自由の森日記

埼玉県飯能市にある自由の森学園の日常を校長をはじめ教員たちが紹介

「授業について」の話し合い

2011年01月31日 | 自由の森のこんなこと
年度末の学習発表会に向けて、中高でさまざまな準備や企画が練られています。基本的には学校で行っている授業を通して発表の中身がつくられていきますが、中学校では1月の最後の土曜日を使って、学習発表会の実行委員会による「合同授業」と「授業について」の話し合いの場がつくられました。

「合同授業」というのは、この日のために各クラスを7つに分けて異年齢の7つのクラスを再編し、そのクラスで土曜日の2時間目の授業を受けるというもの。授業の時間を経たあとは、日常の授業やクラスのことなどについて議論をしました。私は、当日行われた全部の授業をぐるぐるまわりながら見ました。いつもは同じ年齢のクラスのメンバーがその学年の内容の授業を受けますが、どのクラスにも中1から中3までの生徒たちがいて、不思議な雰囲気です。異年齢のクラスということもあり、中3の内容を中1に伝えることのむずかしい教科は、年齢の層が広くても大丈夫なように授業を組み立てたりしていました。

昨年行われた公開教育研究会の中2生徒の企画した分科会では、「理想の授業とは何か」について中高生や自由の森の授業担当者、あるいは当日の参観された方も交えながら、さまざまな意見が出たりしていたのです。そうした流れもあって、2時間目の授業が終わったあとに行われた「授業について」を話し合う場では、異年齢のメンバーからなるクラスにおいて、2・3年生からは自分たちが中1だったときのことや、学年が上がるにつれて自分たちがどんな変化をしてきたのかなどが、生徒たちの口からいろいろと語られました。
そんなふうに考えていたのか、そういうふうにとらえていたのか、など、話を聞いてびつくりしたり感心したり。本当にさまざまな意見が出されたりしました。たくさん考えて、ときには悩み、そしていまはこうしているのだ、と、手応えを持って語っている生徒の姿は、とてもかっこいい。
いい時間を経験させてもらいました。
なかの