南会津流半農半スキー 和泉屋AK.T

夏は南郷トマト農家、冬はテレマークスクール&ガイドの和泉屋AK.T~~
南会津流半農半スキーのブログでーす!

5月9日 今日の畑

2021-05-09 18:12:02 | トマト

GWも明け、畑の下草もどんどん伸び始めてきた。いろんな草が花粉を飛ばすものだから、最近花粉症で辛い…。

ブナは山を駆け上がり、追ってナラやクリも薄緑を増してきている。

山笑うこの時期も好きだ。

さて、育苗のかたわら本圃ではどんどん作業を進めている。

毎年畑の土の検査を行っていて、その結果をもとに肥料の加減や種類を指導員とともに検討しているわけです。

最近は無駄の多かった液体肥料をやめて、化成肥料ではあるけれどもじんわりと効く無駄の少ない肥料を使っている。

畑の土つくりはやはり重要で、今年も米ぬかやキノコ栽培くずなどでつくられたボカシ肥料も撒いている。この肥料と定期的に流す木酢液で和泉屋農園トマトは年々おいしくなってきました!

撒いた肥料は、借りてきたトラクターでうない込みます。そのうちマイ・トラクターを…!とは思うのだけど、

それよりもスノーモービルが先かなあ…なんて考えていますが、家内財務省に提案して予算案が通過した試しはありません。

トラクター耕耘が終われば、次は鎮圧作業です。これも親方から借りてきた「畑のセグウェイ」鎮圧機で、しっかり植え床の土を締めます。

こうすることで、ハウス内の作業性もよくなるし潅水チューブからの水滴が土中に広がりやすくなります。

午後は作業の手を休め、イノシシ探しに近くの山へ。

木々も芽吹きが進み、初夏の様そうになって来ています。

イノシシはいませんでしたが、沢沿いにとても青くて綺麗な小鳥がいました!

こちらが気になるのか、ぼくが動かないでいると逃げず逆に間合いを詰めてきました。その時、この写真をパチリ。

調べたらオオルリ?かと思われます。

夕方、また畑に戻り育苗ハウスを閉じました。またあした!

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5月3日 今日の畑

2021-05-03 19:05:01 | トマト

ここ最近、寒暖の差が激しい日が多い。Tシャツで作業できる日もあれば、今日のように強い寒気が入り時雨模様の日もある。

今朝は尾白山が白くなった。昨夜の雨は、山では雪だったようだ。

さて、育苗ハウスではいよいよトマト苗の仮植が始まりました!

3~4葉の苗をポットに植え付ける「仮植」作業。病気に強い接ぎ木苗を購入しました。

今年は1,400本の苗栽培です。一段花房下の脇芽を伸ばし、2本仕立てにするつもりです。

第2弾、3弾の苗はまた後日にやって来ます。

今年も大事なトマト苗育成が始まりました。しっかり根を伸ばし、ポット土の水分を使い切るまではしばらく水は与えません。

今日のような時雨模様の日は、ハウスの換気ビニールを開けたり締めたり、温度管理も忙しい!

苗を育てながら、本圃の準備も進めていきまーす!

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4月27日 今日の畑

2021-04-27 20:20:40 | 里山の暮らし

今日の畑は冷えました。日中はご覧のように快晴で暖かでしたが、今朝の最低気温はー4.4℃!

水溜まりには冬のような氷が張っていました…。

やはり3月が暖か過ぎると、このように今になってぶり返しが来るのが怖いんですよ。遅霜で被害がないことを祈ります…。

畑から仰ぎ見る尾白山も、ブナの新緑が目立つようになって来ましたよ。

さて、畑作業はポットの土入れが始まりましたよ。

和泉屋トマト農園の熱いサポーターお二人も、お手伝いに来てくださいました!ありがとうございます!

このポット土入れ作業が始まると、いよいよやって来るトマト栽培三昧の日々…。

さあ、心の準備も整ってきました。

本圃の屋根ビニール掛けもすべて完了。次なる作業に入ります!

作業の手を休め、畑近くの山林へ専務とカタクリを見に行ってみました。

残雪が消えたそばからどんどん先進んでいました。

カタクリは夏には姿を消してしまう春季植物。他にはフクジュソウ、キクザキイチゲもそう。周りの木々が葉を茂らせる初夏までのたった二ヶ月が、この草花たちの子孫繁栄の大事な期間なのですね。

陽当たりの良い尾根にはイワウチワも満開でした!

先日、3回目の熊狩りでしたが…。獲物は授かりませんでした。残念!

さて、これからはトマトに専念しましょう。

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4月22日 今日の畑

2021-04-22 18:24:12 | トマト

朝6時15分。まだ畑には日が差さない。今朝も霜が降りた。今日の畑の最低気温はー2℃。

晴れの日が続いて日中は暖かいのだが、放射冷却で毎朝霜が降りる日が続いている。

尾白山の白も日ごとに小さくなり、麓からブナの芽吹きが駆け上がっていく。

昨日22日。畑そばの老人ホームのソメイヨシノが満開となりました!昨年よりも4日早いです。

しかし! 野鳥に花芽を食べられてしまい花はすっかすか…。

今の畑のもっばらの作業は、屋根のビニール張りだ。霜で手がかじかむが、早朝の無風時間が屋根張りのチャンス!

