自由の森日記

埼玉県飯能市にある自由の森学園の日常を校長をはじめ教員たちが紹介

早かった教育実習終わる

2007年06月21日 | 自由の森のこんなこと
教育実習が今日で終わります。


 今年は17人の実習生がやってきました。そのうち二人は先週まで。今朝の教職員打ち合わせで、3週間の実習を終えるにあたって一言ずつあいさつがありました。


 共通して語られたことは想像以上に3週間が早かったということでした。(一人だけ長かったと発言した人もいました)若い時期は飛ぶように過ぎていくとよく言われますが、実習ではさらに加速度を増したのかもしれません。

 また、多くの実習生が生徒の時の目線と違う見方ができるようになり、有意義だったと語ります。


「生徒だった時は、何で教師がつかまらないんだと思っていたが、教師の側からの目で見られたことはいい体験だった。」

「生徒としていたときの3倍から4倍ものを考えた。」

「教師の大変さ、学ぶおもしろさがわかった。生徒から学んだということが一番」


先週帰った実習生は、通信で教員免許を取っていました。一人でレポートを書いて学んできたとのこと。改めてみんなといっしょに学ぶ楽しさを実感したと語っていました。その通りかもしれません。


3週間、みんなお疲れ様でした。
実習疲れがどっと出るかもしれません。うまくペースを戻して下さいね。
実習が今後の大学での研究によい糧となることを願っています。

おにざわ

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なんと県大会優勝!

2007年06月13日 | 自由の森のこんなこと
 高3の早川君が将棋で県大会に優勝しました。


 第20回記念全国高校将棋竜王戦の県大会決勝リーグが昨日行われ、なんと、早川君が最終戦に勝利。


 今朝の教職員打ち合わせでは、引率したTさんが「最後は30秒将棋で40分のすごい戦いでした。」と報告がありました。僕は詳しくないのでそのことのすごさがいまひとつ理解できないのですが、とにかく、埼玉で優勝したということはすごいことです。


 8月に福岡での全国大会に出場するそうです。新聞には「先生からすすめられ軽い気持ちで参加した」と書かれていますが、今度は全国大会。緊張せずに力をを発揮して欲しいものです。

おにざわ

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自森ンピックを終えて 保護者の声

2007年06月01日 | 自由の森のこんなこと


悪天候の影響で開催が危ぶまれていた自森ンピック(自由の森の体育祭)が、雨上がりのさわやかな環境のもとで開催されました。1つの行事を中学一年から高校三年生が、お互いを配慮しあいながらチームワークを作り、一年で一度の点数序列?!の祭典を楽しみました。


今年は保護者達がそれぞれの担任の名前をのぼりにしたり、昼休みにカレーをつくったりして場を盛り上げていました。



はじめての自由の森学園の行事に参加した、新中学1年生の保護者からのお便りを紹介します。

「自森ンピック、楽しい一日でした。授業参観の日に、(中学生から高校生までの子ども達が進行や審判までとりしきるので、何をやっているのか分からないような時間もあるけれど、驚かないで下さいね)という主旨の説明が先生からありましたが、いえいえどうして、子ども達の予想以上にきびきびと行動しているので、終始感心していましたよ。(この事前の説明があったからこそ、余計にそう感じる事ができたのかもしれませんが・・・)
そして、競技のルール説明と審判の判定が予想以上に細やかで、
「だれもが気持ちよくこの一日を楽しめるために必要な約束は、自分たちで守っていこうよ!」
という実行委員会の気迫が伝わってきました。私は実行委員のテントの後ろにいたときもあるのですか、音響さんも、用具や審判係さんも、みんな良い顔をして働いていましたね。そして先生達は本当に手を出さずに見守り、子ども達のやりたいことのサポーターに徹しようとしているのだなと感じました。(もちろん子ども達に任せるまでの、地道な土台づくりがあってこそできることだと思いますが・・・)教員がマイクを握る事も皆無で、校長先生のあいさつもない運動会は初めての経験でしたが、少しもおかしくはないのですね。自然な流れでした。
「子ども達の力でここまでできるのだ」と驚き、わずかこの一日を見ただけの保護者が子どもの可能性に感動するのですから、実行委員や応援団をした人たちは、準備期間の労力とひきかえに、どんなにか自分への自信と仲間への信頼を育んだ事だろうかと思います。
そして、そんな素敵な先輩達の姿や涙に触れる事ができた子ども達ひとりひとりも、憧れをふくらませつつ、同じような思いに近づくことができたのではないかなと思います。」

モルゲン


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