南会津流半農半スキー 和泉屋AK.T

夏は南郷トマト農家、冬はテレマークスクール&ガイドの和泉屋AK.T~~
南会津流半農半スキーのブログでーす!

10月25日 今日の畑

2021-10-25 20:56:39 | 

今朝は冷えましたね。我が家の庭にも薄っすらと霜が降りました!

初霜です。

車のフロントガラスも凍っておりました…

畑の最低気温は1.0℃。畑から見える尾白山もだいぶ赤味が強くなってきました。

さて、昨日までの週末は久しぶりに東京からトマト応援隊のみんなが駆け付けてくれました。

続いていたコロナ緊急事態宣言も解除され、安堵にあふれたメンバーの賑やかさが和泉屋トマト農園に久しぶりに戻ってきました!

畑では片付け作業も手伝ってもらいましたが、何よりも昨日の只見布沢の恵みの森散策が一番リフレッシュできたのではないでしょうか?

南会津や只見には、世界遺産の白神山地に劣らないほどのブナや広葉樹の森が広がっています。

手軽に体感できるのがこの只見布沢の恵みの森。標高がたったの550~600mに広がる原生林は、他に類を見ないのではないでしょうか。

一本橋を渡り森へ入ります。

この森の散策は沢歩きがメイン道。長靴は必携です。

流域にはご覧のような樹齢100年以上はあるであろうブナの大木が数多くみられます。

あら!ブナの割れ目から、笑顔の森の妖精が…

いつも有り難うございます…m(__)m

紅葉のピークにはまだ早いですが、樹冠は明るい色彩になって来ています。

川床の落ち葉も秋色が目立ってきていますね。

川床はコケも生えており、長靴でもそれほど滑りません。

入山口から約1時間30分の中ノ滝に到着。

2年近く続いたコロナ禍で、多くの人がなんらかのストレスを受けていたでしょう。

パンデミックはこの原生林時系列にとってはほんの一瞬に過ぎないのだろうな。この森はそんな僕らを癒してくれました…。

森のお昼は定番の和泉屋農園トマトスープ。秋トマトスープの味は絶妙!

カメラを向けられた農園主の煮え切らないリアクションは、微妙…

東京トマト応援隊のみなさん、この秋もありがとうございました!

2021-22 テレマークスクール&スキーガイド和泉屋AK.T

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10月18日 今日の畑

2021-10-19 19:23:34 | 

17日から18日は強い寒気の影響で、東北や北関東各地からも初冠雪の便りが続々と入ってきました。

もしや、我が尾白山にも⁉

そんな期待を込め、畑作業は午前中お休みし部長をお連れしてガスに包まれた尾白山へと向かいました。

前夜の冷たい雨で、ずるずる滑りそうな登山道を登り始めます。

まだ紅葉には早い標高800mの尾根は、姫小松(ゴヨウマツ)の落葉がふかふかに積もって身体に優しい道でした。

ガスが抜け始めた若いブナの森は、白く輝いておりました。

尾白山は素直な山で、気を利かせたジグザグ道ではなく真っ直ぐな直登です。

標高1,100を越えると、やっと落ち着いたブナ森の道となります。

紅葉にはまだちょっと早いですね。

1,200m辺りから視界が開けます。

眼下には我が和泉屋トマト農園が見えます! 今頃は専務がひとりぶつぶつ言いながら片付け作業をしていることでしょう…

1,250m付近から雪が積もっていました! どうやら今日が初冠雪だったのかもしれませんね。

尾根から見える大戸沢や三ツ岩岳も、当然白くなっていました。

今年は一気に冬の便りがやって来た感じですね。

1,300m付近も紅葉はまだまだといった感じ。むしろ、茶けてこのまま終わってしまう?

登り出して2時間45分で山頂到着。

山頂付近のミヤマナラも、眼下のブナも今一つ。これからが本番でしょうか…。

気を取り直して、秋味トマトスープで身体を中から温めます。

ナナカマドだけが秋を主張しているようでした。

先日登った唐倉山が可愛らしく見えました。その向こうには綺麗な形の二岐山。

所どころ、ブナが良く成っています。ドングリは豊作。今年は熊が降りて来ないのも頷けます。

梢の上ではホシガラスがぎょえーぎょえーと鳴くので、さっさと下山することにしました。

落ち葉の下にはツルツルの木の根っこ。滑って尻もちを突かないように気を付けて下山します。

お疲れさまでした!

さて、畑に戻りましょう。

今日の畑は、初雪の尾白山登山と片付け作業でした!

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2021-22 テレマークスクール&スキーガイド和泉屋AK.T

2021-10-17 20:35:15 | テレマーク

みなさんお元気ですか~!

