奈良県大和郡山市にある「矢田寺」は、別名「アジサイ寺」とも言われるくらい有名なお寺です。
今回は、関西でも有名なアジサイ満開の「矢田寺」を紹介したいと思います。
「矢田寺」の歴史は、飛鳥時代にさかのぼります。壬申の乱(672年)の時、大海人皇子(後の、天武天皇)が戦勝祈願のため矢田山に登られ、勝利した後に飛鳥の地で即位され、勅命により知僧僧正が開基されました。知僧僧正は、遣唐使として唐に渡り、玄奘三蔵(西遊記で登場するお坊さん)から法相宗を学び日本に伝えられたそうです。
境内には、約60種・1万株のアジサイが、様々に形や色を変えて楽しませてくれています。丁度見ごろで、多くの参拝の方がおられました。
境内には、「みそなめ地蔵」をはじめ、多くの「お地蔵様」が見られ、もう一つのアジサイ寺「久米寺」とは、ひと味趣きの違うお寺でした。
散策の途中、別院にて精進料理とアジサイの形をした和菓子と抹茶をいただきました。
とても、美味しかったです。
梅雨の晴れ間の散策でしたが、何だかとて幸福な気持ちになれた一日でした!
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