大和には、「花まんだら」・「花の御寺」等と呼ばれ「花」の名所が多いようです。
「大和の花だより」ということで、春から初夏の「花」の名所を数回に分けて紹介したいと思います。
最初に紹介するのは、現在「バラ祭」りが行われている「花まんだらのおふさ観音」(1)です。
奈良県橿原市小房町にある寺院 「おふさ観音」の境内は、色とりどりのバラをはじめ、四季折々の花々が楽しめるお寺です。美しい境内が仏様の世界にも例えられ、「花まんだら」とも呼ばれています。
ここにはかつて大きな池があり、1650年のある日に「おふさ」という娘が白い亀の背中に乗った「観音様」を見たことから、小さなお堂を建て観音様をおまつりしたのが起源とされています。ご本尊である十一面観音様は、身体健全、厄除け、ボケ封じをはじめ開運、良縁、学力向上などさまざまな願いを叶えてくださるとして、多くの参拝者が訪れています。
現在「おふさ観音」では、バラ祭り(5月15日~6月30日 )が行われています。イングリッシュローズを中心に現在3,800種、4,000株のバラが、可憐に優雅に咲き競います。
境内は、バラの香りがいっぱいでバラが好きな方にとっては必見のお寺かもしれませんね!
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