3月4日はSさんMさんIさんの鶏頂山麓ウロコ板ツアーでした。
ここは信仰の山・鶏頂山の登拝口でもありますが、旧鶏頂山スキー場の入り口でもあります。
歩き出して間もなく、スキー場施設の廃屋が見えてきます。
このスキー場は2000年に閉鎖されたとのこと。もう24年も前だ。
ん?1階の真ん中の部屋に何かある…。
な、なんとフィッシャーのスキー板がぶら下がっている。あまりにもトリッキーで、ちょっと不気味。
周りにはウサギや獣の足跡も多く、廃墟は隠れ家にもなっているようだ。
昔あれだけたくさんいたスキーヤーや関連産業はどこへ行ったのか…。趣味が多様化したとはいえ、この衰退ぶりはあまりにも激しい。
今日参加されているゲストのみなさんは、スキー歴50年だ。ぼくが産まれた時にはすでにスキーを始めている。みなさんはスキーが心底好きで、ずっと続けている。
スキー全盛時代の懐かしく華々しい話を聞きながら、スキー場跡を登った。
みなさんはウロコ遊びの達人だ。
ちょっとでも遊べそうな斜面を見つけると…
ザックを置いて、放牧された羊のようにおいしそうな雪を求めて散らかっていく。
そしてまた嬉々として登り返してくるのです!
ようやく今日の行程の半分にあたる枯木沼に到着。
次に遊べる斜面はないかと、スキー場トップを目指す。
耳を澄ますと、隣のエーデルワイススキー場のBGMが聞こえてくる。森に目を凝らすと動いているリフトも見えるのだ。
でも誰一人、あのリフトに乗っちゃえば楽なのにね~なんて言わない!
この方たちは心底ウロコ遊びが好きなのだ。
スキー場トップに到着。置かれていたレジャー椅子を目ざとく見つけ、一息つく。
さすがに全盛時代、リゾートスキーに明け暮れたみなさん。かつてのリゾラバに思いを馳せ、一息つく姿が板についています。笑
さ、夢から醒めたら大沼を目指しましょう。
今日も誰もいない静かな大沼。鶏頂山もよく見えています。
今日も飽きずに和泉屋トマトスープでランチタイムです。
誰かが残していってくれた白いヒヨコ。まさしく子鶏頂ですね。
さああとは元来た道を戻りましょう。
雪が良さそうなところを選びながら、遊びながら下りていきます。
今回も無事下山しました!
SさんMさんIさん、今日はお越しいただきありがとうございましたm(__)m。
3月25日 ⇒ テレマークレッスン@たんばらスノーパーク ⇒ 定員5名 ⇒ 残り2名
コブや非圧雪の斜面でレッスンします! 料金9,000円(傷害保険代込み)
あれ、阿久津さん達のトレースでしたか。
翌日、トレースを使わせてもらいました。
ありがとうございました。
なかなか信仰登山史跡めぐりと社会派のツアーでした!
しかし手ごわい雪でしたね…