散々続いたトマトの割れもやっと落ち着き、きれいなトマトが順調にとれるようになりました。そして、味も秋味となって来ましたよ!
相変わらず作業は忙しい。今は摘芯、枝整理、枯れっ葉&花カス取りと、やることたくさん。
忙しいんだけど、この時期やっぱり気になるのが山の舞茸。台風18号の暴風はトマト農家としても戦々恐々だったが、あの暴風は山のキノコを刺激するはずだ。
居ても立っても居られず、トマト仕事を放り出して山へ。
やっぱ山はええの~。
山の緑はさすがに疲れた緑色。緑色を通り越して、なんとなく秋の気配が漂う。
奥会津の山は急傾斜と豪雪のせいで灌木が多い。尾根筋と山麓に森が形成されている。
ここ8年で通い詰めたこの山では、訪ねるミズナラの巨木老木はもう決まっている。
毎年同じ樹に舞茸は出ていない。3~4年間隔だろうか。
地元集落のおじちゃんとたまに下で会うが、お互いに回る樹は決まっていて、何となくお互いけん制しながら情報を交換する。
さすがにおじちゃん達名人にはかなわないな。やっぱり凄いわ!
一本立ちの巨木もあれば、二本立ちの夫婦ナラもある。そして、この8年で命尽きる樹もあった。
5年前の同じ頃、たくさんの舞茸を咲かせてくれた樹はその後訪れるたびに枯れが進んでいた。そして今回、根本から倒れ命尽きていた。
思わず手を添え、ありがとうと伝えました…。
さて、今年も舞茸を授かりましたよ~
急斜面に張り付く老木の根本。上からのぞき込むと…。
黒房の舞茸です。
今まで出なかった樹の根本には、初めてカキ房の舞茸が出ていました。
今年は全部で7㎏の収穫でした。舞茸を前に、ドヤ顔!
も、束の間…。
あろうことか、軽トラに戻ったらカギの閉じ込めー]
不覚でした…。その後大変。