南会津流半農半スキー 和泉屋AK.T

夏は南郷トマト農家、冬はテレマークスクール&ガイドの和泉屋AK.T~~
南会津流半農半スキーのブログでーす!

5月30日 今日の畑

2022-05-30 19:16:36 | 里山の暮らし

昨日今日と、この南会津も暑かったですね~

今日なんか南郷アメダスでも最高気温30.1℃を記録しました!

暑いのだけど真夏ほど汗が出ない…。まだ暑さには身体が慣れていないのでしょうか。熱中症に注意ですね。でも明日から天気は崩れ、平年より低い気温となりそうです。

畑はもう植える準備が整いました。あとはトマト苗の花が咲き揃うのを待ちます。

畑から見上げる尾白山。ほとんど雪は消えてしまいました。

そういえば4月17日の熊狩り以来トマト事業に没頭し、すっかり運動不足気味です。

定植前にちょっと山へ行くことにしました。

やっぱり山はいいね~。畑からたった1時間で清々しいブナの山。ブナは芽吹きが早くすっかり初夏の雰囲気です。

ふと…足元に! 危うく踏んでしまうところでした。

のんびり日向ぼっこでしょうか。おそらくジムグリです。大人しい臆病なヘビです。なかなか珍しいヘビなんですよね。

森をぬけ稜線に出るとアズマシャクナゲが咲いていました。

奥山の尾根筋でよく見られますが、花を見るのは久しぶりです。このあとに、より高山に自生するハクサンシャクナゲが咲き始めます。

尾白山上部にはこの2種類が混生しています。

ムラサキヤシオの花も久しぶりに見ることが出来ました。この花を見ると、鳥海山や八幡平で春スキーを楽しんでいたころを思い出しますね~。雪の多い山に見られるツツジの仲間です。

畑が始まってからずっと見上げてばかりいた尾白山。たまに畑を見下ろすのもいいものです。

この山は登山道の一般ルートだけでなくヘビ曽根、中曽根、裏尾白などバリエーション藪ルートを選べる楽しい山です。この山にも熊が居ます。地元熊打ちの猟場でもありました。今回の登山でも途中たくさんの痕跡がありましたよ。

直下に見える雪渓。勝手に「尾白大雪渓」と名付けています。たかだか標高800mにある雪渓ですが、7月まで消えません。

尾白山の東面は冬の豪雪風下で、全面雪崩斜面となります。植生も雪崩地形特有の幹の柔らかいミヤマナラ、マルバマンサク、リョウブ、ミネカエデなどが主体。例年2月には早くも全層雪崩が発生し、大量の雪が沢にたまるのです。会津駒や大戸沢、三ツ岩よりはスケールが小さいのですが、地形・植生的にもきゅっと詰まった面白い山なのです。

来る初冬には鉄砲担いで熊を追いかけたいと思います。

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5月24日 今日の畑

2022-05-24 19:48:16 | トマト

今日は19日以来の久しぶりの晴れ! トマト苗も久しぶりの日照で光合成も忙しかったはず。

ただしかし朝は寒かった~。畑の最低気温は2.9℃。霜が降りそうな気温でした。

本畑ではトマト苗植え付けに向けて準備がどんどん進められております。

これはトマト育成に欠かせない支柱立てです。専務と共同で全5,300本を土に差し込みます。

この棒を土に差し込む作業。実は腹筋をかなり使います。たとえば試しに片方の手をテーブルに置いて、もう片保の手をおなかに当ててください。そのままテーブルの手をぐいぐい押してみてください。腹筋がぴくぴく動くはずです。

そうトマト農家はこの時期、お腹はシックスパックになります! ならないやつはビールの飲み過ぎ!

