お客を無視して、主観的に動いた報いは確実に訪れる。
それは、虫の知らせもなく、徐々に。
それがこのせいだ、という理由を知ることもなく、だ。
ならば、この今からその報いが訪れない布石を講じる。
それが経営者だ。戦略的経営者だ。
その布石。
「顧客第一主義」などスローガンにし、口で何遍唱えようと、
それは自分を中心において唱えているかぎり、
まったく意味もないし効果もない。
そんな布石、いや布石にも成らないことをやっては単なる先延ばし。
報いの方は先延びしないから、逆に滅びを引き寄せることになる。
布石とは、意志を持って、石を布のように
敷き詰めていくことを意味している
ここで意志とは、
客観、客が自分たちを観るのと同じ観点、視点で観ること。
これを意識して行うことを意味する。
つまり、主観の「主」を「客」に置き換える。
ここで布石とは、
この習慣を組織に徹底的に浸透させること。
これがなければ、絵に描いた餅だ。
ここで徹底的、というのは浸透率100%ということ。
難しいことだ。
なら、どうしたらいいかだ。実証済みの方法がある。
消費者体験を増やすことだ。
身銭を切って、自分が買い物をする機会を増やすこと。
他店視察、先進地視察といったように、
経営的立場をどこか頭に残して、といったことでは絶対駄目だ。
そうした売り手の意識を完全に抜き去ることが不可欠だ。
従業員にやらしてみよう、といったことを言わずに、
まず自分でやってみよう。
やってみればわかるが、経営者にとっては。これが実に難しい。
ついつい経営者の視点
ついつい競合店調査モードになっている。
それは、虫の知らせもなく、徐々に。
それがこのせいだ、という理由を知ることもなく、だ。
ならば、この今からその報いが訪れない布石を講じる。
それが経営者だ。戦略的経営者だ。
その布石。
「顧客第一主義」などスローガンにし、口で何遍唱えようと、
それは自分を中心において唱えているかぎり、
まったく意味もないし効果もない。
そんな布石、いや布石にも成らないことをやっては単なる先延ばし。
報いの方は先延びしないから、逆に滅びを引き寄せることになる。
布石とは、意志を持って、石を布のように
敷き詰めていくことを意味している
ここで意志とは、
客観、客が自分たちを観るのと同じ観点、視点で観ること。
これを意識して行うことを意味する。
つまり、主観の「主」を「客」に置き換える。
ここで布石とは、
この習慣を組織に徹底的に浸透させること。
これがなければ、絵に描いた餅だ。
ここで徹底的、というのは浸透率100%ということ。
難しいことだ。
なら、どうしたらいいかだ。実証済みの方法がある。
消費者体験を増やすことだ。
身銭を切って、自分が買い物をする機会を増やすこと。
他店視察、先進地視察といったように、
経営的立場をどこか頭に残して、といったことでは絶対駄目だ。
そうした売り手の意識を完全に抜き去ることが不可欠だ。
従業員にやらしてみよう、といったことを言わずに、
まず自分でやってみよう。
やってみればわかるが、経営者にとっては。これが実に難しい。
ついつい経営者の視点
ついつい競合店調査モードになっている。