長尾たかしの・・・未来へのメッセージ

自民党衆議院議員長尾たかしのブログ。平成11年からネット上で情報発信を継続。サラリーマン生活を経て政界へ。

テロ特措法問題を考える・・・その1

2007-08-09 18:24:57 | 安全保障
「カレンダーが止まっている」防衛相が小沢民主代表を批判(読売新聞) - goo ニュース

アメリカのご機嫌伺いを防衛大臣がやっていることの情けなさ。自衛隊はアメリカの軍隊ではない。ここの部分を議論しなければ、特措法延長問題は語れない。

私の考えは、以下が前提。
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「(略)われわれは戦後の日本が経済的繁栄にうつつを抜かし、国
の大本を忘れ、国民精神を失ひ、本を正さずして末に走り、その
場しのぎと偽善に陥り、自ら魂の空白状態へ落ち込んでゆくのを
見た。政治は矛盾の糊塗、自己の保身,権力慾,偽善にのみ捧げ
られ,国家百年の大計は外国に委ね、、、(略)」

「(前略)諸君は永久にだね、ただアメリカの軍隊になってしまう
んだよ。(中略)どうして自分らを否定する憲法にペコペコする。
(中略) 今の憲法は政治的謀略で諸君が合憲のように装っている
が、自衛隊は違憲なんだ。自衛隊は違憲なんだ。貴様達は違憲な
んだ。(後略)」
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ご存知三島由紀夫最後の演説のくだりである。

日本は高度成長期や、バブルにうつつを抜かし、「別に国家なんかどうでもいい」と言う人が増え、その場しのぎの言い訳の政治経済。国としてどうするかの問題よりも、外国のご気分伺いばかりの日本外交。自衛隊派遣はアメリカの言いなり・・・。

つまり、テロ特措法を延長するか否かは、この攻撃、どこの誰がどのような手続きをふんで(ふまずに)、始めたかに立ち返らなければならない。

この点の議論なく、国際貢献を「せねば、せねば」のみを焦点とし延長すれば、日本とアメリカは対等にはなりえない。

ただの犬である。釘を刺すよい機会である。
コメント (1)
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