中小企業のための「社員が辞めない」会社作り

社員99人以下の会社の人材育成に役立つ情報を発信しています。

影武者

2013年07月28日 | コンサルティング

「影武者(分身)がいればいいのに!」

暑さで寝苦しく、すっきりと目覚められなかったここ最近の朝によく思うことです。影武者が自分に代わって仕事をしてきてくれたらいいのになぁ!などと、子どものように虫のいいことを考えることがあります。

 影武者とは、権力者や武将などが敵を欺いたり、味方を掌握するため、自分とよく似た風貌や服装の人物に身代わりをさせることをいいます。

歴史上の人物では、平将門には6人の影武者がいて、敵を困惑させたと伝えられています。また、現代ではあの山口百恵さんが多忙を極めていた当時、彼女が出演する映画の撮影の時に、そっくりさんの影武者が後姿の代役を勤めていたということです。さらにイラクのサダム・フセイン、北朝鮮の金正日、リビアのカダフィ大佐などにも影武者がいたという説があるようですね。

 ところで、浜松市のご当地キャラクターの「家康くん」(市制100周年記念マスコットとして、2011年に徳川家康をモチーフとして誕生したキャラクター)にも、何と影武者がいるのだそうです。 

ここ最近の家康くん、ご当地キャラブームもあって人気上昇中で、イベントなどで超多忙。そのため家康くんの影武者が必要となり、選抜を勝ち抜いた人間の影武者が家康くんの代わりに活躍しているのだそうです。

影武者が必要になるほど、多忙を極める家康くん。いかに過密スケジュールなのかがわかります。そう言えば、昔、少年漫画で徳川家康の影武者が主人公の漫画がありましたから、もしかしたらこの辺も関係しているのでしょうか?

 さて、話は変わって、私たち研修講師は知力?はもちろんのこと、何より体力が求められる仕事です。

体調不良で研修に穴をあけるなどということは、許されません。何か月(場合によっては一年位)も前から、ご依頼をいただいている仕事であるからこそ、体調を万全にして臨むことが課せられています。

でも、我々もそこは生身の人間。知り合いの講師の中には、過去に研修の一日目と二日目の間の夜に階段から落ちて怪我をしてしまったり、前日に緊急入院をせざるを得なくなった人もいます。

 幸いにも、我が人材育成社においては、まだそのような緊急事態には至っていませんが、今後絶対にないとは言えません。

そんな心配をしている時には、ふと自分にも影武者がいたらいいのに!なんて思ってしまいます。(権力者でもないのですが・・。)

 でも、そんなことを考えるよりも、プロして仕事をしている以上、まずは体調管理には十分気をつけなければなりません。

夏の暑さもこれからが本番。皆さんも体調には十分にご注意下さい。

 (人材育成社)