畑仕事を無事に終わらせ、いよいよ冬に向けて少しずつ準備を始めよう。
どうやら箕輪スキー場ではすでに一部のゲレンデがでオープンしているとのことだし、もう冬は始まっております。
その前に、テレマークスキー&スキーガイド活動でサポート頂いている会社へご挨拶にと、東京方面へ行って来ました。
まず訪れたのが東京巣鴨にある、キャラバン本社ビル。今年7月にリニューアルし、1階と2階は店舗になっています。
バックカントリー担当の塚崎さんが手にしているのが、78スティンガー・ソフトフレックスと78スティンガー・XCD
ソフトフレックスは従来のスティンガーよりさらに柔らかくなり、雪面へのタッチもよく女性や柔らかめが好きな男性に良さそうです。
今シーズンのレッスンでも、お客様に試しに乗っていただこうと思います。
XCDはいわゆるウロコ板。スティンガーのディメンション(112-78-100mm)はそのままにウロコソールとなっているので、深雪や細板では難しい雪質のアップダウンを繰り返すようなツアーにはぴったりです。
私は昨年同様、今年もゲレンデレッスンは78スティンガー、ツアーでは私が手にしているゼンオキサイドカーボン88、宮床湿原や黒岩湿原、たかつえ~だいくらツアーではスティンガーXCDを使用する予定です。
いよいよ気持ちも高ぶって来ましたね!
お忙しいところご対応いただいた塚崎さん、ショップのみなさんありがとうございました!
夜は、今年もトマト農作業でたいへんお世話になった東京トマト応援隊のみなさんと業績報告会。お上りさんの私には、東京の夜はさながら異国そのもの。秋葉原の夜を、酩酊もせず楽しく過ごせました
S部長を初めトマト応援隊のみなさん、お世話になりました。ありがとー!
慣れないカプセルホテルで睡眠不足の翌朝は、鎌倉へ向かいました。
これまた時雨れていた南会津とは大違いの、ぽかぽかの鎌倉。ここではパタゴニア日本支社を訪問してきました。
対応してくださったのがプロセールス担当の柿坪さん。いつも電話ばかりのやりとりだったので、なんか緊張した…。
が、パタゴニアの社員さんはいつもほがらか。そして以前から実は羨望していた。
小岩井の社員時代の時にパタゴニア創始者イヴォン・シュイナード氏の著書「社員をサーフィンへ行かせよう」を読んで、いたく感動した。
百年後も存在する経営論が書かれていて、当時勤務していた小岩井農場となにか通じるものがあったからだ。
全部が全部受け入れられない部分もあるが、今の自分の生き方にまた大きなヒントが得られるのではないかと思い、また読み返すことにした。
ただカッコいいとか機能性だけでなく、そのメーカーが実行している企業理念も含めて仕事道具を選ぶっていうのも、必要なんだと思う。
そんな企業で働いている柿坪さんと話したり、オフィスをちょっとだけ覗かせてもらってトンボ帰りしたのだが、今回鎌倉まで足を延ばしてほんと正解だった。
柿坪さん、お忙しいところありがとうございました!
さて、南会津へ戻るとやはり時雨の初冬の肌寒い風景。やり残した細かい農作業をこなしつつ、冬の準備をどんどん進めようと思いまーす。
2014-15 テレマークスクール&スキーガイド和泉屋AK.T