あ、俺か…。

さて、支柱を差し込む作業が終わると今度はワイヤーとナイロンひもで固定しなければなりません。

これがまた今年五十路を迎える者にとっては拷問のようであります。

専用のスティックでワイヤーとナイロンひもをからめて支柱に硬く絡み付けます。一本にからめるために腕を高々と2回上げなくてはなりません。

ということは、5,300本の支柱×2回=10,600回も腕を上げるのです! 悲鳴が上がります。

もちろん、五十肩決定です…。

最近ずっと両肩に何かが乗っかっているようで、鈍痛で、寝返りが辛く、朝の目覚めは晴れていてもどんよりです。

熊の祟りだ!という人もいるけど、実は昨年暮れからもう始まっているんですよねえ。

とにかく植え付け定植まで我慢します。定植が終わったら鍼灸院に行こうと思います…。

拷問の支柱固定が終わったら、潅水&追肥のための潅水チューブの取付けです。

さあ、いよいよ植え付けが近づいて来ます!

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5月18日 今日の畑

2022-05-18 18:55:59 | トマト

今日は久しぶりに朝からの全力快晴です!昨日までしばらく曇天、そして低温…。

今朝の最低気温は2.4℃でした。寒かった~

苗を育てているビニールハウス内は4℃台まで下がりました。う~む、あまりよろしくない低温条件でしたね…。

尾白山の残雪もあと少し。そろそろエゾハルゼミの鳴き声が聞こえてくる頃です。

さて、トマト苗はとってもシビアな水管理の時期です。

今日みたいなてっかてかの晴れた日ならば、どんどん水を欲するので気前よくガツンと水をあげれられるのですが、

昨日までの曇天や低温の日は、毎日の水やりにとても気を遣います。潅水(水やり)の量が多いと、腰の弱い徒長苗になってしまいます。

ただ水をやればいいのではありません。その日の欲しい分だけあげるのです。

苗にあげる水の量は、苗の成育ステージと天候(日照、湿度)によって変わってきます。

ちなみに今日は70㏄をあげることに。計量カップを傍に置き、エンジンポンプの微妙な出力調整、そして1株当たりに注ぐ時間を脳内メトロノームで調整します。

結果は…。日中の予想外の乾いた風の吹き付けで蒸散が進み水は全然足りませんでした~

今日の午後は、所属している山岳ガイド協会の総会を自宅でウェブ参加していたので、終了後、慌てて追加の水やりをしました…汗。

こんな感じでシビアな水管理はまだまだ続きます。

その間に畑では苗植え付けの準備を進めています。

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5月7日 今日の畑

2022-05-07 19:40:18 | トマト

連日、最高気温が25℃を越える夏日が続いております。

尾白山の残雪の白も、日に日に小さくなって行きます。麓からはナラ・クリなどの新緑がどんどんと先行するブナの新緑に追いつこうと必死です。

日中は暑いとはいえ、早朝は氷点下の日も珍しくありません。4日の朝はー0.3℃まで冷え込みました。

この時期は苗の温度管理に神経をとがらせます。

さて、畑では苗の定植に向けて着々と準備が進められています。

ミュージカルに陶酔した駅弁の売り子ではありません。一生懸命に秘密の特性肥料を撒いているのです。

施肥設計に基づいた肥料も大切ですが、やはり土つくりはもっと大事ですね。

今年はMMtBクラフトビールの麦芽カスや、キノコ菌床、米ぬか…、といろいろ試しております。

そして、赤いトラクター。

必ずといっていいほど僕の頭の中には、あの歌が脳内再生されます。

赤いトラクターの次は、畑のセグウェイの登場です。

今年もテンポよく鎮圧作業まで終わりました。

専務は防虫ハチネット張りに夢中です。

畑の準備のかたわら、そろそろトマト苗のシビアな水管理が始まります。

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5月3日 今日の畑

2022-05-03 18:12:31 | トマト

世の中はゴールデンウィーク後半に入ったようですね。畑の向こうの桜はほとんど散り、ブナ以外の樹々も芽吹きはじめ山も笑い始めました。

今朝は寒気が入り時雨模様。尾白山の1,100m以上は雪が降ったようです。どうりで寒いと思った~

でも、去年も5月3日に雪が降ったんですよね。この時期の寒気。特段、珍しいことでもありません。

さて、5月1日に待望のトマト苗が畑にやって来ました。ポットへの仮植です。

畑事業の強力な助っ人を交え、今回は2,000本を植えました。

根元の空隙を無くすための水極めを行い、活着を待ちます。

さーて、また今年も質実剛健、良質なトマト苗を育てるぞー!

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