南会津流半農半スキー 和泉屋AK.T

夏は南郷トマト農家、冬はテレマークスクール&ガイドの和泉屋AK.T~~
南会津流半農半スキーのブログでーす!

宮床湿原

2014-06-20 22:05:11 | 

定植も終え、まず一段落。ずっと続いていた雨も落ち着き、最近は日中日差しも出ております。

畑仕事を午前中で切り上げ、午後は宮床湿原に行ってみました。

紅葉の尾白山、雪の黒岩湿原に続き、「岳人」6月号と6月12日付け東京新聞朝刊にも紹介しましたが、やはり今年もワタスゲ見ごたえありましたよ~

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宮床湿原へ続く初夏の森の小道。

やはり緑の山はいいわ~(毛虫がいなければ…)

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その林床には、ほーらありました!

薄切り大根で作ったようなギンリョウソウ。別名通り、幽霊みたいだなぁ。

そんな緑の森をぬけると…。

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じゃじゃーん!

和泉屋テレマークスキー初心者ツアーでお馴染みの宮床湿原です。

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今年もワタスゲが素晴らしい!

湿原の全面ではありませんが、主に西側半分がまさしく白い絨毯です。

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ミズゴケ表面をよく見ると、食虫植物のモウセンゴケが。私のお気に入りです。

この穂先のようなネバネバで虫を捕え栄養とするのです。

肉食植物?これぞ食物連鎖の逆転。

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お!いましたいました。日本最少トンボのハッチョウトンボ。この真っ赤は雄♂です。

母校の田島小学校時代。裏山の湿地でよく採ったものですが、今はもう居ないでしょう。

多くの都道府県で絶滅の危機にさらされております。

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まあ、ワタスゲの大群落よりもまず凄かったのが、この毛虫。

とにかく我が家の周り、そして一見清々しい森の中や湿原に大発生してます。

森の中は、ポツポツポツ…と毛虫の糞の雨。たまにぼさっと、肩に不時着もあり。ひょえ~

調べたらマイマイガの幼虫でした。約10年周期で大発生とのこと。

毛虫に弱い方はぜひ気をつけてくださいね。

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定植、完了しました~!

2014-06-16 19:25:55 | トマト

全12棟のトマトハウス。定植作業は残すところ育苗ハウス2棟だけとなりました。

ところが、この最後の2棟だけは作業が大変なんですよ。つまり、育苗資材を片付けて何もないところから植付けまでしなければならないのです。

まさしく、本畑準備から定植までが凝縮された作業となるのです。

と、そんな時。頼りになるのが東京トマト応援隊でございます!

東京から冬のスキーガイド常連さん、部長&モトキっちゃん&オガちゃんが応援に駆け付けてくれました!

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まずは、育苗ハウス内の草取りから始まります。

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残った苗を移動し、育苗のために使ったシート類やトンネルパイプ資材を片付けます。

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すっきりした内部に今度は肥料を撒いて、あとは耕耘機で耕します。

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もこもこの柔らかい土になったところで、今度はコンパネを使った鎮圧です。

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チンチン鎮圧~

と、妙な音頭を歌いながらコンパネ板をふみふみする鎮圧ムスメ。

なんか楽しそうでした。

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鎮圧が終わったら、今度は支柱立てです。だんだん畑らしくなって来ましたよ!

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支柱を固定し、両サイドに白マルチを敷いたらいよいよトマト苗の植え付けです。

南郷トマトTシャツを揃えた気合の入ったトマト応援隊。最後の追い込みです!

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ついに育苗ハウスの定植も終え、12日間に渡った全12棟3,000株のトマト定植作業が完了しました~

考えてみれば、トマト仕事でこの時期の定植作業が年間で一番大変な仕事なんです。

ほっとしました~

応援隊のS部長、モトキっちゃん、オガちゃん、今回はほんとにありがとうございました!

あとは収穫まで、いつもの管理作業です。がんばりまーす!

その前に少し休むぞ~

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トマト定植

2014-06-09 20:22:57 | トマト

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梅雨に入った途端、毎日雨です。畑の通路はぐちゃぐちゃ、尾白山はずっと姿を隠しています。

さあ、今年もトマト大仕事の一つである苗を畑に植え付ける「定植」が始まりました!

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4月終わりから約1ヶ月以上掛った苗育て。その苗を畑へ運び植え付けます。

やっと手が掛る時期を過ぎる時。なんか嬉しいですね~

ほっとするわ

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この植え付け作業。単純なんですけど、一番間違っちゃいけないのが、苗の向き。

実はトマト苗には裏表があるんですね~

トマトは花房を段々と上に付けていきます。実はその花房はすべて基本的に同じ向きに付くんですよ。

これからの収穫などの作業を考えると、作業通路に花が向いていれば作業効率が良いわけです。

この植え付け時に花の向き、つまり裏表を間違えると収穫の最後までやりにくいことになってしまうのです。

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ほら、花が同じ向きに付いているのがわかりますよね。

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今日は、田島の実家・和泉屋魚屋からマタギの親父とニシン山椒のが手伝いに来てくれました。

どうもありがとー!

さあまだまだ続くぞ、がんばりまーす

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トマト定植準備

2014-06-06 17:57:24 | トマト

南会津もいよいよ梅雨に入りました!

先日までの猛暑、長引く咳風邪、そしてイネ科雑草の花粉症…

大事な定植作業を目前に、なんだか調子悪いな~

みなさんも体調崩していませんか?働き盛りの’72生まれ、がんばりましょーねー!

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さて、トマト定植に向けて苗はすくすく育っております。

毎朝の水管理はそれはそれはシビアなものです。

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ただたっぷり水を上げればよい訳ではありません。

トマトがその日のうちに飲み干す分だけ水をあげるのです。これが多すぎると夜のうちに寝ながら水を飲み、するするっと徒長しちゃうのですから。

ですから朝の水やりは、生育ステージ、その日の天気傾向、日照時間、気温、を鑑み毎日変わります。

ではその水量をどう計るか。3,000ポットをいちいち計ってあげる訳にはいきません。

そこで、体内メトロノーム

たとえば80ccをポットに注ぐとしたら、最初にエンジンポンプのスロットルを調整し、さらにビーカーを並べ80ccになるように注ぎ口を移動していきます。

そのちょうど良いリズムを頭に刻み、「トントントン、トントントン、…」と1ポットずつ注いでいくのです。

ところが、NHKラジオを聴きながらいつも農作業している私は、朝の6時30分からのラジオだけは消します。

ラジオ体操のリズムがまたこれ狂わせるんだな~

そんなこんなで、たまにイレギュラーな水を与えられながらそれでも徒長せずに育ったトマト苗は、花芽を延ばし定植はもうそこまで。

そうそうトマト定食ではありませんよ、トマトの定植です。つまり、畑にトマト苗を植え付ける作業です。

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支柱をしっかり固定し、潅水設備も整い定植準備完了!

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植穴も開け、あとはトマト苗が咲きそろうのを待つだけだ。

いよいよ、定植始まりま~す

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