南会津流半農半スキー 和泉屋AK.T

夏は南郷トマト農家、冬はテレマークスクール&ガイドの和泉屋AK.T~~
南会津流半農半スキーのブログでーす!

畑仕舞い、始まる

2015-10-27 17:50:10 | トマト

今朝、この秋2回目の霜が降りた。

軽トラのフロントガラスがしゃりしゃりに。

霜が降りるほどの低温は、トマトをますます甘くする。

しかし、トマトはもう終わりに近い。

紅葉の登山ガイド週間も終わり、いよいよ畑仕舞いが本格的に始まりました。

さっそく茨城からお手伝いに駆けつけてくれたのが、スキーガイドのサポートをしてもらっているアニキ本田さん。

来るシーズンもよろしくお願いします!

北の方からは雪の便りもどんどん聞こえてきます。過去にこの南郷でも、どかっと来た初雪で多くのトマトハウスがつぶれる被害がありました。なので、ゆっくりしてはいられません。これからどんどん片づけていきますよ!

東京で木枯らしが吹いた日、畑にはブナの葉っぱが所々に落ちていました。

ここ南郷トマト産地を囲む山々には、ブナをはじめとする多くの広葉樹が茂っています。トマトの美味しさの訳は、この多様で芳醇な森に囲まれた水源があるからだと私は思っています。

またこの冬も、スキーを履いて山奥に分け入ってその森の素晴らしさを確かめようと思うのであります。

2015-16 テレマークスクール&スキーガイド 和泉屋AK.T

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紅葉の蒲生岳&南郷トマト祭り

2015-10-26 19:33:20 | 

毎年この時期恒例となったS部長、タカノッチ、ユキちゃんの会津の山探訪&南郷トマト祭り参戦ツアー。

今年は会津のマッターホルン、蒲生岳を目指す!

高さこそ828mではあるが、蒲生(がもう)集落の背後にある単なる裏山、と言うには申し訳ないくらい聳え立つ姿には凛々しいものがある。

駐車場から休止中のJR只見線を横切り、登山口へと向かう。

栗や杉の林を抜けるとすぐに急登となる。

岩場の急登あり、トラバースあり、スリリングな登りだ。

分岐から鼻毛コースをたどると…。なぞの岩穴、鼻毛通しへ。

山頂が近くなると展望も開けてくる。

駐車場から歩き出して1時間50分ほどで、山頂へ到着。

お昼を食べるにはまだまだ早い。休憩後、北側の小蒲生コースを下山する。

山頂北側の絶壁からは、山あいをゆったりと流れる只見川。山間の素晴らしい景色だ。

景色を楽しむのもそこまで!

再び気が抜けないコースを下山することになる。自信のない方は小蒲生コースはお勧めしない。

ロープワーク講習も兼ねながら、時間を掛け下る。

さっきまでの難儀な下りが嘘のような、気持ちの良いブナ森広場に到着。

ここではゆっくりと、ピクニッーク!

おやつの南郷トマトにスパムやカマンベールのチーズフォンデュ…。まったく贅沢なランチタイムです。

ブナ森に癒され、笑顔で下山!

農道を歩いて戻る。振り返れば、西日を浴びた蒲生岳がより光って見えた。

登山の面白さが凝縮された山、会津のマッターホルン蒲生岳でした~

蒲生岳から約40分。訪れたのが幻の豆腐、「玉梨とうふ茶屋」。

ここの豆腐は本当においしい!さらに豆腐のアイスクリームも絶品。そしてご主人がまた素敵な方でした…。

トマト畑近くの民宿田吾作でOがちゃんモトキっちゃんも合流。翌日は恒例の南郷トマト祭りに参戦!

挑戦者も多くなったトマト早食い競争。みごとOがちゃん2年ぶりの優勝でした!トマトジュース早飲みやOXクイズもみなさん善戦?!

今年も会津の山探訪&南郷トマト祭り参戦ツアーにお越しいただき、ありがとうございました

おかげさまでトマト祭りも盛り上がりましたよ。

次回は、畑仕舞いツアーもお待ちしておりまーす

2015-16 テレマークスクール&スキーガイド 和泉屋AK.T

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紅葉の矢ノ原湿原&尾白山

2015-10-21 20:35:55 | 

小春日和というにはまだ早いが、10月にしては暖かで紅葉を楽しむには絶好の日和が続いている。

今日は東京から電車を乗り継ぎSさんとTさんにお越しいただいた。

昨年そして一昨年は生憎の冷たい雨で、紅葉の尾白山は拝むことが出来ず、今回は三度目の正直を期待して挑むことになる。

その前に、足慣らしとして南郷や田島からも近い昭和村の矢ノ原湿原を散策することにする。

会津田島駅から昭和村に向かい、散策の前にまず腹ごしらえとして訪れたのが昭和村両原の「カフェ まつや」。

大芦のファーマーズカフェ大芦家といい、カフェまつやといい、昭和村にはいいカフェ&食堂がある!

