長尾たかしの・・・未来へのメッセージ

自民党衆議院議員長尾たかしのブログ。平成11年からネット上で情報発信を継続。サラリーマン生活を経て政界へ。

日朝政府間協議の合意文書について

2014-05-30 14:58:40 | 北朝鮮問題
【皆さん、一緒に考えてくださいませんか?】
後に次々と今回の日朝政府間協議の合意文書について、様々な見解が表せられると思いますが、私が最も気になった点を幾つか記します。

私は総理の判断を支持しますが、交渉が相当難航していること、時間との戦いを最大考慮していることなど、敢えて非常に厳しい勝負に出た感があります。これを我々は理解しましょう。

以下、私の戯れ言
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「合意文章」※前後省略しています
・北朝鮮側は、過去北朝鮮側が拉致問題に関して傾けてきた努力を日本側が認めたことを評価し、
→北朝鮮が努力したでしょうか?

・不幸な過去を清算し、懸案事項を解決し、国交正常化を実現する意思をあらためて明らかにし、
→この場合の不幸な過去とは、戦後補償を臭わせています。

・特別調査委員会を立ち上げ、調査を開始する時点で、人的往来の規制措置、送金報告および携帯輸出届出の金額に関して北朝鮮に対して講じている特別な規制措置、および人道目的の北朝鮮籍の船舶の日本への入港禁止措置を解除
→【これが最大の懸念】です。調査開始時点で措置を解除してしまうのです。普通に考えれば、解除は成果が出てから、全面解決してからでしょう!!!!

・人道的見地から、適切な時期に、北朝鮮に対する人道支援を実施することを検討することとした。
→官房長官会見では、少々ニュアンスがキツめに変わっています。「適切な時期に、北朝鮮に対する人道支援の実施を検討する。再調査の方向を見た上で検討する」合意文書には「再調査の方向を見た上で」という言葉が入っていません。
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皆さん、敢えて勝負に出た感がありませんか?
コメント (7)
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