GWから始まったトマトの苗育ては、1ヶ月と1週間ほど続きました。
その間に、周りの田んぼではいつの間にか田植えも終わり、晴れた日にはエゾハルゼミの大合唱が響いていました。
「育苗半作」と言われるくらい、苗育てはその年の収穫の半分が決まってしまうほど大切なステージなのです。
毎朝の水やりも適当なんてありえない。オーソドックスな天気予報のみならず、地上天気図や時には高層天気図まで引っ張り出し、その日の雲の出具合、気温の推移まで考えて与える潅水量を決める。なんか、スキーガイドの時の天候予測に通ずるものがある。
そして、ホースノズルから注がれる一定量の水量を体内メトロノームで覚えさせ、2,800ポットの苗に注ぐのだ!
こんな方法で身の締まった苗を作り上げる。…のだが、予想が外れたりして萎れたり、徒長したり。
なかなか苗育ても奥が深く難しいのだ!
作物のみならず、生物全般のライフサイクルには月の動きが地味ーに影響を与えていると思っている。
肥料のやるタイミング、害虫の動向などなど、月は農業に大きくかかわっている!
ま、そんなさなか、畑の準備は淡々と進められた。
6月7日。とうとう大切&大雑把に育てた苗を畑に植える日がやって来た。
和泉屋トマト農園には今回もS部長を筆頭に東京からトマト応援隊、さらに岩手から専務のご両親、地元の南会津高校生諸君、近所のアルバイトおばちゃんズが駆けつけ、6日間かけてトマト苗を畑に植え付けたのでした!
さーて、ほっと一息。ちょっと沢に出向いてテンカラでもやってこようかな。
トマト収穫は7月20日ごろになりそうです。
ご協力いただいたみなさん、ありがとうございましたー!