自由の森日記

埼玉県飯能市にある自由の森学園の日常を校長をはじめ教員たちが紹介

もうすぐ修学旅行

2009年06月17日 | 自由の森のこんなこと
中学の修学旅行の行き先は沖縄。前半は、「やんばるコース」「慶留間島コース」「ジュゴンの海コース」の3つに分かれます。後半は、沖縄の歴史(特に沖縄戦)、基地問題などの他に、沖縄の食や文化を学びます。

中3修学旅行の事前学習のための映画「月桃の花」を飯能市民会館に見に行きました。生徒たちは、いったいどんなふうにこの映画を見たのだろう? となりに座っていた生徒は「飽きたら寝るのがオレの特技」とか言っていたけれど、映画が始まるとどんどん引き込まれていったようでした。
「戦争はなんて悲惨なんだ。絶対やっちゃいけない。それなのに今でもやっている国がある。みんな戦争をやめればいいのに」というのが、映画を見終わった直後の彼の言葉。
映画を見て、彼の中に何かの事件が起こったようです。

学校に戻ってくると、高校生の人たちが自転車で集合。こちらは高校修学旅行の「北海道自転車コース」の練習。これから小岩井周辺をサイクリングするそうです。
今年の高校修学旅行は、このほか、「北海道アイヌコース」「白神コース」「西表コース」の4コース。
いよいよ修学旅行が始まります。

なかの

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森の音楽会に行ってきました。

2009年06月05日 | 自由の森のこんなこと
今年で17回だそうです。
私もここ10年ぐらい、ほぼ毎年通っています。
いつも、「あぁいい音楽会だったなぁ」と余韻にひたりながら帰ります。

「この会は自由の森学園中学、高校で(普通の)音楽の授業をしている仲間たちの勉強の場として始め」たそうです。(パンフレットより)
“普通”の音楽の授業をしている人たち8人の独唱や重唱を聴かせてもらう毎に、本当に贅沢な時間をもらったなぁと思います。
音楽科の人たちがていねいに紡ぎ出している何かを感じずにはいられません。
パンフには、「16年前から考えると「円熟味」は出てきたかな」ともありました。音楽科の人たちの言う「円熟味」とつながるのかわかりませんが、見る毎に、聴く度に、いらない力がどんどん とれていっているように、私には感じられます。
心地よい、あっという間の2時間でした。

なかの

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体育祭が終わりました。

2009年06月03日 | 自由の森のこんなこと
 天気予報もいろいろあるんだということがよく分かった体育祭。
「何でこんな日に実施したんだ?」と何人もから言われましたが、ちょっと言いわけをさせてもらうと、天気予報を出すお役所のサイトでは、1日曇りの予報だったのです。ただ、別のサイトでは午後から降るという予報も出ていました。結果はご存じのとおり、昼にはかなりの雨になって、中断せざるをえませんでした。せっかくやる気になっていた生徒のみんな、様々な準備をして楽しみにしていた保護者の方々、ごめんなさい。

 2日目は、改めてオープニングから始まります。選手宣誓は2日目のバージョンが周到に準備され、盛り上げるための工夫を感じました。聞いている人の自然な笑いを誘うような宣誓で、1日目に引き続き全校大爆笑でした。

 独断と偏見ですが、中3学年種目は面白かった。圧倒的に「威圧」していたクラスが、隙を突かれて敗北する試合。作戦なの?と担任のM氏に聞いたところ、作戦でも何でもなくビビっていただけとのこと。ほんとかなぁ。
 今年のクラブ対抗リレーも、本気度120パーセントで見ごたえがありました。面白いのは、サッカー部、野球部、バスケットボール部、陸上部に交じって、演劇連が決勝に食い込んだこと。演劇って、練習で走るんですか?
 予選が終わって即決勝。アンカーは200メートルを連続で走っているわけです。結果は写真にある、サッカー部が優勝しました。さすがです。
 バスケットボール部は、その後、試合のため、途中から別会場に向かいました。どうも、体育祭がいいウォーミングアップになったみたいで、H高校に勝利したとのこと。これまた、拍手です。

 2日目は何とか天気ももって、気持よく閉幕できました。中断で気持ちをとぎらせないように盛り上げていってくれた実行委員会のみなさん、お疲れさまでした。

鬼沢真之

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