南会津流半農半スキー 和泉屋AK.T

夏は南郷トマト農家、冬はテレマークスクール&ガイドの和泉屋AK.T~~
南会津流半農半スキーのブログでーす!

トマト育苗ハウスの準備

2011-03-29 16:47:40 | トマト

震災から18日。

被災された方たちのためにも、大切な食料・食材の生産者として、正々堂々と美味しい南郷トマトを作ろう!

と動き出したが、テレビ・新聞報道によると福島県産品に対しては日に日に吹く風は冷たく、気が重たい。

そんな中、会津まで元気を無くしてはいけないと、会津若松市長も動き出してくれている

俺らもがんばろう…。

さて、ビニールの準備も終わり、今度は育苗ハウスの準備だ。

110329_009

畑にはまだ80~90㎝の雪があり、まずその雪片しをしなければならない。

110329_021

ひとまず妻面のパイプを設置するため、妻面の除雪から。

その後、ビニールを張るための紐(マイカー線)を固定する必要があるので、ハウス両サイドの除雪と続く。

腰痛くなりそう…

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震災チャリティツアー

2011-03-27 21:46:43 | テレマーク

急で申し訳ありません。

4月2日土曜日に、風評を吹き飛ばせ「震災チャリティー会津駒ツアー」をやります。

こんな時期にはたして…、と思いましたが、じっとしていられません。

ここ南会津も風評被害の真っただ中。しかし、南会津の放射線量はほぼ平常通り。

山は静かなままです。ブナの森も雪も…。

みなさんで福島・南会津を盛り上げてください!

テレマークスクール 和泉屋AK.T

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粛々と、農作業開始

2011-03-23 18:30:38 | トマト

大地震発生から12日が経った。

大地震の被害、大津波の被害、そして原発の放射線問題…。

福島県や北関東ではすでに、農畜産物や水道水の放射能汚染、そして風評被害が始まってしまった。

役所の指示で、出荷を待っていた立派なホウレンソウや生乳を、もう捨てるしかないと途方に暮れる農家。しかも、放射線汚染が及んでない地域の農家まで…。

同じ農家として本当にやるせないです。

ここ南会津・南郷は、原発から直線距離で130km。南会津合同庁舎で観測している放射線量は、いたってほぼ平常通り。

しかし、同じ福島県として今後の風評被害は免れないだろうな。

しかも、いよいよ今年からトマト農家としてスタートだというのに…。

だからと言って、下を向いていてもしょうがない。

被災された方たちのためにも、大切な食料・食材の生産者として、正々堂々と美味しいトマトを作ります!

やるしかない!

夏には風評被害が落ち着くことを祈りつつ…。

震災後、粛々とトマトのための農作業を開始しました。

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農作業といっても、畑はまだ1mの雪の中。

去年の秋に建てたハウスに、ビニールを張るための準備です。

ハウスのビニールは、かなり重い。引っ張るのが大変だし、泥で汚れると大切な日差しを妨げることにもなる。

でも、このようにしまり雪の時期にやると、引っ張るのも大変楽だし、汚れない。一人でも作業が出来る。

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紐で束ねたビニールを、屋根の棟に仮固定する。

春、苗作り・畑作りが本格化するころに、このビニールを広げることになる。

今日からは冬型の天気。雪が降ったり止んだりの寒い日だ。

全部で12棟。がんばろう!

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また新たな不安が

2011-03-15 21:26:32 | インポート

ここ南会津にも、ガソリン不足の波が。

そして福島原発の新たな不安…。

がんばろうと思って動き出したが、動こうにも動けなくなってしまった。

静観するしかないのか。

岩手の安否不明だった友人達と、やっと連絡が付きはじめ安堵するも、未だ連絡がとれない友人もいる。

情報も本当に何を信じていいのかわからない。

とにかく、家族を守らねば。再建・復興に向けて、少しずつでも出来る事から動き出したい。

重大被災地に比べれば、燃料・食料不足なんぞ問題にならない。

どうか被災地へ道を開け、燃料・食料・物資が運ばれることを願う。

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どうすれば…

2011-03-13 23:07:34 | インポート

まずは、岩手の仲間RST氏、釜石の番長、K太らの家族、そして妻の実家は無事のようでほっとした。

本当に良かった。

今回の未曾有の大地震では、地元福島も大変な被害を受けているが、昨年まで19年間岩手に住んでお世話になっていた自分にとって、岩手が気が気でならない。

特に沿岸の現場担当だったこともあり、あの悲惨な津波の映像を見て言葉が出ない。

地元ハウスメーカーの学生時代からの友人コン君、山田の船越公園や街中の桜を植えた公園、一緒に仕事したあの職人たち、元請けの木下建設のK君、役場の担当者、、そして田野畑村の現場では、一緒に仕事したY造園の職人たち、村役場の担当者、平井賀の民宿のおばちゃん、宮古の仁くん…

あの街、あの現場はすっかり津波にのみ込まれてしまった。

どうかみんな無事であって欲しい。

考えていても、どうすることも出来ない。

どうすればいいんだろ…。

がんばって自分の生業であるトマト農家、テレマークを全うするしかないのか。

まずは自分に出来る事は、ただもう前に進むしかないことだろうか。

明日からまた動き出すしかない。

コメント (2)
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