南会津流半農半スキー 和泉屋AK.T

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3月4日 鶏頂山麓ウロコ板ツアー

2024-03-07 12:16:44 | 

3月4日はSさんMさんIさんの鶏頂山麓ウロコ板ツアーでした。

ここは信仰の山・鶏頂山の登拝口でもありますが、旧鶏頂山スキー場の入り口でもあります。

歩き出して間もなく、スキー場施設の廃屋が見えてきます。

このスキー場は2000年に閉鎖されたとのこと。もう24年も前だ。

ん?1階の真ん中の部屋に何かある…。

な、なんとフィッシャーのスキー板がぶら下がっている。あまりにもトリッキーで、ちょっと不気味。

周りにはウサギや獣の足跡も多く、廃墟は隠れ家にもなっているようだ。

昔あれだけたくさんいたスキーヤーや関連産業はどこへ行ったのか…。趣味が多様化したとはいえ、この衰退ぶりはあまりにも激しい。

今日参加されているゲストのみなさんは、スキー歴50年だ。ぼくが産まれた時にはすでにスキーを始めている。みなさんはスキーが心底好きで、ずっと続けている。

スキー全盛時代の懐かしく華々しい話を聞きながら、スキー場跡を登った。

みなさんはウロコ遊びの達人だ。

ちょっとでも遊べそうな斜面を見つけると…

ザックを置いて、放牧された羊のようにおいしそうな雪を求めて散らかっていく。

そしてまた嬉々として登り返してくるのです!

ようやく今日の行程の半分にあたる枯木沼に到着。

次に遊べる斜面はないかと、スキー場トップを目指す。

耳を澄ますと、隣のエーデルワイススキー場のBGMが聞こえてくる。森に目を凝らすと動いているリフトも見えるのだ。

でも誰一人、あのリフトに乗っちゃえば楽なのにね~なんて言わない!

この方たちは心底ウロコ遊びが好きなのだ。

スキー場トップに到着。置かれていたレジャー椅子を目ざとく見つけ、一息つく。

さすがに全盛時代、リゾートスキーに明け暮れたみなさん。かつてのリゾラバに思いを馳せ、一息つく姿が板についています。笑

さ、夢から醒めたら大沼を目指しましょう。

今日も誰もいない静かな大沼。鶏頂山もよく見えています。

今日も飽きずに和泉屋トマトスープでランチタイムです。

誰かが残していってくれた白いヒヨコ。まさしく子鶏頂ですね。

さああとは元来た道を戻りましょう。

雪が良さそうなところを選びながら、遊びながら下りていきます。

今回も無事下山しました!

SさんMさんIさん、今日はお越しいただきありがとうございましたm(__)m。

3月25日  ⇒  テレマークレッスン@たんばらスノーパーク  ⇒  定員5名  ⇒  残り2名

コブや非圧雪の斜面でレッスンします! 料金9,000円(傷害保険代込み)

2023-24 テレマークスクール&スキーガイド和泉屋AK.T

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (かかし(山崎))
2024-03-09 18:03:08
こんにちは。
あれ、阿久津さん達のトレースでしたか。
翌日、トレースを使わせてもらいました。
ありがとうございました。
返信する
そうだったんですね! (阿久津)
2024-03-10 22:25:04
かかしさん、
なかなか信仰登山史跡めぐりと社会派のツアーでした!
しかし手ごわい雪でしたね…
返信する

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