さて、我々は昭和ナポリと特製ピザに大満足し、矢ノ原湿原へと向かった。

昭和村の中心地から車で10分ほど登ったところに矢ノ原湿原はある。

北湿原と南湿原に分かれ、一般的には南湿原を散策することが出来る。ミズナラやコナラの若い森に囲まれた沼や湿原は、とても静かだ。

南湿原は一周できる散策路がある。

湿原とは言え沼の面積も広く、日本在来のスイレン「ひつじぐさ」やフトヒルムシロなどの浮葉植物も多い。

一周約1時間の散策でした。森に囲まれた紅葉の矢ノ原湿原。オススメです。

さて、明日は三度目の挑戦となる尾白山へ。

昨日の矢ノ原湿原散策、そして今日の尾白山。三度目にして絶好の登山日和。

ヒメコマツの細尾根を登る。尾白山は急登の波状攻撃。途中、かわいいリスに癒される。

標高800~1000m付近が紅葉のピークのようだ。

ブナ、コシアブラ、ハウチワカエデ、ヤマモミジの色が鮮やかだ。

1,100m付近のブナ尾根。だいぶ葉っぱも落ち、森も明るくなってきた。

尾白山は標高の割には、高度感のある稜線歩きが楽しめる。

1,250m付近の稜線から見下ろせば、1,000m以下の森が紅葉の見ごろのようだ。

ビューポイントから振り返る1,278mピークの斜面。紅葉もだんだん終わりに近づいている。

それでも、SさんTさんの三度目の正直。尾白山の紅葉を楽しむことが出来ました!

SさんTさん、おつかれさまでした~

2日間の紅葉ツアーいかがだったでしょうか。久しぶりの登山なのに急登ばかり、よく頑張りました。

それにしても平日の静かな山行、我々だけの尾白山でした。来年の紅葉ツアーもお楽しみに!

この度はお越しいただきありがとうございました。

さて、トマトは最後の収穫をしながら、畑の片づけ作業となりました。片づけがんばるぞ~!

2015-16 テレマークスクール&スキーガイド 和泉屋AK.T

 

 

 

 

 

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トマト収穫&紅葉の尾白山登山2015

2015-10-18 18:02:46 | 

トマト畑から見上げる尾白山の山肌は、いよいよもって真っ赤である。

さて、今日と明日は毎年恒例になったトマト収穫&紅葉の尾白山登山ツアーの日。初日は和泉屋トマト農園にて、トマト収穫!

東京、神奈川からS部長、M島さん、H&Kさんご夫妻、Y口さん、浜通りのいわきからS藤さんの6名のみなさんにお越しいただきました。

そして、長岡の照英K原さんも飛び入り参加!

トマトはもう最終段階。みなさん、慣れない手つきで一生懸命に収穫です。

トマトが揃えば、軽トラへ運ぶ。

軽トラでは、専務と部長の厳しいチェックで選果!

さーて、お待ちかね。跳ね出しトマトの取り放題!

好きなだけお土産にお持ち帰りいただきました。

みなさん、初日のトマト収穫お疲れさまでした~

さて、明日は紅葉の尾白山登山です。

昨夜のミーティングで尾白山の予習もバッチリ

いよいよ登山開始です。

尾白山は急登の波状攻撃。途中の秋のブナ森が疲れを癒してくれます。

いよいよ視界が開けてきました。眼下には、昨日トマト収穫をした和泉屋トマト農園も見えました!

さあ、ビューポイント手前の急登から1,278mピークを振り返ると…。

ご覧のような素晴らしい紅葉が!!

やせた尾根は東側が開け、那須連峰や日光の山々も望めます。眼下には伊南川が流れ、古町や白沢の集落が小さく見えています。

稜線上にある、謎の小屋を覗くMさん。(旧ロボット雨量観測小屋です)

今日はこの小屋の前でお昼ご飯としました。おやつにはもちろん昨日取れた南郷トマト!

他にみなさん持ち寄ったスイーツの、争奪じゃんけん大会で大盛り上がり。

帰りの急坂は、ひざや太ももにこたえます。

トレッキングポールがあれば足の負担も軽減。

疲れた体に、麓の温泉で取れた「赤岩の塩」とミルクティー。絶妙ですよ。

予定時刻に無事下山。おつかれさまでした!

麓の古町温泉赤岩荘で汗を流し、帰路についたのでした…。

みなさん、二日間のトマト収穫&紅葉の尾白山登山、お越しいただきありがとうございました!

次回は雪の南郷スキー場で、お待ちしておりま~す

2015-16  テレマークスクール&スキーガイド和泉屋AK.T

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収穫の秋!

2015-10-02 20:02:23 | 里山の暮らし

目の前の田んぼも刈り取り間近。いよいよだ。

空も高く、すっかり秋の空。

休みなく続いているトマト仕事で、いつもこの時期は疲労困憊。

今年は今までになく、疲れが取れない。朝も寝坊するようになってしまった。そういうお年頃?

いかんいかん!

トマト収穫は、もう8段以上。いよいよ終盤戦に入った。

最低気温も10℃を下回り、早朝のトマトもぎも手が冷たい。

しかし、トマトはますます味が濃く美味しくなっている。秋味の南郷トマト!

さーて、この時期になると気になってしょうがないのが山の舞茸だ。朝の収穫を終わらせ、山へ向かった。

山の木々も疲れた緑色。いやいや、秋色になり始めたところか。

若いブナ森の途中にある、この小さな湧き水の池。私のお気に入りの場所なんです。

ブナの大木には、大正四年云々…の文字。

ナラの大木を巡り歩く。ふと見上げると…。

こぶの隣に、手のひらサイズの舞茸がありました~。

根元の隙間には、ひだの広がった舞茸。

さらに、回り込むと両手サイズの舞茸あり。

頭を垂れ、山の神様に感謝です。

今年は4㎏の収穫でした。米、秋味トマト、そして天然舞茸。収穫の秋です!

 

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