自由の森は短い秋休みの最後の1日、午後から飯能駅前で「未成年喫煙防止キャンペーン」が行われ、生徒のみんなと参加してきました。
この企画、実は市内の高校生たちにの参加でだいぶ前から行われていたらしいのですが、自由の森が参加したのは今回が初めてです。どうやら、主催団体の方で遠慮していたようです。
ところが、今年度の準備会合に明和堂(本屋さん)のご主人、新井さんが参加したところ、自由の森が加わっていないのに気付いたのです。新井さんははじめから呼びかけないのはおかしいと主張して下さいました。後日、代表の方を連れて校長室にやってきました。
新井さんは自由の森学園の創立の時から飯能の住民の立場で応援して下さっている方です。20周年の記念行事でお話して下さった方ですから、覚えている人もいると思います。
学校は秋休みですから今回は寮生に呼びかけ、13人の生徒が参加してくれました。中学生もいます。午後1時半から飯能高校の生徒たちと南口北口に別れてチラシの入ったティッシュを配りました。
はじめはちょっとためらいがちだったけれども、調子が上がってくるとあっという間に渡された袋をカラにしてしまいます。なかには、バス停で待っている人に次々に渡す人、タクシーの運転手さんにも渡していました。
ハンドマイクを渡された女子寮生は与えられた文章だけではなくこう訴えていました。「未成年の喫煙問題は未成年だけの問題ではなく社会的な問題だと思います」
おにざわ