♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

演歌百撰より

2006年03月09日 | 演歌・歌謡曲
★今週はNHK歌謡コンサートは録画を忘れて、見ることができなかったが、「演歌百撰」を録画で見た。渥美二郎がマンスリーゲストだった。その中から3曲を取り上げてみたい。

*渥美二郎 『哀愁』
『慟哭のエレジー』に続く、デビュー30周年記念の第二弾とのこと。前作がタイトルも曲調も重かったのに比べ、今回は意外なくらいあっさりしたタイトルだ。曲の感じは五木ひろしが唄う曲のようなイメージがあった。実は10周年のときに出したアルバムの中に入っていた曲で、20年間ずっと暖めてきて晴れて世に出るといったところ。

*黒川真一朗 『グラスの氷』
曲の一部は前に試聴していたが、テレビで初めて見て目を引いたのがライトブルーの華やかな衣装と、派手な振り。氷川きよしをイメージしたのだろうか。これが3作目となり、毎回イメージが変化する。今回は明るさ、軽快さにポイントを置いた感じだ。
私は彼を初めて見た『家族』のときの印象が大変よかったので、今回もどうも物足らないのだが。

*松原のぶえ 『霧幻海峡』
「夢幻」ではなく「霧幻」である。こんな単語は辞書にものっておらず造語であろう。でもこの曲の歌詞にはどこを探しても「霧幻」は出てこない。初めて聴く人にタイトルを当ててごらんと言えば、10人中10人が「北海峡」と答えるだろう。それではあまりに平凡だから凝ったタイトルにしたようだ。
タイトルはさておき、歌詞もメロディーも直球勝負の演歌である。ベテランの味を聴かせてくれる。
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