漫才師じゃないけど「責任者出てこい。天気予報はどうなっているんだ。雨と言ったじゃないか」
天気予報する方々はいいよなぁ。外れたって責任取らないし、予報はしなくていいから、詳細な天気図だけ示してくれ、昔の新聞は必ず天気図が書かれていた。その時代に戻してくれるだけでいい。(怒り50%)
なんて、怒っても仕方ない。
そんな源太郎の怒りを感じたのか、先ほどから変に風が強くなったが玄関先の空は青空。早く一雨欲しい。
「空は屋根の彼方で、あんなに青く、あんなに静かだ」というフレーズがぴったり。
ラウラは、生活の知恵。もっとも涼しい玄関ホールの下駄箱の上に陣取っている。ここは確実に温度が低い。ひっくり返って鼻歌を歌っているようだ。
「あなたが愛してくれるならどうでもいいわ。世の中のことなんて関係ないわ(エディット・ピアフ)」
「お前はいいよな。ジェリーとおとしゃんはエアコン我慢しているんだぞ」