泉飛鳥塾

「古(いにしえ)の都・飛鳥」の原風景と共に、小さな旅で出会った風景等を紹介したいと思います!

明日香村のどこからも見える?「牽牛子塚(けんごしづか)古墳」(2)

2023年01月21日 08時37分32秒 | 歴史
奈良県明日香村には、飛鳥時代の「斉明天皇」との関わりのある古墳?があります。
ふとこれらの古墳は、血縁関係のある「斉明天皇」が眠っている「牽牛子塚(けんごしづか)古墳」を意識して築かれたのではないかと思いました。
とすると、ひょうとして「斉明天皇」と血縁関係のある古墳から見えるのではないかと思い、確かめてきました。
前回は、「天武・持統天皇」陵・「鬼の雪隠・俎板」古墳でした。
今回は、「高松塚古墳」・「キトラ古墳」を紹介したいと思います。

〇「斉明天皇」と血縁関係のあると思われる古墳
3「斉明天皇」の孫(天武天皇の皇子である忍部皇子)が葬られているかもしれないとされる「高松塚古墳」? ※諸説あり
「高松塚古墳」は、国営飛鳥歴史公園内高松塚周辺地区の東に位置する古墳です。石室の壁画が有名です。7世紀末から8世紀初頭にかけて築造された終末期古墳で、直径23m(下段)及び18m(上段)、高さ5mの二段式の円墳です。
ここからは、はっきりと見ることができました。
「牽牛子塚(けんごしづか)古墳」からも、ほんの僅かですが見ることができます。

   

4「斉明天皇」の孫(天武天皇の皇子である高市皇子)「キトラ古墳」? ※諸説あり
「キトラ古墳」は、檜前(ひのくま)の集落を越えて阿部山に向かう山の中腹にあります。二段築成の円墳で、上段が直径9.4m、テラス状の下段が直径13.8m、高さは上段・下段あわせて4mを少し超えると推測されています。7世紀末から8世紀初頭にかけて築造された終末期古墳です。
 ここからは、残念ながら檜前(ひのくま)に丘陵がありと見ることができませんでした。

    
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