泉飛鳥塾

「古(いにしえ)の都・飛鳥」の原風景と共に、小さな旅で出会った風景等を紹介したいと思います!

「飛鳥公開講座&ウオーク」

2015年10月21日 18時02分36秒 | 歴史

奈良県明日香村において、「帝塚山大学と古都飛鳥保存財団連携イベント」として「飛鳥公開講座&ウオーク」が実施されました。

今回は、10月に行われた「飛鳥公開講座&ウオーク」を紹介したいと思います。

この講座は、年に数回実施されています。今回のテーマは「天武朝の飛鳥」という題で、帝塚山大学の先生の講義が「国営飛鳥歴史公園館」の視聴覚で行われ、約40名位の飛鳥大好きの方々が熱心に受講されていました。

講義の内容は、「壬申の乱(672年)」・「飛鳥回帰と出飛鳥」・「飛鳥の宮」・「藤原京の計画」・「奈良盆地の古代道路復元」でした。

この講座の面白い所は、座学だけでなく大学の先生が一緒に郊外にでて、案内・説明されることです。色々な角度からの説明に、大変興味を持ちました。

郊外学習のコースは、「飛鳥歴史公園館前」(スタート)-「中尾山古墳」-「天武・持統陵古墳」-「菖蒲池古墳」ー「植山古墳」-「春日神社・スサノオノミコト神社・八咫烏神社」ー「五条野丸山古墳」(解散)でした。各場所において、詳しい説明がおこなわれ、質問にも丁寧に答えられていました。

今回とても興味深かった場所は、「植山古墳」の周辺に所在する「春日神社・スサノオノミコト神社・八咫烏神社」です。

「植山古墳」から出土した扉材の一部と考えられる石材が、それぞれの境内の「踏石」の一部として転用されていることです。

何かの資料に、このことが書いてあったので以前に探したことがあったのですが、見つけられませんでした。

今回、念願の「植山古墳」から出土した扉材の一部と考えられる石材を見ることができて、とても嬉しかったです。

飛鳥の楽しみ方は色々あると思いますが、今回のこのような「飛鳥公開講座&ウオーク」もその一つだと思います。それにしても、「飛鳥」は面白い!

                                                    

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 見事なダリアが見れる 「馬... | トップ | 「古都 飛鳥文化祭」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

歴史」カテゴリの最新記事