南会津流半農半スキー 和泉屋AK.T

夏は南郷トマト農家、冬はテレマークスクール&ガイドの和泉屋AK.T~~
南会津流半農半スキーのブログでーす!

11月29日 初冬の荒海山

2021-11-30 17:48:28 | 

今年の我が家の初雪は11月24日でした。そして11月28日には積雪10㎝ほどに積もりましたよ。

うれしいのだけど、もっと身体を作らなくては…。

ということで、地元の山でもある荒海山へ!

飲み疲れと雪崩講習疲れ?の身体にむち打ち、登山仲間の若手Kくんと荒海山へ向かいました。

気温はー6℃ぐらい。舘岩の戸坪沢から入山です。

林道を歩きだして20分ほどで沢を渡り、軽アイゼンを付け尾根に取りつきます。

黒檜とヤマグルマの常緑樹が立ち並ぶ尾根を、登山道分岐を目指して登ります。

所どころ目印テープがあるはっきりした尾根です。

標高1,220m付近で登山道に合流します。積雪は25㎝ほど。ここからワカンを履きます。

分岐から県境稜線までは、常緑樹主体の尾根。時々向かう予定の荒海山本峰が見え隠れするのですが、まだ葉が茂る季節はもっと視界が悪い尾根なのでしょうね。

1,350m付近まではだらだらと尾根筋を歩くのですが、そこからかなりの急登。

中途半端に雪の付いたいやらしい急斜トラバースでは、一応ロープで安全確保。

1,520mを過ぎると一気に視界の開けた稜線に飛び出しました!

七ヶ岳が目の前に。この方向からの姿は新鮮!

山頂直前に有志の方々が建てられた避難小屋がありました。

中はだいぶ痛んではおりましたが、山では有り難い存在なはずです。

ほんとにニホンジカの多い山でした…

風のない静かな荒海山頂です!

登山口からの標高差は730mほど。しかし、上部の藪がらみのラッセルなどで4時間40分を要しました。

甘く見過ぎてカウンターパンチをもらった感じです。

田島方面の向こうには、遥か磐梯山・西吾妻連邦が望めました。

西に傾く光線を浴びながら、急いで下山です。

日没ぎりぎりに下山。よいトレーニングとなりました!

先週末、雪崩事故防止研究会主催の講演会に参加してきました。

この「雪崩から身を守るために」講演会は、いち早いフレッシュな情報と、今まで言葉では上手く表現しにくいリスク評価を可視化して学べたりして、いわゆる一回参加すれば満足…ではなく毎年毎年参加する必要がある講演会と思いました。

さて、その夜は那須AvSAR有志との熱い宴会! そして翌朝、雪崩トランシーバー・プローブ・ショベルを使った思い出し練習会。

いよいよ熱いシーズンが始まりますね!

2021-22 テレマークスクール&スキーガイド和泉屋AK.T

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11月20-21日 三岩岳・窓明山

2021-11-21 15:47:34 | 

やっと畑仕舞いが完了しましたー!

今年は猛暑かと思えば一転長雨日照不足と、不順な天候に振り回されました。しかしなんとか最後まで出し切ることが出来ました。収量は昨年と同じくらいかと思います。

今年もわざわざ畑まで応援に駆け付けてくれたサポーターのみなさん、そして和泉屋トマトを購入していただいたみなさん、本当に有り難うございました! 厚く感謝いたします…。

農園主のぼくも来年は50歳です。片付け作業にまい進していたら、肩や肩甲骨が重たく痛いです~…泣。

でもそんことは言ってられない! 冬の事業に向けて心と身体を作らなくては…。

ということで、さっそく三ツ岩岳・窓明山へ山行です。

すっかり葉を落とした明るい国体登山口から入山です。

ブナ森の急登は心肺機能も鍛えられる。

ブナの梢の間から、まだら雪の三ツ岩が見えます。

標高が1,600mを越えると決まってアオモリトドマツが現れるのが、この界隈の垂直分布の特徴。

小さな湿原を過ぎるとすぐに避難小屋です。

標高1,840mにある避難小屋。今夜はここにお世話になります。荷物を減らして山頂へ。

2,000m付近から振り返ると、霧氷の先に窓明山。

登山口から4時間20分ほどで山頂へ。

緑色の三ツ岩も今週末までかな?週明けからは辺り一面雪に覆われることでしょう。

この山域で唯一の避難小屋。有り難く使わせていただきます…。

夜明け前に小屋を出発。

朝焼けの窓明山。

振り返ると重厚な三岩岳。

小屋から1時間ほどで窓明山へ。

高畑スキー場越しに墨絵のような舘岩・日留賀岳方面を望む。

窓明から家向山方面へ下山。

姫小松の並木道を過ぎて、急坂を下りたら登山口へ。

さて、もう狩猟期間が始まっている。次は狩猟へ…。

2021-22 テレマークスクール&スキーガイド和泉屋AK.T

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南会津バックカントリースキー&クラフトビア 2022

2021-11-03 18:34:48 | テレマーク

標高560mにある和泉屋トマト農園では今が紅葉のピークとなっています!

畑から見上げる尾白山。ブナはすっかり葉を落とし、あとは雪を待つだけのようですね。

いよいよ畑もトマト樹の崩し作業「モダ崩し」が始まりました!

これでトマトはお終い! 雪が里に降りてくる前に片付け作業を急ぎます。

ということで…、シーズン前に気持ちをアゲようとイベントを企画しました!
 
南会津バックカントリースキー&クラフトビア 2022
 
南会津の山々も一気に初冠雪しましたね!長期予報によると今年も山の雪は良さそうですよ~!
さて、そわそわしてきたところで今年もビアフリッジのクラフトビアを片手にこの冬にむけて南会津バックカントリーのことで盛り上がりませんか?
 
今年こそはあの山のあそこを滑りたい!、山を滑りたいけどどんな準備が必要なの?、山を滑るにはどんな危険があるの?、などこれから始めたい人、もっと南会津の山を攻めたいみなさんお気軽にどうぞ!
実際に使用しているギアを公開しながら地形図を広げながら、キャラバンサポートガイド&ライダーの阿久津、岩崎大がアテンドいたします。
 
協賛:(株)キャラバン(G3.RMU.SCOTT.22DESIGN)
 
日時:2021年12月15日水曜日~12月17日金曜日のビアフリッジ営業時間内。日時ごとの開催時間は次のようになります。
15日18:00~22:00(21:30ラストオーダー)
16日18:00~19:00
17日18:00~22:00
場所:南会津マウンテンブルーイング/ビアフリッジ
 
新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、マスク着用でご来場ください。風邪のような症状のある方や発熱など体調不良の方はお控えくださいませ。ワクチン接種の有無は問いません。どうぞよろしくお願いいたします。
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