南会津流半農半スキー 和泉屋AK.T

夏は南郷トマト農家、冬はテレマークスクール&ガイドの和泉屋AK.T~~
南会津流半農半スキーのブログでーす!

矢ノ原湿原、尾白山

2018-10-23 19:49:14 | 

10月17日。天気予報通り、寒冷前線の通過で朝は大粒の雨。

せっかく東京から電車とバスを乗り継いでお越し下さったI徳さんとS部長。紅葉の尾白山を諦め、昭和村にある矢ノ原湿原へと向かいました。

この日の矢ノ原湿原は、まだ紅葉がちょっと早い感じです。

静かな空間に、沼に生息する大きなコイの水面を叩く音が時々響きます。

沼と湿原のほとりの道を、ゆっくりと1時間かけて一周しました。

真っ赤へと向かうヤマモミジも、また美しい。

足元のゼンマイ縁取り紅葉も、また味があります。

木道から水面をよーく見ると、ムラサキミミカキグサが咲いていました。これ、食虫植物。タヌキモの仲間です。

日本在来のスイレンであるヒツジグサ。徐々にワインレッドに紅葉するでしょう。

いつの間にか空は青空に。代官清水でお昼を食べ、静かな矢ノ原湿原を後にしました…。

10月20日。今日はS部長、タカノ氏、ユキちゃん、チサさんと尾白山へ向かいました。

尾白山名物の急登&急登。うつむきながら黙々と登ります。

1,100m付近のブナ森も色づき、明るい森となっていました。

ヒトツバカエデの黄葉が、さらに森を明るくします。

稜線からはいったん視界が開けるものの、あっという間にガスに包まれてしまいます。

ガスが無ければ紅葉の大斜面なのですがねえ…。

霧に包まれた紅葉も、また良いものです。

みなさん、お疲れさまでした!また来年も晴れた紅葉を楽しみにお越しくださいませ~!

ありがとうございました。

10月22日。赤い尾白山がくっきりの朝。初霜が降りました。

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トマト登山部、部活動はじまる

2018-10-14 18:15:50 | 

早朝、トマトハウス越しに見える尾白山も日に日に秋色になってきている。

我々トマト登山部メンバーも収穫のピークを終え、冬に向けて気持ちが少しずつ目覚めてきた。

今年の猛暑のせいか、トマト農家はみないつも以上にに疲労している。かくある私もスキーガイドでありながら情けないほどの疲労&運動不足で腰まで痛めた。これではいかん!と冬に向けて部活動を開始!

10月9日。まずは阿久津・マサ・ハギマのメンバー3人で尾白山へ。それぞれ朝の収穫を終え、阿久津の和泉屋トマト農園に集合。宮沢登山口から尾白山へ。

1,100m付近のブナ尾根は、まだ色付き始めたころ。10月15日の週からは見頃になるだろう。

1200m付近では、オオカメノキが赤く染まりヒトツバカエデの黄色が鮮やかになりつつある。

1,278m峰の斜面の紅葉はまだちょっと早いかな~。10月15日の週が見ごろになりそうだ。

尾白山の稜線は景色がいい!今朝集合した我が和泉屋トマト農園もよーく見えるよ~

標高1,390mの山頂付近はご覧の通り。ミネカエデ、ミヤマナラ、マルバマンサクなどが色とりどり染まっている。

この山行後、麓は毎朝一桁の最低気温になている。15日以降が見ごろになるだろう。

10月13日。今度は阿久津・岩崎&Jr・ハギマのメンバーで大嵐山(おおあれやま)へ。

湯ノ花温泉のすぐそばの山で、会津でもかなり渋い山だ。

行程の半分は清々しいサワグルミの美林を歩く。

林床のシダ群落は鮮やかな緑。紅葉がぱっとしない森を引き立たせている。

沢が終わると、稜線まで急登が続く。疲れた様子の岩崎Jr。しかし、このあと驚くほどの怪童ぶりをみせる!

1,450mから山頂までの尾根に出ると、やっと視界が開けた。

ヤマグルマ、ヒメコマツ、クロビの緑とドウダンの紅葉コントラストは、なんか今一つ。

猛暑や大型台風の影響か、紅葉ならず落葉してしまっている感じ。

登山口から2時間40分ほどで山頂へ。細長く広い山頂からは南郷トマトの水源の山々が見渡せる。

自分たちが作る美味しい南郷トマト。その源の山々を農家だって知りたいのだ。そして、滑りたいのだ。

トマト登山部、今シーズンの部活動の始まりです!

コメント (2)
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