めっきり日が短くなった。
東富士演習場では、照明弾を打ち、夜戦訓練です。
背後に富士山がうっすら見えます。
訓練も大変だなぁ。
暖かい一日だった。
Lauraは日向ぼっこをしているかと思えば、家の中をウロウロ。
源太郎が冷蔵庫を開けると、どこからかすっ飛んでくる。
仕事も終わって、さぁ夕食にはまだ時間がある。
気分転換に、音楽を聴きながら、ジョークネタを調べていた。
これは傑作だ。(あくまでもイタリアンジョークですからね)
一人の男(公務員)が亡くなった。
三途の河を終わると道案内のビラを受け取った。
そこには「あなたの永遠に住むところは、これまで国のために働いてきたあなたの同僚たちがいるところ」と書いてあった。
悪友もいたので、まずは「地獄」に行くことにした。
地獄の門を叩くと地獄の主ルチフェロ(魔王)が現れ、「ここにはあなたの仲間はいない」という。
「じゃ、きっと煉獄にいるんだろう」と思い、煉獄の門を叩いた。
すると門番が出てきて、「ここにはあなたの仲間はいない」という。
「そうか、みんな生前にいい仕事をしたから天国にいるんだろう」と喜んで天国の門を叩いた。
すると、サン・ピエトロ(聖ペテロ)が現れ、「ここにはあなたの仲間はいない」と言われた。
困り果てている男に、サン・ピエトロが言った。
「心配することはない。皆さんは例に漏れずバールに行っているのでしょう」
男は、即座に納得して安心した。
あの世に行っても「油を売っている」ことは変わりない。(あくまでもイタリアジョークですよ)
「ラウラ、どこにいるの」
「sono qui」
朝八時に富士山周辺は雲ひとつない天気になった。
これなら清々しいと思いきや
真夏日となった。 「台風よ。話が違う」
そして、おとうしゃんとおかぁしゃんは敬老の日だというのに
朝から、片付けや掃除に懸命に働いている。
Laura「私のことは無視しているの」
Laura「おかぁしゃん。何しているの」
お母さん「ジェリーの小物を片付けて、これからダンボールをまとめ、それから庭の草取り」
Laura「おとうしゃん。何しているの」
お父さん「今日はお風呂場を徹底的に綺麗にするんだ」
Laura「じゃ。私は」
お父さん「邪魔しないでいてくれればいいよ」
すると、しばらくは出窓の寝転んで日向ぼっこ。
Laura「もう、終わった?」
お父さん「まだまだ」
お母さん「今度は台所の掃除」
Laura「ふぅーん。じゃ私は現場監督」
しばらくジェリーが心配で、手につかなかった二人。
ここぞとばかり、行動を起こす。
そして、夕方やっと作業が終わりまったり。
Mihoちゃんはピアノの練習
源太郎は、日頃ペンしか持たない手なので、
作業して手がだるくて椅子に座り込み
イングリッド・バーグマン主演の1953年映画「イタリア旅行」を見ながらうとうと。
Laura「寝てないで、遊んでよ」
お母さん「ジェリーは静かな犬だったけど、いないとこんなにも静かなのかなぁ」
お父さん「まぁな」
深夜、台風18号は荒れ狂ったように、
風や雨をもたらし、
そして、夜明け前には遠のいていった。
「台風一過」
久しぶりにこの言葉がぴったりの朝だった。
皆さんの地域で被害がないことを祈ります。
今台風は北海道方面へ、農作物も被害を受けませんように。
青空。
さぁ、心新たに頑張りましょう。
皆さんの心温まるコメントを読み返し、ただただ感謝。
娘に「このブログ、三日坊主ならないでね」と言われながらも
続けていて本当に良かったと思う。
今日から、いつものブログに戻ることにしよう。
お父さん「ラウラ、これからもおとしゃん頑張るよ」
Laura「あぃよ。頑張れよ」
お父さん「Jerryの納骨は、もう少し天気が落ち着いてからでいいよね」
Laura「うん」
皆さんから心温まるコメントやメールをいただき、ありがとうございました。
そして、返信もできず申し訳なく思います。
今日からは、いたずらあり、笑いあり、老いぼれ源太郎のブログを再開します。
もちろん「美人あり」です。
拙いブログですが、今後もお付き合いください。
多くの方から温かいお言葉や激励をいただき感謝いたします。
お一人、お一人の言葉に励まされ、何とか普段の気持ちに戻りつつあります。
コメントの返信もままならず、失礼の段お許しください。
Jerryが天国に行って二日が経ちました。
今日は朝から冷たい雨が降り続き、ガランとしたケージには何もなく。
彼の息遣いも聞こえず、雨音だけが聞こえてきます。
Lauraはまだ片付けていない彼のケージの中に入ったり、出たり。
一生懸命、彼の温もりを探しているのかもしれません。
2001年、今お世話になっている獣医さんが開いた里親を探す会に立ち寄りました。
真っ白な犬を見るなり家族はこの犬に惚れこみました。
しかし、彼には多くの申し込みがあり、抽選。
そして、緑色のリボンの「1222」の番号を記載して発表を待ちました。
多くの犬は、応募者が単独であったのでしょう。
抽選もなく、それぞれの里親に迎えられて行きました。
いよいよ、彼の抽選となりました。
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「当選だ!!」と息子や娘が大喜びして、彼は我が家の一員になりました。
部屋に入るなり、フローリングを滑りまくりながら、
籐のソファの下にもぐりんだり、子供達とじゃれていたことがつい昨日のように思い出される。
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それから、どんどん大きくなり、籐のソファは彼のガシガシの攻撃を受け木っ端微塵。
散歩に出かければそのパワーはすごいもので、広いグランドを走りまわりなかなか帰ろうとしません。
坂で彼は我々を引っ張りあげてくれるくらいのパワー。
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スクーターに乗ることが好きで、田舎道をスクーターに並走して猛ダッシュ。
