中小企業のための「社員が辞めない」会社作り

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ウィンナーシュニッツェルとラデツキー行進曲

2013年07月29日 | コンサルティング

ウィンナーシュニッツェルは「ウィーン風牛肉のカツレツ」です。 作り方はカツを作る要領と同じですが、鍋を使って油で揚げるのではなく、フライパンで両面揚げ焼きにします※1。

できあがったら、ソースはかけずにレモン汁とパセリでいただきます。味も香りも見た目を裏切りません。ヒューガルデン・ホワイト(ベルギーの白ビール)が実によく合います。私の大好物なのですが、これを出す店は都内でもそう多くありません。残念。

さて『ラデツキー行進曲』といえば誰もが運動会で耳にしたあの曲です。ウイーンフィルのニューイヤーコンサートでもおなじみですね。この曲はヨハン・シュトラウス1世によって1848年にヨーゼフ・ラデツキー将軍を称えて作曲されたものです※2。

そしてウィンナーシュニッツェルはイタリアに出兵したラデツキー将軍がミラノから持ち帰った「ミラノ風カツレツ」が元になったともいわれています。しかし「ミラノ風カツレツ」はもともと中東がルーツだそうです。

私たちも企業研修の場で、ドラッガーやカーネギーなど過去の「偉人」たちの考え方や言葉を引用することがあります。研修講師も料理人よろしく「おいしいネタ」を提供しなければなりませんが、何の脈絡もなく引用しても意味がありません。ウィンナーシュニッツェルとまではいかなくても受講者の「腹に落ちる」ような味付けをしたいと思っています。

※1 詳しいレシピは次の「KIRIN おつまみ道場」にありますので、是非お試しください。

http://www.kirin.co.jp/about/g_r/otsumami/recipe.php?id=a02553

※2 「ラデツキー行進曲」
https://www.youtube.com/watch?v=Yq0ReiHn5aY

 (人材育成社)