一人で1棟当たり約50分でビニールを張る。気温が上がってくる午前10時以降は風が波状攻撃のように吹き、作業効率が落ちてしまうのだ。

全20棟の屋根ビニール張り。明日も続きます…。

さて、同時進行でトマト苗の育苗準備も進めている。

トマト苗のポット栽培の準備です。床をきれいに地均しし、シートを広げます。

そろそろポットに土入れ始めます。

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4月18日 今日の畑

2021-04-18 15:46:39 | 里山の暮らし

4月に入ってからかは、寒暖差がジェットコースターのように激しい。汗ばむ陽気があるかと思えば、翌日からは雪が降るような天気となる。

雪解けが進んでいる尾白山も、度々粉砂糖をかけたようになる。

昨日17日の時点で、畑のそばのソメイヨシノはまだ咲き始めたばかりだ。

トマトの準備はひとまず2棟の育苗ハウスを整え、4月30日のトマト苗仮植に向けて準備を進めている。

先日、熊打ちの親方たちと山の偵察に行ってきた。

8日はまだ熊の痕跡が見られなかったが、今回は山を隔てたエリアに新しい熊の足跡があった。

おそらく昨日のものだろう。かなり大きい。

どうやらブナの新芽やコブシ(タムシバのこと)を食べて移動しているようだ。

日を改め、仲間で巻き狩りをやることにした。

親方宅に7名が集まり、軽トラの荷台で作戦を練る。

「マヂコは3人だ。○○と○○と○○が張ってけろ。」

「ホンマヂメは○○だ。動くなよ。」

「曽根からのセコ(勢子)は○○あんにゃと阿久津。阿久津は途中からヨコバ切ってけ。」

…てな感じで、それぞれの役割を分担する。今回ぼくはセコの役目です。

ヨコバを切るセコ…、つまり山の急斜面をトラバースしながら大声出してマチバへ熊を追え!という役目。

一番大変な仕事なんです。

さあ、集落からそのまま歩いて尾根に取りつきます。

今までは緊張と付いて行くことで気持ちの余裕がありませんでしたが、今年からは春の花を写真に収める余裕が出てきました。

陽当たりの良い尾根にはシュンランが咲いています。

豪雪地に多いイワナシも咲き出しています。

ブナは早々に葉を展開し始めました。

タムシバも咲いています。

自分はまだ体験したことがないのですが、このコブシを熊が食べると肉が化粧品臭くなり食べられたもんではないとのこと。熊がコブシを食べだすと、熊狩りの時期は終わりを迎えるのですね。

尾根を猟場へ向かって登っていきます。

途中に、ナラの樹皮を猛烈にかじった跡がありました。その付近一帯に大量の木繊維のうんこが有り、落ち葉を引っ搔き回して食べ物を探しまくった跡がありました。そしてイノシシの死骸が…。

どうやら、今年の雪の多さ(といっても平年並みだったのだが…)で食べるものが無く、この雪解けの早い尾根筋で必死に木の皮をかじり、遂には餓死したのでしょう。やはりイノシシは雪深い地方で生きていくには本来適さないのでは。ですから昨年や一昨年のような少雪暖冬が続くと一気に生息域を広げてしまいます。地球温暖化と狩猟者の激減は、野生動物の生態系バランスを崩す要因になっていると感じます。

今日の猟場を見渡せる場所に来ました。谷向こうの尾根にセコが一人つきます。

御年90歳の大先輩のセコ。ここでマヂコの人たちと別れます。

ここからぼくは斜面に下り、この大先輩セコとぼく、沢向こうの親方セコが熊を沢のカッチ(上部)に追い立てます。

それぞれ無線で連絡を取り合い、組織的猟の巻狩りが始まります。

親方セコの合図で猟が始まりました。

マチバの沢に向けて、大声を出しながら斜面をトラバース、残雪の沢を渡ってまた尾根を越え…。

しかし、銃声は一向に聞こえてきません。

結局、熊は包囲網をくぐり抜け逃げてしまった…。今回の猟の失敗はいくつかの原因がありました。

どんなにベテランでも失敗や勘違いは起きてしまう。そして熊も危険を察知して頭を使ってかいくぐる。

今回の猟の失敗は自分にとってもいい経験です。熊狩りは人と熊の駆け引き、知恵比べ。

今回は熊の勝ち。

沢に全員集合し、集落へ口数少なく降りていきました…。

スキーの仕事が終わり、トマト事業が本格的に始まるまでのこの期間、熊と向き合う期間です。

ウサギやヤマドリが少なくなり、シカやイノシシが増えて狩猟の趣は変わってきているけど、やはりこうして先輩・仲間たちと山の王様・ツキノワグマと駆け引きしながら猟をすることも南会津の暮らしの本質だと思うのです。

広大な面積を誇る南会津地方なのに、道路や町だけの線状の生活圏ではもったいない。四季折々の変化を壁紙として眺めるのではなく、その向こうにこそ南会津の楽しさがあるのだと感じていまーす。

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