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Mina, Dalida, Barbara, Laura, Lara....美人大好き! あっ、Mihoが一番好き

雨が追っかけてくる、、、でも大丈夫

2017年04月26日 | 毎日の話

 結局雨に濡れることなく、九州を離れる。熊本は雨模様とのことだが、晴れ男が離れると待っていたかのように雨になったのでやっぱり「神ってる」のかもしれない。新幹線は「みずほ」を選ぶか「さくら」にするか悩むところだが、快適さで「さくら」を選んだ。

ところが、乗車すると源太郎の予約していた席に若い二人の女性が化粧道具を広げて化粧室に化していた。

源太郎「すいません。お席を間違えていませんか」

お嬢様たち「えぇ?」

源太郎「ご確認いただけませんか」

お嬢様たちは化粧する手を止めず。

源太郎「お手持ちの切符、ご確認していただけますか」

お嬢様たち「えぇ?」

一人が切符を見ているが席の番号がないという。そしてわからないと二人で顔を見合わせている。

源太郎「ここは指定席なのですが」

お嬢様たち「えぇ。マジ」、この二人には「ええ」と「マジ」という言葉しかないのか。

そしてやっと気付き、化粧道具をバックにそれぞれ放り込んで、思いっきり倒した席の背もたれをそのままに、「すいていると思った」とだけ言って車両を出て行った。結局源太郎が椅子を元に戻し、捨てた紙くずを捨て、やっと座ることができた。人間だから間違えはある。でも「すみません」という言葉くらい発してもいいと思う。せっかく綺麗に化粧するのなら言葉も綺麗に使おうよ。と思った。それにしてもなぜ車中で化粧をするのだろうか。本当に奥ゆかしさがない時代になったものだ。お二人ともせめて吉本新喜劇の「すみません」「いいよう」というお笑いでもみて考えて。

 

話は変わるが「熊本洋学校教師館ジェーンズ邸」を見たことがある人も多いだろう。それは水前寺公園と県庁の間に建つ二階建の洋館。映画に出てきそうなコロニアル風の建物だった。通り道でもあったので砂取川の綺麗な水の中を泳ぐ鯉を見ながら足を向けた。

着くと、門扉は閉められていて「休館日」と勘違いしたが、そこに張り紙が貼ってある。短い坂を登り鉄格子の門扉から建物を久しぶりに見たくて覗き込んだところ、そこに建物はない。どうしたのだろう。よく見ると、昨年の地震で倒壊していたのだ。本当に残念だった。「熊本城」のことはニュースに取り上げられ状況は知ってはいたが、まさか県庁周辺で1世紀半も建っていた建物が倒壊したなんて、実にショックだった。

 

夕方の市電は結構混んでいるが水前寺を過ぎる頃から空いて座って行くことができた。そして、終点の健軍町で友人と夕食をして、市内に戻った時はすでに11時を過ぎていた。楽しい時間だった。

駅弁といえばやっぱり柿の葉寿司。いただきまぁーす。


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