帰りは、ハンドルに両足をかけ、立ち上がって得意げに散歩から帰還。
道ゆく散歩をしている人たちから、「それじゃ散歩になってないじゃん」と言われたが、実に体重移動してうまくスクーターを乗りこなした。
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散歩中に、神社の草むらに捨てられていた数匹の子猫をいち早く見つけ、家族に知らせた。
そして、彼が見つけた子猫が「Emma」だった。
彼女とはずっと仲が良かった。妹のような関係だったのかもしれない。
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大きくなったJerryの犬歯は鋭く、噛まれたらと想像したくない。
でも、気が弱く小さな犬に吠えられると尻尾を丸め、まず吠えることはなかった。
そして、女子中学生たちに「かわいい」なんて言われると、尻尾を振り答えていた。
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左前脚に肉腫が見つかり、断脚しないと命が危ない時。
決断して手術。
3本足ではもう長生きはできないと思ったが、病院に面会に行くと。
3本足で立ち上がり、若い看護婦さんと現れた。
我々の方が驚いた。
しかも、看護婦さんを慕っているように仲がいい。
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その身体で、散歩に出かけ、走った。
しかも、近所の彼女たちのところを必ず訪れ、いわばナンパをしていた。
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雷が嫌いで、雷鳴が聞こえると部屋に入れろとうるさい。
でも、ピアノの音は好きなようで、傍に寝転んでスヤスヤ。
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そんな、彼は今頃、Emmaと再会して、Lauraがお転婆すぎて困った話をしているだろう。
彼の骨壷はしっくり重い。
この雨がすぎて、秋の清々しい日に納骨することする。
Emmaの隣に。
本当に皆さん、ありがとうございました。
また、普段のブログに戻れるように頑張ります。
Jerry、皆さんに天国からお礼を言いなさいよ。
Jerry 君のことは永遠に忘れないよ
そして、ブロ友の「どろ亀さん」が描いてくださったJerryの遺影を掲載させていただきます。
ありがとうございました。
9月14日 16:50
Jerryは大好きだったお母さんのピアノを聴きながら天国に旅立った。
2001年に我が家の一員になったJerry。
大病して、片足を失ってからもEmmaやまだ若いLauraと共に生活し、
そして、老衰のため天国にいるEmmaの元に旅立った。
今日、荼毘に付す。
皆さんから応援いただき、懸命に頑張ってきた。
今頃、Emmaと再会しているだろう。
雷が怖く、小さな犬が怖く、優しく声をかけてくれる女性が好きだったJerry。
家族は悲しいけれど、
Jerryは今頃4本足で思いっきり走っているだろう。
Jerry、安らかに。
Jerryのことでご心配かけてすいません。
容態は芳しくはありませんが、Jerryは懸命に頑張っています。
親の私たちが気落ちしても仕方ありません。
少しでも明るくしたいです。
もう秋の富士山、そして日中の月、秋らしい夕焼けです。
知人から富士山大沢崩れの調査下山中の写真が送られてきた。無事に下山したと思う。
大沢崩れはダイヤモンド富士を撮影する方向に崩れ落ちている。
ここには昔、源太郎も何回か登坂したが、富士山が若い山だということを実感できる場所だ。
落石があると砂埃をあげながら谷底に落ちていく。恐ろしいくらいに崩れが続いている。
昼間は、天気が良かった。
真っ白な入道雲が湧き上がり、その数時間後には、大粒の雨が降った。
夕方になって、富士山頂付近の風は大きく変化し、巨大な笠雲のような雲が山頂を覆っている。
犬舎で寝ているJerry。つまらないのかLauraは空き家となったJerryのケージに入って寝ていた。
そして、Jerryが部屋に入りたいようなので、抱きかかえ連れてきて寝かせると、Lauraも安心したのか、Jerryの様子を確認して小さな箱に身体をあずけて一眠りする体制になった。
Jerryは、自力では水も飲めない。食事は全く受け付けなくなった。
「頑張れ、Jerry」
クリクリした目は、家族を見ているのだろう、寝返りを打ちたい時だけは少し声が出て要求する。
「頑張れ、Jerry」
今朝は秋風が吹いている。
天気は良くないが、それでも今シーズン最後の富士山は顔を出してくれた。
大きな登山事故もなく、今日閉山です。
昨夜、Lauraは天袋で寝ていて、おかぁしゃんに置いていかれ、朝寂しくて「ミャー、ニャー」とうるさかった。
今は、ベッドルームに行って、澄ましているがきっとお布団に潜り込むだろう。
それにしても「怒っていた」のだろう、Lauraが男の子に見える。
Jerryは食欲がなく、元気がない。
少しお水を飲み、注射器で流動食を少し食べた。
雷雨の最中は、部屋で寝ていたが、今は犬舎に戻りまた横になっている。
もう高齢なので仕方ない。
Lauraは、高い位置に登り、お腹が空いたら降りてきて。
そして、夕飯を食べているテーブルに座って、睡魔と格闘している。
「ラウラ、お前はホント能天気だなぁ」
Lauraはそれでも、Jerryのことが心配なのだろう。時々犬舎を覗いている。
さて、源太郎は西に向けて出発。
今朝も涼しい朝。庭の「木瓜の実」が数個落ちていたから「ボケ」がなくなった源太郎。
天気はいいが、富士山は薄いベールのような空気に包まれ夜明けを迎えている。
「ラウラ、行ってくるよ。お留守番頼むな。ジェリー爺さんもよろしく」
「あいよ」