北の方からは続々と初冠雪や初雪の便りが届き始めましたねー

ということで、テレマークスクール&スキーガイドの和泉屋AK.Tは来るシーズンも南郷スキー場や南会津山域をベースに開催します!

今シーズンもいい雪が降りそうな予感…、南郷スキー場は12月25日オープン予定です!

今シーズンのテレマークスクールは、バックカントリーを目指した少人数の和泉屋基本レッスン、実践レッスン、お客さまのご希望とレベルに合わせた個人レッスンを中心に行います。

また、ご希望により初心者から楽しめる宮床湿原ツアーをはじめ、体力&滑力を試す会津駒ヶ岳や三ッ岩岳のバックカントリーツアーおよび講習も企画いたします。どうぞご相談ください。

今シーズンもどうぞよろしくお願いいたします。

詳しくはこちらから ⇒ テレマークスクール&スキーガイド和泉屋AK.T

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10月15日 今日の畑

2021-10-15 20:17:23 | 

今朝の畑の最低気温は6.8℃だった。収穫の手がかじかんだ。

今まで異様に暖かかった10月もここまでかな。週末の雨から一気に寒くなりそうだ。

弱ったトマトの樹は枯れ枯れとなり、あとは少ないトマトを収穫するだけだ。

さて今日は、せっかく天気も良く暖かいので畑作業を休み、営業部長を近隣の唐倉山(標高1,175m)へご案内することにした。

唐倉山は、古くはイザナギ・イザナミノミコトが祀られていたという信仰の山でもあり、天邪鬼(あまのじゃく)デイタンボウの伝説が残る山。

朝の収穫を終えた畑から、軽トラで10分も走れば登山口へ到着。

ススキノ原の一本道を、唐倉山へと向かう。

山へ向かって左側の尾根を登り、下りは右側の尾根を下ることになる。

明るいナラやクリの林に入ると、ひっきりなしにドングリの落ちる音がポチッポチッ!と鳴りつづく。

ここは熊の気配も濃いところで、時々声を出しながら行く。

急登が始まるとすぐに「はだか岩」が見えてきた。ここは眺めるだけにして、登山道に従い右側へトラバース。

はだか岩を巻くように、一気に道は尾根に突き上げる。

尾根に取りつくと、視界が開けた。

南西方面には双耳峰の燧ケ岳が。その手前には大戸沢岳、三ツ岩岳が見えた。

突如現れた「御柱岩」。これが伝説の天邪鬼デイタンボウがお堂を築こうとして集めた岩柱だといわれている。

ほんと自然に出来たものとは思えない、なにか雰囲気が違った場所だ。

さらに岩場は続く。が、部長に至っては余裕の表情…。

眼下には登山口の軽トラが見えた。たった1,175mの低山だが侮ることなかれ。

安全を確保しながら時間をかけて登ったが、登山口から2時間もかからずに山頂へ。

狭くて静かな山頂ではゆっくりコーヒーを楽しむ。

下り道も気が抜けない。

赤松の急坂尾根を下りきると、あとはやわらかい日差しの雑木林を登山口へ向かうだけ。

3時間半の短い山行のあとは、また畑に戻ってお仕事しましょ。

畑に戻る途中、林道わきにドングリ漁っているヤマドリがいた。今年こそ食べたい。冬にまた鉄砲持って打ちに来よ。

尾白山に陽が沈んだ。日がどんどん短くなっています。片付け作業も急がないと…。

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10月11日 今日の畑

2021-10-11 18:49:39 | 里山の暮らし

いよいよ10月に入りました。10月ともなると気温もぐっと下がるのですが、朝は例年よりも暖かく日中は半袖で十分なくらいの暑い日が多いです。

この日照量と高温、今ではなくて8月に欲しかったのになあ~。この夏は季節が行ったり来たりで翻弄されました…。

畑から望む尾白山は、そろそろ色づき始めても良いのですが、どうもすすけた感じがしますねえ。

今年の紅葉はどうなるのでしょうか…。

さて、畑では片付け作業が始まりました!

我がトマト農園の東京営業部長も駆けつけ、誘引資材の取り外しをお手伝いいただいております!

残り少ない秋味トマトを収穫しながら、これからどんどん畑仕舞いを進めていきましょう。

先日、しゅう雨の日に舞茸を求めて山に分け入りました。

前回乾いていた山は、10月1日のまとまった雨でしっとりしていたのですが舞茸は有りませんでした。いつも情報交換する御爺さんも「今年はダメだな…」と。そう考えると9月20日の収穫はほんとラッキーでした。

どてっとしたヒキガエルも、久しぶりのお湿りに気持ちよさそうです。

南会津の山はドングリも良く成っていたし、ブナの実も豊作ではありませんがそれなりに実っていました。

この秋は麓の村でも熊騒ぎは起きていません。このように毎年ほどほどに木の実が成ってくれるといいのですがねえ。

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