野田佳彦首相は、財務官僚に魂を売り渡して、国民を裏切ったが故に民主党の葬儀委員長となる運命だ

2012年04月06日 01時28分13秒 | 政治
◆社会現象のトレンドには、必ず前兆が現れる。これは、政治や経済現象についても同様のことが言える。日本政治の現象では、政権与党である「民主党崩壊」の前兆があちこちで現れてきている。
 それらのなかで、顕著なものが、マスメディアだ。以下、ピックアップしてみよう。
 ①朝日新聞が4月5日付け朝刊「1面」トップから「2面」にわたり面白い記事を掲載し始めている。「民主党政権 失敗の本質[1]」「脱官僚 の裏で握手 政権交代前 財務省幹部と密告」「予算も人事も結局 財務省」「主計局長『編成やりますよ』」「野党時に掲げた 政治任用 撤回」(村松真次記者)という見出しをつけて、鳩山由紀夫、菅直人、野田佳彦の歴代政権による国民に対する「民主党の裏切り」のプロセスを追跡している。
 ②週刊文春が4月12日号で、「さらば、民主党政権!衆院選挙『全選挙区』緊急予測 民主144VS自民209VS維新+みんな76」「維新の会 大阪19選挙区のうち17を制圧!」「鳩山、菅、野田 歴代首相落選危機」などと見出しをつけて、大惨敗と急激な凋落振りを予測している。
 ③潮が5月号の特別企画「『日本政治』を問う」のなかで、「『マニフェスト総崩れ』で正当性なき民主党」(東京工業大学名誉教授・田中善一郎)という柱を立てて厳しく批判している。 ④日刊ゲンダイが4月6日付け紙面「1~2面」で、「醜態をさらす政権党は解党が必要」「小沢一郎は野田一派を除名し真正民主党として再出発し解散総選挙で国民の声を聞け」「今の野田政権では国が壊れる」「この国に今なぜ無用の混乱を招いているのか、首相が狂っているからなのだ」「政治決断が必要な政策から逃げ回る野田一派」「公約違反の連中こそ民主党を去れ」「いつまでバカに国を任せるのか」と断罪している。
 マスメディアの論調は、次第に「野田佳彦政権離れ」してきていることがわかる。しかも、単なる政権批判という域を超えて、「民主党自体」への失望感が鮮明になってきている点に注目しなくてはいけない。
 民主党結党(1996年9月28日)時、鳩山由紀夫代表(元首相)は、私の取材に対して、「この党は、10年の時限政党だ」と話していたのが、まさらながらに思い出される。
 結党からすでに15年7か月を経過しようとしているので、やや延命している。だが、
民主党は、小選挙区比例代表並立制導入による初めての総選挙(1996年10月21日)を目前にして、既成政党にいては当選が危ぶまれる政治家を助ける一種の「救命艇」のような形でバタバタと慌てふためいて結党された。この意味で政治的に左から右まで、ごった煮でスタートしていたので、思想信条、政治理念や哲学、ビジョン、政策によりまとまっていないまま今日まできている。これは、未だに党綱領を掲げることができないということに、はっきり表れている。
 一言で言えば、自分が当選できればよいという私利私欲に凝り固まった政治家が烏合の衆の如く集まってるのが、民主党の実態である。だから、国民との約束も平気で破り、ケロッとして、菅直人前首相のように政権延命のみに執着することになる。
◆こうした烏合の衆の前面に、「大阪維新の会」(「維新政治塾」)率いる大阪市の橋下徹市長のように「日本の統治機構を根本から変える」といような歴史を動かすかも知れない政治家が現れると、民主党のように確固たる信念も国家目標も持たず、強固な支持基盤も築いていない「幽霊政党」は、その存在意義すら主張できず、ひとたまりもなく、木っ端微塵にされてしまう。とくに、消費税増税が、国民を犠牲にして、財務官僚の利権拡大に使われるという「浅ましい根性」がミエミエになってくると、この手助けに血道を上げている野田佳彦首相の「卑しさ」と「馬脚」がバレバレにもなってくる。
 橋下徹市長は4月4日、大阪市内で東京都の石原慎太郎知事と会食して、「維新政治塾」の講師を依頼して、快諾を得たという。これは、明らかに今後の連携強化を誓い合ったことを示している。その夜、橋下徹市長は、ツィッターで、消費税増税に反対し、小沢グループの約30人が党役職などの辞表を出していることを受けて、「小沢(一郎)先生に理があるのは明らか」と小沢一郎元代表を批判する朝日新聞社説に反論して、小沢一郎元代表を擁護した。このツィッターは、橋下徹市長を触媒的核として、石原慎太郎知事、小沢一郎元代表、みんなの党の渡辺喜美代表、名古屋市の河村たかし市長、さらに国民新党の亀井静香代表(橋下徹市長はまだ受け入れを容認していない)らが、まさに雪の結晶のように1つの大勢力へと固まりつつあることを示している。
 明治政府は1885年12月、太政官制度を廃止して内閣制度設置、中央集権体制を敷いて127年もの間、旧大蔵省・財務省支配の官僚政治を行ってきた。橋下徹市長らは、これを根底から打破して、「真の地方分権政治」を実現しようとしているのである。その行く手を阻んでいるのが、いまや野田佳彦首相、勝栄二郎財務事務次官をはじめとする財務官僚、その他の中央府省の官僚群であり、既得権益にしがみついているマスメディアなどである。これらは、文字通り「抵抗勢力」なのだ。という意味でも、国民を裏切った野田佳彦首相の下での民主党は、崩壊は免れない。野田佳彦首相は、財務官僚に魂を売り渡して、国民を裏切ったが故に民主党の葬儀委員長となる運命にある。

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