南会津流半農半スキー 和泉屋AK.T

夏は南郷トマト農家、冬はテレマークスクール&ガイドの和泉屋AK.T~~
南会津流半農半スキーのブログでーす!

ずらし

2013-05-27 21:48:50 | トマト

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さてぇ、前進!前進!と本畑準備はぐいぐいと進んでいるとは言え、

かわいい苗たちの管理も、怠りなく厳しく進んでいる。

最初は不健康そうだった苗たちも、中学時代の水飲むなド根性野球部が如く、毎日ぎりぎりまで水を我慢させてきた苗は、引き締まったいい苗になって来た。

いいぞいいぞ!

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こうなって来ると、隣同士が重なり合い、準備体操が出来ない。ぐれ始まる。つまり、光合成が妨げられ、光を求め俺が俺がと上に伸び始まって、無用な競争が起こる。

そこで行うのが、ずらし作業だ。

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びっちりと並んだトマト苗を、場所をずらし移動することで間を抜いて隙間を空けてあげる。

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このように、体操隊形に開くと各自おとなしく健全なトマト苗へと成長する!

といいな…

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前進!前進!

2013-05-23 21:37:37 | トマト

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見てください、このひょろひょろっつうトマト苗。

支えが無ければ立っていられないんです~

結局、4割近くダメにした接ぎ木苗。生き残ったのはごらんの様なヤシの樹みたいな苗。

ま、他に購入した完成苗や急きょ手に入れた自根苗の補てんでなんとかやるしかありませんね~

調子に乗っていた就農3年目。調子に乗りすぎた~

だからと言って、下向いてられない。

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ここは、パーっと肥料をぶちまけろ

と半ばヤケクソ。そんな時、群馬みなかみから頼もしいいもむしとーちゃん&あっこさんが応援に来てくれました~

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パーっなんてやっている場合ではない。

ここはしっかり監督、監督。

有機肥料・化成肥料、何袋も何袋も壊れたロボットのようにもんもんと均一に撒き散らすのは、精神的にも体力的にも結構たいへん。

そんな作業を、新規就農当初から見守ってくれているいもむし夫妻が手伝ってくれました。

夜の飲みも楽しく、元気付けられたのであります!

いつもありがとー、とーちゃん&あっこさん

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さーて、接ぎ木の失敗は本畑に定植してから挽回だ!

地主さんから借りて来たトラクターで畑を耕し、

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次に、支部の親方さんから借りて来た鎮圧機で畑を地均し。

零細新規就農家は、みんな借りもんだ!

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前へ進め!GO,GO

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仮植

2013-05-13 19:04:29 | トマト

う~ん、やはり覗き見し過ぎたかな~

他にも要因はありますが、初めての接ぎ木はバラつきが多く活着率70%ほどの結果となりました。

畑に植え付ける苗が足りなくなる勢いです。今年は出端をくじいたかも。う~む、何か考えるしかない。

ま、とりあえずポットへの仮植です。

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徒長しちゃったり、ちっちゃかったり、ばらばらの接ぎ木苗。

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自根苗、購入した完成接ぎ木苗、自分たちで接いだ苗、合計3,200株。

さて、また今年もあの微妙な水管理、空と温度計とにらめっこのハウスの開け閉め、始まりました~

この苗作りに今年の作柄が掛っています。まだまだ目が離せない時期が続きます。

まだまだ笑うことは出来ない。

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裏山は笑い出した



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接木の育苗

2013-05-09 19:26:59 | トマト

ホントこの時期、南会津は初夏と冬が入り交じったような気候。

今朝は氷点下。軽トラのフロントガラスに霜が降り、水溜りにはまさかの氷。昼には23℃…。その差24℃

人でさえ困っちゃうのに、こんな時期のトマトの育苗も困っちゃいます。

さて、初めての接ぎ木から5日が経ちました。

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祈る以外にしっかりくっ付けさせるためには、最初の2日間は、湿度を80~90%を維持させなければならないので、まるっきり密閉しなければなりません!

…なりませんが、開けるなと言われると、開けて見ちゃうんですよね~

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覗いてばかりもいられないので、仮植に向けてポットの土入れもやらなくては。

でもね~、気が気でないんですよ!

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またまた、チラっ

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上からも、チラっ

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チラチラ覗いてたら、一部しおれちゃった~

覗くたびに、乾燥した空気が吹き込んでしまいました。

さて、気になっても仮植や定植に向けて他の作業は続けなくてはいけない。

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ポット土に植付け前の穴開けしたり、

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全12棟分。本畑の屋根ビニールを広げたり、

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それでも、4日後以降は朝夕の優しい光を入れたり、徐々にビニールの隙間を広げ換気をしたり、萎れたら直ぐ閉じたりとびくびく接ぎ木管理をしております。

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そんなこんなで、接ぎ木苗は一部萎れたりしましたが、なんとかバラつきあるけど今のところ順調です!

あとは徐々に慣らして、仮植までなんとかがんばるぞ~

がんばってくれ~、トマト苗!

Img_3006ふと気がつくと、南郷小学校のソメイヨシノは連休明けに満開になっていた。

Img_3037そして、裏の神社のカタクリも満開となっていました。足踏みしていた春も一気に過ぎ去ろうとしています。

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接ぎ木作業

2013-05-04 18:52:36 | トマト

山では雪が降るほどの寒さでためらっていた、トマト苗の接ぎ木。

二日待ってやっとまともにお日様が顔を出してくれましたが、最高気温が10℃と例年を8℃も下回る肌寒い晴れ。それでもハウスの中はそれなりに暖かくなったので、接ぎ木決行しました!

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接ぎ木作業はまさしくトマト苗の手術。

耐病性のある台木苗に、通常のトマト苗(穂木)をくっつける作業です。

カミソリでメス入れて、接ぎ木ジョイントを差し込み、穂木を接ぐ。

全部親指と言われたほど指の太いワタシは、とっても苦手。でもやるしかない!

ご近所のトマト農家兼スノボライダーのOさん夫婦にもお手を借り、なんとか1,700株をやり終えました~

が、安心は出来ません。このうち何本が活着せず枯れるのか…。

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あとはホイル焼きのようにギンギラシートでしっかり密閉し、くっ付くことを祈ります!

と言いますか、くっ付くようにこれからハウス軟禁状態の接ぎ木育苗管理がものをいいます

くっつけー、くっつけー…やっぱり祈ります

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