トマト畑準備も、いよいよ大詰めとなって来た。
ビニールハウスの骨組はほぼ終わり、残す主な作業は「らせん杭入れ」、「石灰散布・耕起」、「作業路の整地」のみとなった。
らせん杭入れ。ビニールハウスを固定するために必要な「らせん杭」。これをねじ込む作業がまた大変！最後の大仕事だ。
土日には、ちび達も遊びというか応援に駆けつけ、石灰撒きのお手伝い。
あともう少しだ！
急げ、雪が降る！
ただ今、ハウス建て真っ最中！
若手のトマト農家の応援を借り、猛烈スピードで建設中。
約2反分、12棟のビニールハウス。今年の他の新規就農者に比べれば、自分はかなり遅い準備開始。早くしないと！
もうそろそろ雪が…。なっ、なんとかがんばるぞ～！
長いようで短かったトマト農家研修が修了した。
研修はもちろん楽ではなかった。これからトマト農家として、家族を抱え独立するのである。教えてくれた親方も、まったく素人の新規就農の私たちをトマト農家として一人立ちさせようと、本気で掛かってくれた。中学校時代先生に怒鳴られた依頼か、トマトで生きるためのノウハウを、気概を植え付けさせてくれた。
さて、研修が修了してから一息入れる暇無し。すぐに自分の畑の準備に取り掛かる。
この夏、一緒にトマト作業をしていたスキーフォトグラファーのしょーたろー君らが応援に駆け付け、ハウス杭の穴あけ、杭打ちを開始。
とにかく雪が降るまで時間が無い。今月末まですべて終えることが出来るのか？やるしかない！
そんな中、東京から吉田さん、阪本さん、本木さん、和田さん、金田さん、高野さんが登山の帰りに立ち寄ってくれた。
久しぶりの来客に、チビッコギャングも大喜び。
みんなどうもありがとう。畑で食べたぜんざい美味しかったでーす！
長かったトマトの収穫も、やっと終了した。7月下旬から始まったトマトの収穫で、農家平均一反（10アール=1,000㎡）あたり約８～９トンものトマトを実らせてくれた。
今はその頑張ってくれたトマトの木を、支柱から外し取り崩す作業の真っただ中。この作業をもだ崩し、という。
美味しいトマトを実らせてくれたトマトの木を、ボキバキなぎ倒すのはホント寂しいものです。最後はトマトハウスの骨組だけ残し、畑は４月まで冬眠となるわけ。
長いようで短かったトマト研修も、あと少し。最後の最後までがんばろう。
