10月17日。天気予報通り、寒冷前線の通過で朝は大粒の雨。
せっかく東京から電車とバスを乗り継いでお越し下さったI徳さんとS部長。紅葉の尾白山を諦め、昭和村にある矢ノ原湿原へと向かいました。
この日の矢ノ原湿原は、まだ紅葉がちょっと早い感じです。
静かな空間に、沼に生息する大きなコイの水面を叩く音が時々響きます。
沼と湿原のほとりの道を、ゆっくりと1時間かけて一周しました。
真っ赤へと向かうヤマモミジも、また美しい。
足元のゼンマイ縁取り紅葉も、また味があります。
木道から水面をよーく見ると、ムラサキミミカキグサが咲いていました。これ、食虫植物。タヌキモの仲間です。
日本在来のスイレンであるヒツジグサ。徐々にワインレッドに紅葉するでしょう。
いつの間にか空は青空に。代官清水でお昼を食べ、静かな矢ノ原湿原を後にしました…。
10月20日。今日はS部長、タカノ氏、ユキちゃん、チサさんと尾白山へ向かいました。
尾白山名物の急登&急登。うつむきながら黙々と登ります。
1,100m付近のブナ森も色づき、明るい森となっていました。
ヒトツバカエデの黄葉が、さらに森を明るくします。
稜線からはいったん視界が開けるものの、あっという間にガスに包まれてしまいます。
ガスが無ければ紅葉の大斜面なのですがねえ…。
霧に包まれた紅葉も、また良いものです。
みなさん、お疲れさまでした!また来年も晴れた紅葉を楽しみにお越しくださいませ~!
ありがとうございました。
10月22日。赤い尾白山がくっきりの朝。初霜が降りました。