南会津流半農半スキー 和泉屋AK.T

夏は南郷トマト農家、冬はテレマークスクール&ガイドの和泉屋AK.T~~
南会津流半農半スキーのブログでーす!

3月19~21日 東北ツアーその2

2023-03-24 15:06:04 | 

3月19日は姥倉山です。

網張スキー場のリフトを乗り継ぎ、入山です。リフト終点付近からアオモリトドマツが混じります。リフト終点で標高1,300m。南会津でいうと2時間半かけて登る標高1,600mに匹敵します。なんて恵まれた環境なんでしょう。

歩き出してすぐに、目指す姥倉山が見えてきました。

トドマツの森を抜け、

姥倉山のふもとまで来ると、岩手山が間近に見えていました。

プリンを傾けたような岩手山。

その隣におはぎをぼてっと置いたような鬼ヶ城。

山頂へ目指す背後には、明日予定の三ツ石山が見えています。

姥倉山南面は雪の緩みも早く、シールが良く利いてくれている。

このツアー始まって以来の初の山頂へ!

北面もいい斜面ですね!

山頂稜線からドロップ

姥倉山南面を登り返してまで楽しみました!

先ほどまで楽しんだ姥倉を背後に、今度は犬倉山を目指します。

犬倉山は時間切れで途中で切り上げることになりましたが、ここでもザラメを楽しめました!

犬倉山の楽しみは来年までとっておきましょう。

スキー場へ戻りこの日のツアーも無事に終えました。

3月20日。東日本高気圧とオホーツク海低気圧に挟まれた北東北はぐずついた天候。出発時点から雨です。

いろんな偶発的なオトナの事情も重なって、うまいこと天候回復を待つことになり、結果雨は止みました。

今日は網張スキー場から三ツ石山を目指します。

ガスの中、ひとまず大松倉山へ向かいます。

こんなガスでもやっぱり山は楽しい…。これもスキー登山! と言い聞かせ…。

真っ白な壁紙もたまにはいいじゃないですか!

天候待ちしたおかげで、ガスも上がってきました。三ツ石山荘へ向かいましょう。

山荘へ着くころには大松倉山のガスも無くなりました。

山荘では毎年お会いするD.D.さん御一行に今年もお会いすることができました。お互いのツアーの安全を祈りつつ…。

小屋で昼食をとり、外へ出てみると…。

三ツ石山も姿を現していました! でも今回は諦めて来年の楽しみに。

すっかり視界も開けたので、戻る途中の大松倉山を楽しむことにしました!

午前中の天候がウソのよう。

スキー場へ戻り、無事下山。

やはり帰り道は、松ぼっくりのアイスクリーム!

明日は乳頭山です。

3月21日。最終日は蟹場温泉から乳頭山を目指します!

今日から気温も上がりそう。それでも朝はまだ雪面がかりかりです。

沢を渡り、まだ硬い雪面にウロコを利かせ尾根に取りつきます。

乳頭の緩やかな森は美しく、歩くだけで癒されます。

南会津同様、やはりここでも昨年はブナの成りが良かったようで、熊棚も多くみられました。

どうやらカモシカもブナの実をあさっているようですね。

熊が入りそうな木ヤスもあります。ここは絶好の狩場になるでしょう。

森を抜けると、田代平湿原です。

まるで地面に横長の大穴が開いているようにも見える田沢湖も見えます。

景色を楽しみ、ひとまず田代平山荘へ。

山荘から乳頭山頂を目指します。

昨年の暴風ほどでもないが、やはりここは風が強い。

山頂直下で板を脱ぎ、あとはツボ足で。

今年も乳頭山頂へ登ることが出来ました!

山頂からの滑りを楽しんだあとは、ブナ森のツリーランです。

5日間のツアーも無事終了!

みなさん、今年も田沢湖高原ツアーにお招きいただきありがとうございましたm(__)m。

お世話になった宿泊関係者の皆様にも感謝申し上げます。

これで今シーズンの和泉屋AK.Tの活動も無事終わりました。テレマークレッスンやスキーツアーにお越しいただいたみなさんへ感謝いたします。

ありがとうございましたm(__)m。

残りのシーズンも楽しんでくださいねー!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3月15~18日 東北ツアーその1

2023-03-23 22:08:39 | 

今年もこの時期がやって来ました。南会津を飛び出し、田沢湖高原をベースにテレマークツアーをする恒例行事です!

