月21日 | 自由の森のこんなこと
「体育祭」の実行委員会が立ち上がりました。
登校バスから降りて生徒たちが学校の坂を上がってくると、体育祭の種目などの一場面が切り取られ、実行委員の人たちがいろいろと実演しています。
昇降口の屋根ではリレーでゴールする姿を、また、昇降口前の広場では騎馬戦やミニ棒倒し、タイヤ奪いなどの実演に加えて、競技で力尽きた人が担架に乗せられていたり。

バスから降りてきてその光景を見た生徒たちは、「これはいったい何なんだ?」「うぉっ、すげぇ」と言いながら、足を止めて彼らのアピールを見ていました。

見ていた人たちは「はじまったんだなぁ」と、体育祭へのイメージをつくっていきます。
体育祭は5月29日(土)に行われます。
なかの

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中学校の入学式

2010年04月09日 | 自由の森のこんなこと

とてもあたたかい雰囲気の中で新しい仲間を迎え入れているのだなぁと、作り手の側のさまざまな想いを感じた入学式でした。 今年のテーマは「海」。会場の壁面には魚たちがいっぱい。ひとつひとつの魚には、入学式を準備した2年生・3年生たちの想いが込められているように思いました。 緑色の大きな口から新入生たちは登場します。実は青にしたかったのに絵の具がなくて緑色で彩色され、カエル似の魚になってしまったとの説明がありました。 新入生46名が新しい自由の森の仲間として、この1年間をつくっていきます。




実行委員長の話からは、どうして「海」というテーマになったのかが語られました。入学式をつくるとき、在校生たちからたくさんのテーマの案が出て、そのひとつひとつを含むものとして「海」を選んだという話、おだやかな海、ときには荒れる海、学校生活を海に模して、自由の森学園の入り口となる「入学式」をイメージしたのだと語られていました。




翌日の中1のHRを覗きにいきましたが、「どうだった?」との担任の問いに「カエルの口から入場した」と感想を言っているのを聞いて、笑い合いました。



入学式が終わった後、クラスでは初めての保護者会を行いますが、その間は子どもたちどうしで、学校の中で鬼ごっこや缶けりなどで遊びます。 上級生に遊んでもらった経験を持つ、ついこの前まで1・2年生だった人たちが、自分たちが2・3年生になって新しい人たちを迎えるにあたって、1年生たちと一緒に遊びます。遊びを通して関係ができ、この先の学校生活でも、その関係がさまざまな場面で太くなっていくのです。 新入生たちの楽しみ方、迎える側の在校生たちのやわらかさ、とても心地よいものでした。


なかの

高校入学式の様子です
2010自由の森学園高校入学式

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