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南会津流半農半スキー 和泉屋AK.T

夏は南郷トマト農家、冬はテレマークスクール&ガイドの和泉屋AK.T~~
南会津流半農半スキーのブログでーす!

涼を求めて

2010-07-28 19:28:57 | 

梅雨明け後、ここ南会津も連日の真夏日。トマトハウス内は連日の猛暑日。

アヅイヨ~、ボク負けそう…

週末は涼を求めて、妻とチビ達は岩手の雫石へ。私は地元の沢へ。

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ブナ、トチ、カツラ、サワグルミ、ゴヨウマツの原生林。奥深き南会津の沢。

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ドドー!

地図にもない無名の滝。天然のマイナスイオンを浴びる。が、泳げないので水は浴びない

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ブナの一本もの丸木橋で一休み。

毛鉤振り、岩魚釣りながら涼しい沢を歩く。また明日から猛暑のハウスでがんばるかぁ

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会津田島祇園祭

2010-07-27 20:42:43 | 里山の暮らし

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7月22、23日は実家のある南会津田島の祇園祭に行って来た。

会津田島祇園祭といえば、800年の歴史をもつ伝統の祭り。静の七行器行列(ななほかいぎょうれつ)に、動の大屋台運行、そして祭礼を取り仕切る「御党屋制度」と、とてもとても奥が深い。

田島生まれの者にとって、この祭りは無くてはならないもの。この田島の祭りが来ないと、本当の夏が来ない、夏休みが来ない。岩手にいる時も、この時期になると仕事中でも頭の中には祭囃子の「シャンギリ」が流れ、無性に帰省したくなる。お盆には帰省せず、この祭りにはどうにか仕事を調整して、がんばって帰って来たもんです。

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大屋台の上では、運行の合間に子供歌舞伎が演じられる。

自分が小さい頃は、県外の歌舞伎一座をよんでいたが、地元を離れている間に、明治まで行われていた子供歌舞伎がいつの間にか復活していた。

他に、桧枝岐歌舞伎や大桃(旧伊南村)の歌舞伎もあるように、奥会津では伝統的に歌舞伎が盛んだ。

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祭りといえば、「でみせ」が楽しみだった。今では数も減ってしまったが、それでも歩行者(屋台?)天国にした街中の国道の両側に、ずらっと並ぶ「でみせ」の賑やかさは壮観だ。

魚屋の忙しい合間に、自分たち「こめら」は、まつり小遣いを握らせてもらい、「でみせ」に走ったもんだったなぁ。

今度は、自分たちがまつり小遣いを握らせる番。カンタとガクジも、真っ直ぐ金魚すくいへと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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オーンサーンヤレカケロ!

屋台の上からの子供たちの掛け声によって、街中の4台の大屋台は豪快に走り抜け、時には喧嘩し本祭りは最高潮に。

舞台よりもさらに高い位置から大勢の子供たちを見下ろし、掛け声を先導する役、芝居の幕引き役は限られた上級生の仕事。小さい頃は誰もがこの役に憧れたもんです。そして、声をガラガラに枯らしてこの役を果たした時の、大人の仲間入りを果たした的な、何とも言えない爽快感。なつかし~!

今回、初めて上町屋台に上がった息子たち。そして、その屋台の運行を指揮した魚屋のじいちゃん。自分もこの先、お祭りには少しでも携わって行きたいし、息子たちにも「やっぱ、田島の祭りが来ないと夏じゃねー!」となっていってもらいたいものだ。

 

 

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トマト収穫、始まる!

2010-07-26 21:08:09 | トマト

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いよいよ南郷トマトの収穫が始まった!

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4月の上旬に種を播いてから、およそ3カ月半。待望のもぎ取り開始です。主に首都圏の市場に出荷。お店に並ぶ頃に食べごろになるように、まだ青いうちにもぎ取ります。

まだ研修とはいえ、頑張って育てたトマト。やっぱり嬉しいですね!

もぎ取りは早朝5時から。10月ごろまで早寝早起き生活が続きます。飲み会の翌日だろうが、日曜日だろうが早朝4時過ぎ起床!

早起きもぎ取り、頑張るぞ!がんばる…ぞ。がんば…れるかなぁ?

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草刈り普請

2010-07-18 19:53:39 | 里山の暮らし

いよいよ、ここ南会津も梅雨が明けた!

