本日、やっとトマトの定植が終わりました~
5月1日から毎日続いたトマト苗の温度と水管理は、今日で解放されました!
苗の温度&水管理はとても繊細なのです。
その日の天候&気温や、苗の生育ステージで朝の水やりの水量を変えなければならない。
今日は90㏄、今日は昨日より少ない80㏄、今日はたくさん100㏄…とか、毎朝空を見上げて、天気図を見て、予想気温みてその日の水量を計量カップで試してからポット苗に一つ一つ水やりするのです。
水が多過ぎると背高わがままボディに。少な過ぎると絞り過ぎの細マッチョに…。
苗つくり半作…、というくらいに苗の段階でトマト作柄の収量前半のカギを握るのですから。
このように我が和泉屋トマト学園では校則厳守・統制された健康優良性格苗を作るのです!
我が家の教育方針とは猛烈正反対ですが…。
今年は外部ファームからここにやって来る前の幼苗期になんらかのストレスがあったためか、花付きが遅かった。
例年より6日遅い育苗卒業となりました。
育苗ハウスを卒業した我がトマト学園の生徒たちは、軽トラ列車に揺られトマト生産工場へ集団就職…てな感じでしょうか。
あとは工場長としての私が、苗一人一人の健康を維持しながら、今後の天候を見極め良質で食味の高いトマト生産にどう采配を振るうかにかかっているのです。汗…。
阪本部長をはじめ、従業員の方たちの力を借りながら定植作業は無事に終了しました。みなさん、ありがとうございました!
ここでまずトマトシーズンの繁忙第一波が終了しました。(あとは猛烈収穫の夏の第二波。晩秋降雪前の一斉片づけ第三波があります。)
わたしもこの7月で52歳となります。歳とはほんとに分かりやすいもので、50代になってからあれれれれ~!というくらい老への変化が分かりやすく訪れました。
まずこの繁忙第一波は膝とプチぎっくり腰に悩まされました。今までは9月にやって来たものが、すでに6月にやってくるのです。
ただこれを単なる外科的に治療するのはどうかと思うので、膝や腰が痛くなる理由を突き止めその改善と予防に努めました。
その一つが、毎朝のストレッチと動かすべき部位・伸ばすべき部位を意識した軽い登山です。
作業の合間をぬって、尾白山の下部をゆっくり上り下り。今日の定植終了までには膝も腰も治りました。
そしてもう一つは、やはりどんなに忙しくてもどんなに働きたくても身体を休めることです。冬場のスキーガイドで身体を作っていても、やはり歳には勝てないことが分かりました。もう若くはないのです!
気づかずに無理するとケガします。遭難します。
これからはこの身体でどうパフォーマンスを維持するか、しっかり休養させるか、が大事なのですね。
5月下旬に植えられたお隣の稲は、
いつの間にか大きくなっていました。
トマト収穫は7月下旬の予定です。それまでハウス内の防草シートやトマト管理が始まって来ます。
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