♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

新曲の試聴

2006年01月08日 | 演歌・歌謡曲
★今月から来月にかけて発売される新曲を試聴したうちで、女性歌手4人について取り上げたい。なかなかいい曲がそろったように思う。

一葉 『涙のリバー』
前作『旅立ちの駅』もいい曲だったが、新曲はさらにいい感じだ。前作のような演歌っぽい曲もうまいし、こういう歌謡曲調も絶品。スケール感のある曲という感じで、彼女の歌唱力、そしてハスキーな声が生きている。関西弁の歌詞というのが面白い。大阪もののようだ。

天童よしみ 『いのちの限り』
内容的には人生讃歌、また夫婦のしあわせ演歌といった感じのようだが、紅白で『川の流れのように』を熱唱した彼女にふさわしい曲だと思う。じっくり取り組んで、今年の紅白ではカバー曲でなく、堂々とこの曲を唄ってもらいたい。

音羽しのぶ 『風の吹きよで』
彼女はデビュー5年目というが、この新曲を聴いていると、もうベテランのように思えてくる。わびしい内容の曲のようだが、持ち味の低音が効果的に生きている。作詞が星野哲郎氏、作曲が叶弦大氏と大物コンビで力の入れようが伺える。

上杉香緒里 『おんな酒』
海峡ものが続いていた彼女の今度の新曲は、しっとりした酒ものの演歌である。作詞の城岡れい氏といえば、山本譲二の『名もない花に乾杯を』で注目された大阪在住の新進女性作詞家であり、チャン・スーの『昼顔』も作詞している。試聴で一部分聴いただけだが、女性らしい細やかな感情を表した歌詞で、それを上杉香緒里がうまく歌い上げているようだ。

★明日からいよいよ竹川美子がパーソナリティの「ひるの歌謡曲」が始まる。取り上げる歌手は、氷川きよし・田川寿美・門倉有希・水森かおりの4人で、若手トップ人気の男女二人に加え、実力派の女性二人という豪華なラインアップだ。長く待ったかいがあったといえる。13日のマイセレクションもいい選曲で楽しみだ。

コメント (4)