今日は春のてびあげ普請以来の、草刈り普請。

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村の世帯主総出で草刈り機や草刈り鎌を持ち寄り、山の道や神社の参道の草刈り。

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一服の時、昔はこの沢を詰めて向こうのへ行ったもんだ、この沢の奥にはブナの大木があるぞ、など気になる事を村の古老は話し始める。昔といってもつい40年前の事。今よりももっとこの裏山との繋がりは深かったみたいだ。

よーし、今度この沢を詰めてみよう。

思いの外、草刈り普請はお昼前に終わってしまった。集会所での御苦労さん会もないみたいでちょっと残念。時間がぽっかり空いてしまった。

それならば、テンカラへGO!

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軽トラを走らせ30分。ブナの杣道を沢へと向かう。

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ブナ、トチ、サワグルミの原生林の沢。ここ最近の宵の豪雨で川はささ濁り。

毛鉤はだめかな~、と思いきや

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この良型を始め6匹の岩魚。

午後2時。また今日も雷が鳴り出した。雪食地形の多い南会津の沢は、保水力が乏しく雨が降ると途端に増水する。

竿を収め帰宅する。

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そんな中、午後4時。船橋からテレマーク仲間の内野さん夫婦が立ち寄ってくれました!田代山から下山後、我が家を訪ねてくれました。今まで、八幡平や秋田駒で会っていた内野夫妻。ここ南会津で会うのはなんか不思議な感じがしました。

遠くから立ち寄ってくれてありがとう!また来てね! 

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会津駒ヶ岳(2,132m)

2010-07-11 18:30:13 | 

トマトの収穫が始まる前の最後の日曜日。この春、テレマークで楽しませてもらった会津駒へ久しぶりに行ってみた。

100711_002 自宅を朝5時前に出て約30分。すでに国道脇のテニスコート駐車場にも数台の車があり、自分も迷わずそこに駐車する。

林道を約30分歩くと、木製階段の登山口に着く。近くの駐車スペースはすでに満車状態。

ここから本格的な山歩き。

100711_010_2 標高1,650mぐらいまでは 、立派なブナの中を登る。

今ではおい茂った根曲がり竹で、素敵なブナやミズナラの森は見渡せないが、残雪の頃は快適な森だ。

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日本海側多雪地帯の林床植物の代表種、エゾユズリハ。光沢のある若葉が、また瑞々しい。

多雪に耐えるため、柔軟な幹で地を這うように生えることもできる。暖地の庭木として植えてあるユズリハの亜種。

寒冷地では貴重な常緑樹なので、正月の神棚飾りにはサカキの代わりに使っていた。小さい頃、親父と山に採りに行ったっけなぁ…。

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1,900mを過ぎてアオモリトドマツやダケカンバなどの混合林を抜けると視界が開け、やっと会津駒山頂が見えてきた。

春に滑った山頂直下の無木立の斜面も、良く見える。

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振り返ると、福島・栃木県境の山々。

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雪が遅くまで残るような雪田の湿原には、このイワイチョウが多く見られる。

実はこの花、よーく見てみると…

雌しべの長い花を持つイワイチョウと、雌しべの短い花のイワイチョウがある。

高山の植物も子孫繁栄を目論んでか、なるべく自家受粉を避け他の花から花粉を貰いやすくする戦略なんだろう。植物も一生懸命だな。

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雌しべが短いイワイチョウ

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雌しべが長いイワイチョウ

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チングルマも満開!

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駐車場からおよそ3時間15分。山頂手前の駒ノ大池に到着。

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その直ぐそばに立派な駒ノ小屋があり、シーズン中は営業している。小屋の前で一休み。

ありがとうございました!

100711_062駒ノ小屋から20分ほどで山頂へ。

春先には「会」の字しか見えなかった文字も、全容が明らかに。

まだ、9時半なのでこのまま中門岳へ向かってみることにした。

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会津駒から中門岳へ向かう、明るい稜線。

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途中、池糖の向こうにはきれいな双耳峰の燧ケ岳が。

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駒の山頂から30分。中門岳(ちゅうもんだけ)手前の大池に着いた。

地図では2,060mの不明りょなピークがあるようだが、「この一帯を云う」とあるので、ここで良しとした。

100711_077 ここまで足を延ばして正解!

ハクサンコザクラが満開でした!

他にも、イワカガミ、ミツバノバイカオウレン、アカモノの群落で満開でした。が、写真が上手く撮れなかったので、ゴメンなさい。

さーて、農作業が落ち着いた頃、また来てみっかなぁ

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ところで、今日の足元はこのミドリ安全の農業長靴。

今日のような梅雨時の日帰り山行には丁度いい。

靴底はグリップが良く効くパターン。インソールにはテレマーク用の硬めのものを使い、足首にはバンドを巻いて固定することでフィット感もさらにアップ。

みなさんもどうですか!

っと言われてみても、長靴じゃねぇ…。そういう私もほとんどトレッキングパンツの裾で隠して歩いてました~

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