ですが、今年はその前にガイド仲間の半田くんを訪ね蔵王お釜を楽しんできましたー

いろいろな刺激を受けた蔵王でした!

半田くん、M's加藤さん、ナツキくんタケシくん、セッションありがとう!

さて、再び北上し田沢湖高原へ向かいました。

恒例の田沢湖高原ツアーの始まりです!

乳頭温泉の森ではすでに雪虫が盛んに歩きまわっています…。

3月17日。初日は岩手の網張スキー場から三ツ石山荘を目指しました!

阪本部長と岡野さんとのツアーです。

ひとまず大松倉山を目指します。

天気も良く気持ちがいい!笑みがこぼれます。

大松倉山の南斜面。今年は早々と全層雪崩の兆候がありました。

稜線から三ツ石山が見えてきました。

大松倉山を滑り降り、まずは今日の目的地三ツ石山荘へ向かいます。

裏岩手の山小屋は無人小屋ですが、いつもきれいに管理され利用者のマナーと作業員の方々のご努力に敬意を表します…。

初日の今日は無理せずに、ここから引き返しましょう。山頂へはまた後日にとっておきましょうねー!

のはずでしたが。。。

再び来た道を戻ります。

岩手山が良く見えていました!

大松倉山山頂!

後日訪れず予定の乳頭山も良く見えています!

硬い雪質でしたが、そこそこ滑りも楽しみましたよ~

網張スキー場へ戻り、一気にボトムまで滑り降ります!

と行きたいところですが、最後のスキー場が一番疲れましたね~

阪本さん岡野さん、お疲れさまでした!

さて明日は、秋田駒ケ岳です。

3月18日。青木さん安達さん吉田さん高野さん金田さんも加わり7名でアルパこまくさから秋田駒ケ岳を目指しました!

旧スキー場から八合目へ向かう道路を辿ります。

秋田駒界隈は比較的新しい火山。チョコチップをまぶしたような笹森山を横目に、八合目小屋を目指します。

ここは駒ケ岳8合目です。

いよいよ、がりがりエリア。足元にはクランポンを装着。

標高1,300mの八合目小屋から上部は森林限界を越えます。

南岸低気圧の影響で気温も低く、鈍光で凹凸が見えにくい。

標高1,500mの浄土平。奇跡的に微風。ただガリガリなので滑りを楽しめそうもなく、阿弥陀池小屋までは上がらず引き返すことにしました。

じゃあスケーティングを楽しもう!

よーいドン!

はい、お疲れさまー

今日も岩手山がくっきりと見えていました。

下りは恐る恐る横滑り。

がりがりの雪面。

ま、たまにはこういうスキー登山もよいでしょう。

旧スキー場まで下りると、やっと滑りを楽しめました。

みなさんお疲れさまでした!

さあ明日は姥倉山です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3月11‐12日 テレマークスキー&スノーハイクスキー体験&試乗会 @南郷スキー場

2023-03-12 18:15:05 | テレマーク

3月11、12日は地元南郷スキー場にてテレマーク&スノーハイクスキー体験会でした!

北関東・南東北を中心に展開するアウトドアショップWILD-1と和泉屋AK.Tの共同開催です。

テレマークスキーは体験会なのでNEWモデルよりも、ウロコ板をはじめセンター90㎜以下の初めての人でも取り回しやすい既存の板を中心に並べました。NTNよりも75㎜ケーブルビンディングの方が多いラインナップです。

スノーハイクスキーはスノーシューよりもさらに雪上の機動力が高いスキーです。今注目の道具!

これなら冬場のトマトハウスの除雪とか、鉄砲ぶちに使えそうだな~

ブルーモリス社の製品です。

県内外からのテレマーカーはもちろん、スノーボーダーやスキーヤーなど初めて目にして体験していただいたり、2日間でたくさんの方にお越しいただきましたよ。

山での遭難が目立つ昨今、このココヘリもこの機会に紹介しました!

