10月も下旬になりますます秋は深まりつつあります。
早朝、朝日を浴びる尾白山も紅葉の色と相まって赤く染まっています。
畑周りの山も紅葉が進んでいますよ。
さて10月27日は東京・神奈川からSさんとMさんにお越しいただき、会津側から裏那須の流石山を目指しました。
途中、観音沼森林公園の駐車場からは足元の紅葉と遠く雲海が望めましたよ!
この時期10月31日までは、日暮の滝展望台から先は工事で通行止め。林道終点まで約50分歩くことになります。
さ、登山はここからスタート。
元気なお二人は林道を快適に歩き出します。
鏡ヶ沼分岐を過ぎると、ミネカエデが散りばめられた古道を行きます。
ここは歴史ある会津中街道でもあるのです。会津から大峠を越え三斗小屋宿を経て江戸までの道。一時は会津藩の参勤交代にも使われたそうです。その石畳みの一部や一里塚が今でも見られます。
標高1,400m付近はすでに紅葉は終わり、冬支度のブナの疎林となります。
急に樹木が無くなり先が明るいなと思うと、一気に大峠です。
標高約1,460mの大峠。新旧の石仏が見守っています。栃木福島の県境でもあり、太平洋日本海の分水嶺でもあります。
大峠から東側には、これから向かう流石山方面が良く見えています。
笹の細い登山道をぐいぐい登ると、後ろには大きな三本槍岳が見えていました。
南には三斗小屋温泉の源泉蒸気の向こうに、大きな荒々しい那須茶臼岳がぼこっと構えていました。
急な登りが終わると、あとは気持ちの良い稜線歩きです。
目指す流石山はもう目の前。奥には大倉山・三倉山などの1,800mクラスの稜線が続いています。
お疲れさまでした~!歩き出して3時間20分、標高1,813mの流石山(ながれいしやま)山頂です。
先に続く大倉・三倉山への稜線。次回はぜひあそこを目指したいですね。
お昼は和泉屋トマトの卵スープ。これもなかなか好評でした!
さて、今日の天候は下り坂予報。さっそくガスが沸き上がってきました。帰りを急ぎましょう。
雨に降られる前に来た道を急ぎます。
林道まで下りると、まだ秋の装い。
ここから駐車場までは紅葉を楽しみました!
駐車場のある展望台からは豪快に落ちる日暮の滝が良く見えていました。
SさんMさん、この度もお越しいただきありがとうございました!