朝のトマト収穫も肌寒く感じられるようになって来た。そろそろ山に入ってみっかな…。
南会津のブナ山。
南会津の山は斜度がキツイ。でもやっぱ山はいい。この時期になると、どうしようもなく山に行きたくなるんです。舞茸が舞っていると思うと…。
昨年開拓したマイタケ山。今年はどうか。
古い切り株に、あった!
しかし遅かった~、残念!
あと一週間早ければなぁ
前を歩く山の人…
実は親父の背中。今日は20年以上ぶりに一緒に山に入ったというわけ。
俺の親父、きいっつぁん。
きいっつぁんは、マタギ魚屋マイタケ名人。特製ジムニーを乗りまわす。
ん?ボンネットの上に何か…
特製ジムニーのトレードマーク、木彫りのカモ!
しかも苔生えてます!
きいっつぁん、今日も特製ジムニーで山へ行く…
いつかは越えたいが、親父はなかなか越えられない存在です。
尊敬。
山の専門誌、岳人
山の何たるか、クロニクルから、新製品の紹介、今話題の山情報、セミナーなど渋く多彩な雑誌。
今、一番硬派で奥の深い山の雑誌じゃないかな。
実はここに、軟弱な私が文章を寄せておりました。
岳人後半のセミナーにある見開き二ページの「山の雑学ノート」というコーナー。
そこの半ページほど、今年1月号から2月置きに4回ほど載せてもらいました。
「赤ナラ白ナラ」、「植物の戦略」、「雪国の常緑樹と地球温暖化」、そして今発売の10月号は「舞茸採りの流儀」。
こんな短い文章でも書くのって大変なんだ~。特にトマト作業最盛期の時は、締切日にひーひー言って書いていましたっけ。
さて、実際のところ山といっても東北の一部の山しか知らない私。そうそうたる山ヤさん達と肩を並べるなんておこがましい私が、山の雑学ノートで何を訴えたかったというと、それは山を、登る対象・滑る対象だけではなく、そこに存在する植物やその山を生活の一部として恩恵を受けている、感謝している対象でもあるということを訴えたかったのですね。
そのことがダイレクトに書けたかというと、?ですが…
岩手雫石に住んでいた時は、雫石の地元民になろう、地元のおっちゃんに認めてもらおうと思って、秋田駒周辺によく入り込みました。そのうち、雫石町民さえ知らない雫石の素晴らしい山の自然を知り得ることになり、地元の山人と対等に付き合えることにまでなって行きました。そのことが羅須地人クラブの原動力にもなっていた訳です。
さてさて山の雑学ノートを通して今一番訴えたいことは、山に足を運んで欲しいということ。どんどんと山に入ってもらいたい、ということ。登るだけじゃなくてね。
ここ南会津などの奥会津は、衣食住信仰すべて山から始まっています。これは日本の全てで言えることかもしれません。せっかく田舎暮らし・里山暮らしを実践しても山に入らなければ意味が無いとも思えるんです。山に目を向け、足を踏み込むことで本当の山里暮らしの価値観が分ると思います。自然への畏敬、境界線の無い自由な価値、そしてこの大震災で気付いたシンプルな生き方の価値をです。
田舎のじいちゃんばあちゃんは山を知っていました。ところが高齢化そして村の若者の山への無関心により、山は宝の持ち腐れです。
さ、そろそろ舞茸の季節。今年は雷雨も台風も多かった。出ますよ~、マイタケ。
地元の山を知らずして、地元を語るなかれ!山に入ろう!
そうか、世の中は三連休なのね。
土曜日の早朝、まずは東京からE村さんご夫婦がトマトもぎ取りの応援にやって来てくれました!
トマト収穫も後半の真っただ中。管理作業も一段落気味。そろそろ気持ちにも身体にも疲れが…。
そんな時の応援隊はとても有り難いものです。
日中のハウスはまだまだ暑いけど、早朝のトマトハウスは涼しくて気持ちがイイ。
もぎ取り道具を一式預け、まずは軽くご指導。
さて、収穫開始!
E村さん、ユリコさん、応援ありがとうございました!
さ、これがきっかけでトマト大好きになれますよーに
また遊びに来てね。
その日の午後。
さてさて今度は、群馬のみなかみからいつもいつもお世話になりっぱなしのいもむしとうちゃん&あっこさん、フルカワ大ちゃんが来てくれました!
前夜祭では記憶がないまま暴走し、翌朝二日酔いの農園主。
恥ずかしくて顔出せません。いかんいかん…
いもむしとうちゃん&あっこさん、フルカワ大ちゃん、またまた本当にありがとうございました!
お陰さまで和泉屋トマト農園、順調だということが分って頂けたと思います。
まだまだ収穫後半、がんばりまーす!
さて、世の中が三連休なら僕も休んじゃおう
ということで、幼馴染のジャンボと田舎育ちの野外音楽祭「大宴会in2011」に行って来ました。
会場は地元南会津の会津山村道場。
森に囲まれた芝生の広場。音楽聴きながら、ゆったりのんびり、ビールを飲みながら食べたり寝転んだり…。
時には、ワークショップに混ざったり。
いろいろ考えさせられました。そして、自分が進んできた道が間違っていないこと、ぶれずにこのまま進んでいける自信が持てました。
企画の中心は、地元の良さを知っている南会津の青年たち。素晴らしい…。
陰ながら応援したいと思います。
来年は、トマト収穫&大宴会ツアー企画しようかなぁ
トマトもいで、音楽聴いて、飲んで食べてキャンプして…。
中山うりさん、良かったなぁ…
http://www.youtube.com/watch?v=vzwoJn28GEA&feature=related
ジャンボ、ありがとね。
9月になり空気もひんやり。
和泉屋トマト農園前の田んぼも、だいぶ秋の気配が漂ってきた。
9月の第一週末、東京からまた頼もしい?トマト狩りOL隊(応援隊)がやって来てくれた。
初日はまず管理作業から。
長雨の続いたハウスは、灰色カビ病が発生しやすい。
そこで東京OL隊には、菌床となりやすい花カス・枯れ葉取りをやってもらった。
流石は指先器用な阪本部長
もときっちゃん、スーパーチサちゃんも、鋭い眼光・阪本部長の監視の下、作業を進める。
翌日は、早朝5時半からトマト収穫作業。
やはり、もぎ取りトマトかぶりつきが美味しい!
南郷トマト農家は必ず持っている「南郷トマトTシャツ」
トマトの会合などには正装として着用。
今回は希望の色が無く残念。
入荷を待とう!
阪本部長、もときっちゃん、チサちゃん、来てくれてありがとう!
また来いよ~!