さらに便乗して、南郷トマト農家の仲間を増やそう!と目論んで…。

体験会にお越しいただいたみなさん、お手伝い頂いた和泉屋テレマーカーズのみなさん、ありがとうございましたm(__)m。

ご協力いただいた南郷スキー場、パトロールのみなさんに感謝いたします。。。m(__)m

2022-23 テレマークスクール&スキーガイド和泉屋AK.T

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3月9日 三ツ岩岳・黒檜沢源頭テレマークライド

2023-03-09 21:07:07 | 

南会津の秀峰三ツ岩岳。昨年、黒檜沢クライムは果たしたものの、テレマークライドは果たせなかった。

そこで今年も狙ってみた。

バディーは岩崎大。下大戸沢スノーシェットから入山する。

朝日を浴びる稜線。遠いな~

カリンコリンの雪面は、徐々に日が高くなるにつれて緩んでくる。

ここ数日の異常な高温で、春の全層雪崩が始まった。一ヶ月早い…。

三ツ岩岳へ向けて、まずは左岸のブナ尾根に取りつく。

日が当たり南面はすでに緩んだザラメが深い。体力を消耗しそう…。

振り返ると大戸沢岳が目の前。

三ツ岩のブナ森も美しいね~

さて、町村境尾根を乗っ越し黒檜沢へ入る。見上げると黒檜沢源頭部が屏風のように広がる。

沢を詰め黒檜沢二股に着く。今日は左の三ツ岩稜線から入り込む黒檜沢源頭をテレマークライドしたい。

真ん中の尾根に取りつくことにする。

ぐっさぐさの腐れ深雪。なかなか疲れそ~

ぐいぐいと高度を上げるが、猛烈に汗が噴き出す。日焼け止めが目に沁みて痛い。

見上げるが、雪壁の上の三ツ岩はまだ見えてこない。

島のようにかたまるネズコ・コメツガの黒木。これがまた雪下空洞でずぼずぼハマり、始末が悪い。

標高1,800mまで詰め上げてきた。ドロップポイントまであと少し!

歩き出して7時間20分。トマト農家の二人、よくがんばりました。

傾きかけた陽に猫の耳のような三ツ岩が光っています。

さて、ここからテレマークライドです。

斜度と斜面の大きさに圧倒。

雪は冷えて固まり出したザラメ。決して簡単ではない雪質だが、とにかく体力が消耗される。

吸い込まれそうに落ち込む黒檜沢源頭。ここで失敗したくね~汗

ルンゼの核心部を通過し、ちょっと安心。

あとは末広がりの扇状ゲレンデを楽しみ、黒檜沢源頭ライドを終える。

再び登り返して町村境尾根を乗っ越す。

やっと登り終え、西日のブナ森を楽しんで下り…たいところだが。

ぐっさぐさの腐れ雪と疲労で、もうテレマークどころではない。とにかく安全に…。

すっかり陽が落ちてしまった。下大戸沢を安心して帰りたいのに…。

首の皮一枚のスノーブリッジは我々の通過を最後に落ちてしまった…。今年は早過ぎる!

トータル10時間の三ツ岩岳・黒檜沢源頭テレマークライド。お疲れさまでした!

3月11-12日 テレマーク&スノーハイクスキー体験試乗会@南郷スキー場

ウロコ板も用意してます!

2022-23 テレマークスクール&スキーガイド和泉屋AK.T

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3月7日 テレマークレッスン

2023-03-07 18:19:17 | テレマーク

今日はたかつえスキー場で、Tさんのテレマークレッスンでした。

たかつえからの景色もいいですね!

正面には三ツ岩岳が構えています。昨年成しえなかった黒檜沢滑降を今年も挑戦したいものです。

さて、今日のレッスンはコブ滑りです。

コブ滑りに必須な動作を整地でじっくりと練習します。

テレマークでコブはちょっと…という方は多いですが、コブの滑りを暴走せず上半身安定して滑る技術は、実は山滑りにとても重要な要素を含んでいます。

山滑りの引き出しアップに、ぜひコブの練習も入れてみてはいかがでしょうか!

Tさんこの度もお越しいただきありがとうございましたm(__)m。

3月11-12日 テレマーク&スノーハイクスキー体験試乗会@南郷スキー場

ウロコ板も用意してます!

2022-23 テレマークスクール&スキーガイド和泉屋AK.T

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする