泉飛鳥塾

「古(いにしえ)の都・飛鳥」の原風景と共に、小さな旅で出会った風景等を紹介したいと思います!

 「長岳寺のかきつばた2018」

2018年05月13日 20時55分39秒 | 散歩

日本最古の官道として知られる「山の辺の道」沿いに、背後の山と一体化したような樹影濃い「長岳寺」があります。

「長岳寺」の境内は、四季折々の花が美しく咲きます。ことに4月下旬から5月上旬に咲く平戸つつじ(約1000株)は圧巻です。また5月中旬から下旬にかけ本堂前の池に咲く「かきつばた」も水面にその清楚な姿を映し見る人の心をなごませます。

今回は、例年より早く咲いた「長岳寺のかきつばた2018」の様子を紹介したいと思います。

奈良県天理市柳本町にある「長岳寺」は、824年に、淳和天皇の勅願で弘法大師が創建したと伝わります。釜の口山という山号から「釜の口のお大師さま」と呼ばれています。文化財が多く、鐘楼門、庫裡として使われ三輪そうめんを食せる旧地蔵院、旧地蔵院本堂、また本尊の阿弥陀三尊などは重要文化財です。花の道は、寺と共に歴史を刻んだ日本最古の鐘楼門(重文)へ、さらに江戸時代再建の本堂へ導きます。本尊は、西方かなた十万億土に極楽世界をひらいて、末法の世に生まれた私たちを救って下さる阿弥陀如来(重文)です。見どころ満載のお寺です。

例年より早く咲いた「かきつばた」は、今年も水面にその清楚な姿を映していました!

                         

 

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