長尾たかしの・・・未来へのメッセージ

自民党衆議院議員長尾たかしのブログ。平成11年からネット上で情報発信を継続。サラリーマン生活を経て政界へ。

徳永エリ参議院議員からの書き込みに反論する!!!!

2015-06-14 11:18:55 | 社会保障・税


※以下の文章の一部だけを取り上げたご指摘はご勘弁ください。全文を読んで私の主張として受け止めてくださることを希望します。

民主党の徳永エリ参議院議員から書き込みを頂戴いたしました。国民の皆さんが必ずしもご存知ないことを利用し、混乱させています。

>そもそも格差拡大の要因になった労働者派遣法の製造業への解禁・・???

資料にあるとおり、派遣労働者の割合は全雇用者の約2%、非正規雇用労働者の6%です。この割合で格差拡大の要因となるのでしょうか??また、製造業への解禁以前から格差問題は存在していたはずです。まったくの印象操作です。

>およそ40万人が解雇の可能性。・・???
あたかも40万人全てが解雇になるかのような書き振りです。拡大解釈による捏造と断じます。一部の野党は厚生労働委員会でも同じ理屈で与党に挑んできます。派遣とは「一時的、臨時的」な働き方です。多様性ある働き方を求めている方々にとってはワークライフバランスに叶っているのです。派遣労働者の全てが生活に困窮している弱者、必ずしも低賃金労働者などではないのです。また、26業務従事者の全てが3年以上の雇用を求めているのでしょうか? まったく事実と違います。

>この法案法案の中身を分かっていますか?・・??
ならば審議に応じて理解していただけるようにすることが国会の責務ではありませんか? 委員室に立ちっぱなして腕を組みながら野次ばかり飛ばすことをやめて、椅子に座って審議に参加してください。また、民主党の主張を「分かる」ことと「納得する」ことは別物です。民主党の主張に「納得しない」方々に対して、「分かっていない」なんてことを言わないでくださいね。

>体を張って止めるのが国民の為・・??
あんな肉弾戦の作戦ペーパーを作って、暴力を正当化する。過激派と同じだと受け取られてしまうことを心配します。あるいは、それが御党の基本方針なのでしょうか? お気の毒です。

>民主党を批判する人は分かっていない。・・??
何を批判されているのかを理解する努力をしませんか? 吐き捨てるような書き振りで「心の底」が垣間見えてしまいます。

さて、
派遣法は、労働力の需給の適正な調整を図るため労働者派遣事業の適正な運営の確保に関する措置を講ずるとともに、派遣労働者の保護等を図り、もって派遣労働者の雇用の安定その他福祉の増進に資することを目的としています。つまり、大前提として関係者にとって「一時的、臨時的」な労働なのです。この労働形態により、仕事と家庭を両立している女性や、ジョブ型労働のメリットを最大限享受し、自身のスキルを存分発揮している方々もおられるのです。

ただ、派遣社員の中には、「不本意ながら派遣労働(以下、不本意派遣)」をしている方々もいらっしゃいます。我々与党も、不本意派遣のあり方、26業務従事者で3年以上働きたい方々、派遣から正規社員になりたい方々が一定割合いらっしゃることは承知しており、決して見て見ぬ振りなどしておりません。これらの問題は、派遣法の中では解決できません。ですから、非正規労働の問題解決という違うステージで、不本意派遣労働者に関しても議論すべきだとしています。その方が派遣法の枠組みで議論するより、体系立った整理され、よりスッキリとした議論になると思います。

また、今回の改正案には違法派遣を徹底排除する条文も盛り込まれています。届出制だけで開業できてしまう特定労働者派遣事業を廃止し、すべての事業者を許可制とし、違法派遣で苦しんでいる方々を一刻も早く救済しようとしているのです。他、派遣法の中にできるだけ正規労働者への道筋がつくように、派遣元などにキャリアアップ等の義務を課すなど、派遣は「一時的、臨時的」とはいえ、法律の中で出来うる限りの事を盛り込んでいるのです。一部の野党もマスコミもこういった改正案には全く触れません。

弱者ではない方々を「仮想弱者」に祭り上げ議論を挑む手法は禁じ手です。「真の弱者」を守るどころか、政争に巻き込む。これでは弱者は永遠に救われません。

私は怒りが収まりませんっ!!!!異論があるのならば、委員会審議で明らかにしていこうではありませんかっ。それでも、「体を張って止める」のですか??怪我人はもうご勘弁ください。
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6月12日、厚生労働委員会の学級崩壊状態メモ

2015-06-14 10:47:57 | 社会保障・税
厚生労働委員会、午前中の審議終了。というか審議になっていません。なんとか団のタチの悪い言いがかりのような委員会風景。とても子供には見せられません。

昨日は年金の集中審議を求めた野党ですが、維新以外は審議拒否。派遣法の審議を総理を入れて審議することを受け入れた与党ですが、今日の2時間の審議、民主党、共産党は質疑者を立てないまま審議入り。

民主・生活所属の大勢の議員が委員室廊下に押しかけ、委員長が席につくことを肉弾戦で阻止しようとする。話し合いではなく、やっぱり肉弾戦。委員でもない議員が大量動員され、野次の嵐。民主の厚労委員は席に着かず委員内の入り口に陣取り、ヤジを飛ばす。

総理参加のもと、委員会が始まり、自民、公明、維新の質疑が、大野次の中で終わり、いよいよ民主党の番。誰も質問席に立たず、相変わらずの、ヤジ、やじ、野次。挙句には、某民主党議員が傍聴席に招いた応援団に向けてアジ演説を行い、傍聴席を煽る。数名の傍聴人が不規則発言や、拍手などを行い、委員長から注意を受ける。

なんと、総理は70分間座ったまま。我々も野次ばかりを聞かされるも、時々応酬。でも、あまりにも品位なく、同レベルになるのも気がひけるので紳士的に時間経過を待つ。

あーっ、午後1時から再開です。本当、お恥ずかしい。



午後も相変わらずの状態。椅子に座らない民主党委員とその仲間たちが、委員室入り口に陣取りヤジやじ野次。

自民・公明・維新の審議が終わり、民主50分、共産15分の質疑時間があるにもかかわらず、審議には応じないということで、何度も何度も民主委員に「着席してください」と促すも、駄々をコネ学級崩壊、「野生の王国」、「獣の群れ」の状態。

已む無く、委員長が審議の終局を宣言しようとしたところ、民主党議員が委員長席に押し寄せ、マイクを退ける、委員長メモを取り上げようとするなどの肉弾戦。我々は椅子に座ったまま、

虚しい大騒ぎを冷めた心で見守る。結果、終局し、散会。

委員長、本当にお疲れ様でした。

因みに、午前中の肉弾戦(写真)で委員長は首を痛め医務室へ。そして、携帯電話が無くなったとのこと。もみ合いで落とすことはあっても、出てこないというのは、誰かが持ち去ったとしか考えられず。盗難届を!!



背広に手を突っ込んだ御仁がおられたとお聞きしております。傷害に加え、窃盗?なんてコトになるのでしょうか?懲罰動議は当然です!暴力最低です!渡辺委員長のお身体を案じます。



一つ大きな反省をします。
・年金情報流出問題ではなく、
・年金情報盗難事件とすべきでした。
犯人の概念が消えてはなりません。
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